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Lucy in the sky|Ethiopia
※写真はAI画像生成なので、実際の人物や記事内容とは無関係です。
皆さん、こんにちは。
今日は最古の人類とされる
「ルーシー」を紹介したい。
1.エチオピア国位置図
まずは地理のお勉強として、
ルーシーが発見された
エチオピア国の位置から確認しておこう。
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エチオピアは、
ソマリア、ジブチ、ケニア、ウガンダ等
に囲まれた内陸国であることが分かる。
実際にルーシーが発掘されたのは、
アワッシュ川流域ということだ。
2.エチオピア国概要
できるだけ正確な情報をお伝えしたいので、
ChatGPTの手を借りて、
国全体の概要から紹介する。
エチオピアは、アフリカ大陸の東部に位置する内陸国で、長い歴史と豊かな文化を持つ国です。以下はエチオピアの概要です。
基本情報
正式名称: エチオピア連邦民主共和国 (Federal Democratic Republic of Ethiopia)
首都: アディスアベバ (Addis Ababa)
面積: 約1,104,300平方キロメートル(日本の約3倍)
人口: 約1.2億人(2023年推定)
言語: アムハラ語(公用語)、オロモ語、ティグリニャ語、ソマリ語など80以上の言語が話されている。
地理
エチオピアはアフリカの角(Horn of Africa)に位置し、北にエリトリア、東にジブチとソマリア、南にケニア、西にスーダンと南スーダンと接しています。
エチオピア高原が国土の大部分を占め、高地と低地が入り混じる地形。
ナイル川の主要な支流である青ナイル川の源流を持つ。
気候は高地の冷涼な気候から低地の乾燥した気候まで多様。
歴史
古代:
紀元前1世紀頃、アクスム王国が成立。アクスムは紅海交易を支配し、古代文明の中心地となった。
エチオピアは早期にキリスト教を受け入れ、4世紀には国教化された。
中世:
ザグウェ朝やソロモン朝が統治。
岩窟教会で有名なラリベラが建設された時期。
近代:
1896年、アドワの戦いでイタリアの侵略を撃退し、アフリカ唯一の独立を維持。
1936年~1941年、イタリアに占領されるが、第二次世界大戦後に独立を回復。
現代:
1974年、帝政が廃止され、社会主義政権が成立。
1991年、現在の連邦制に基づく体制に移行。
2019年、エチオピアのアビィ・アハメド首相がノーベル平和賞を受賞。
経済
農業が主要産業で、特にコーヒーの生産が重要(コーヒー発祥の地とされる)。
繊維、皮革、鉱業なども成長中。
工業や観光産業の発展が期待される一方で、インフラ整備や貧困削減が課題。
文化
コーヒー文化: エチオピアはコーヒーの発祥地とされ、伝統的なコーヒーセレモニーが日常的に行われる。
宗教的遺産: ラリベラの岩窟教会やアクスムの遺跡など、世界遺産に登録された歴史的建造物が多い。
多様な民族: オロモ人、アムハラ人、ティグリニャ人など80以上の民族が共存しており、それぞれ独自の言語や文化を持つ。
3.ルーシーとは
ルーシーに関する概要も
ChatGPTに聞いてみた。
発見地
エチオピア北部のハダール(Hadar)という地域。
アワシュ川流域のアファール盆地。
発見日
1974年11月24日。
発見者
アメリカの古人類学者ドナルド・ジョハンソン(Donald Johanson)とフランスの地質学者モーリス・タイーブ(Maurice Taieb)の研究チーム。
学名
アウストラロピテクス・アファレンシス(Australopithecus afarensis)。
年代
約320万年前。
骨格の特徴
ルーシーの骨格は40%が発見されており、当時としては非常に保存状態が良好でした。
身長:約105cm(小柄)。
体重:約27kg。
脳容量:約375~500cc(現代人の約1/3)。
二足歩行の特徴が確認されており、人類進化における二足歩行の証拠として重要です。
名前の由来
発見時、ビートルズの楽曲「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」(Lucy in the Sky with Diamonds)が発見チームのキャンプで流れており、それにちなんで「ルーシー」と名付けられました。
