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ちょっとは、褒めた方がいいのでは?

J-waveの番組で「BIBLIOTHECA」を毎週聴く。先週のテーマは「多重知能」であった。                             いつもは、クーラーの効いている部屋で聴くのだが、先週は暑い中、散歩をしながら聴いた。

山口周さんが、毎週深い視点で考察されている点が気に行っている。いつも目から鱗が落ちるので。。。お薦め本は、番組終わりに「ポチ」してしまうのである。。。以下はJ-waveのHPより。

『参考図書は、ハワード・ガードナーの
『MI:個性を活かす多重知能の理論』です。

「多重知能」とは、ハワード・ガードナーが唱えた人間の知能に関する新しい理論。
従来の学校教育では、論理的な数学と言語(おもに読み書き)で学生の発達を
見てきました。
従来のIQ知能テストも、論理数学、言語、空間知能のみをカバーしてきましたが、
これだけでは、人間の知能の一部しか評価されていないと言われています。

そこで、ガードナーは人間の知能には8つのカテゴリーがあるとしました。
それが『多重知能』理論。

「言語的知能」と「論理的数学的知能」の
2つは、従来の学校教育で尊重されてきたものです。

ガードナーの提唱した「知能」は、そのほかにあります。

「身体運動的知能 」は、
問題を解決する・何かを作り出すために体を使う能力。
スポーツ選手やダンサーなどに代表される知能ですが、
工芸家や機械工、外科医など技術方面の専門職にも重要と考えられています。→ドジャースの大谷選手を取り上げていました。(番組では)

ほかにも…
「空間的知能」は、空間およびその中に含まれるモノを的確に認識する、
その認識を自由に転換させられる能力。
広い空間であれば、パイロットや航海士が用いる能力で、
限定された空間であれば、建築家やグラフィックデザイナーが用いる能力と
考えられています。

このような知能は、芸術分野で活かされますが、
なかなか学校では評価してくれないものです。

多面的に子供達の能力を見てあげないと、
大事なところを見逃し個性を育てられないと思われます。

『多重知能』理論の中核にあるのは、「人間は必ず複数の知能を持っている」が、
「それは人によってある知能が強かったり、弱かったりする」という考えです。
教育の現場では、各方面の知性を発達させると同時に、
それぞれが異なる”強い知能“を持っていることを知っておかないといけません。
そして、短所を罰するのではなく、長所から学ぶようにすべきであります。

それは教育現場だけではなく、家庭での子育てでも同じだと考えられます。』

この話の中で、「ピグマリオン効果」について取り上げて説明をしていた。

・「ピグマリオン効果」は、教育心理学の1つで教師が相手に期待をかけると、当該対象者の成績が上昇する教育効果らしい。
確かにそのような教育効果はあるなと首肯した。確かに・・・ある。

私は、多重知能より、「ピグマリオン効果」に興味を持った。なぜなら企業の中で、「逆ピグマリオン効果」ってある感じがしたからである。

社員に対して、「期待をかけない」と、時間を経ることに社員の人事考課(成績)が低下するのが経験則で一致したから。

5年、10年でゆっくり、なだらかな坂道をころげ落ちるように・・・そのうち加速度がついて。どちらかというと、社会に出たら、「あるある」なのではないか。

最近、人的資本について、企業は「開示」している。どこの会社も耳障りの良い「ワード」を掲げている。まー、それはそれとして。。。

そんな美辞麗句より、社員を「ちょっとは褒めた方がいいのでは?」・・・

長い目でみたら、褒めた方が「会社全体のモチベーション」上がってそれに連れて業績も上がって行く。。。

また、今週もJ-wave で、耳学問をします。。。楽しみ>>>










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