進化的意義
ルーシーは「猿と人類の中間的存在」として知られ、二足歩行をしていた証拠が骨格から確認されています。
一方で、腕の長さや指の形状は木登りに適応していたことも示しており、樹上生活の名残もありました。
ルーシーの発見により、二足歩行が人類の進化において非常に早い段階で発達したことが明らかになりました。
発見の意義
人類がどのように進化してきたか、特に二足歩行の起源を理解する上での重要な証拠となりました。
後の発掘や研究の基礎となり、人類進化の系統樹をより明確にする助けとなりました。
4.エチオピア体験記
治安
実際にエチオピアに滞在していた印象としては、
首都アジスアベバは割と治安もよく、
日本とはまたレベルが違うのかもしれないが、
一人で歩いていてもそれほど危険は感じない。
ただし、
現地でのニュースや、
メディアによる報道内容によれば、
政治的不安定や民族間対立があり、
国内の平和維持が必要な状態だ。
気候
気候的には非常に過ごしやすかった。
寒い時は15℃前後
暑い時期は28℃前後までだったので、
極端な暑さや寒さもなかった。
山岳地帯や低地もあるが、
標高が高めということも影響している。
国民
個人的な主観でしかないが、
エチオピアの公用語は5種類もあると聞いているが、
実際のコミュニケーションは英語で十分だった。
たいていの人が英語で通じるので、
食事、移動、宿泊等でもほとんど問題がなかった。
直接会った人達は温厚で、
危険を感じることも少なく、
こちらからも話しかけることで、
スムーズな会話ができた。
コーヒーの発祥地
エチオピアはコーヒーの
発祥地とも言われている。
南西部には「カファ」という街があり、
それが
アラビア語、イタリア語、スペイン語等
を経由して、
英語でも「Coffee」という
名称が使われるようになったそうだ。
現地では
絵本やはがきなどにもなっている。
簡単なストーリーとしては以下の通りだ。
ある日、
羊飼いの少年が、
一部の羊だけやけに元気がいい
ということに気がついた。
そのうちその羊たちが、
ある木の実を食べていたことがわかったので、
それを自宅に持ち帰って家族に話し、
それを煎じて飲んだら
とても美味しかったということだ。
そしてそれが街中で噂が広がり、
コーヒーが有名になったそうだ。
現地では実際にカフェもたくさんあり、
安価で美味しいコーヒーが飲めるので、
私も日常的にカフェに寄っては
楽しむことができた。
5.ルーシー:名前の由来
ルーシーについては、
やけに現代風の名前だなと不思議に感じたけど、
後で調べてみたら、
発見した研究チームのキャンプで、
ビートルズの曲、
「Lucy in the sky with diamonds」
を聞きながら作業をしていたということと、
発見当時には
それほど重大な発見だとは
誰も思っていなかったので、
気軽にビートルズの曲名から
「ルーシー」と名付けたものの、
後になって重大な発見だと気がついたらしい。
考古学者達も、
地味な作業をずっと続けているので、
きっと気楽に考えていたのだろうね。
何だか親近感が湧いたよ。
6.映画「ルーシー」
この記事で紹介しているルーシーにも関連して、
映画「ルーシー」もあったので、
思わずにやっとしてしまった。
映画の概要は以下の通りだ。
(Perplexityより)
2014年公開のSFアクション映画「LUCY/ルーシー」は、スカーレット・ヨハンソン主演の作品です。
ストーリー概要
台北のホテルで、ごく普通の女性ルーシーがマフィアの闇取引に巻き込まれます。体内に新種の麻薬CPH4を埋め込まれ、その薬物が漏れ出すことで、人間の脳が通常使用する10%ではなく、徐々に能力を解放していきます
主な展開
マフィアに強制的に麻薬の運び屋にされる
脳の機能が超活性化し、超人的な能力を獲得
物理的制約を超え、心を読んだり物体を動かしたりできるようになる
最終的に時間と空間を超越した存在となる
最後にUSBメモリに知識を保存し、人類に託す
映画の特徴
リュック・ベッソン監督の作品で、人間の脳の未使用部分の可能性を探求するSFアクション映画。スカーレット・ヨハンソンとモーガン・フリーマンが主要キャストを務めています。
この映画では、
最古の人類としての
「ルーシー」が出てくる場面もあり、
美人のスカーレット・ヨハンソンが
ルーシーと名付けられていたのも面白かったよ。
ということで今日のお
話は以上だ。
また次回よろしく。