第449話 地方都市のドーナツ化現象
ニッポンのみなさん
こんばんは。
公務員大家ダイモンジです。
このブログでは、
50代を目前にしたワタクシが、
勤め人最後の10年間を乗り越え、
明るい老後を迎えるために、
毎夜、熱く語らせて頂いています。
前回のテーマは、
「母性化は日本をダメにする」
でした。
今回のテーマは
「地方都市のドーナツ化現象」
です。
よろしくお願いします。
現在、我が町でも
隣町でも、
ドーナツ化現象が起こっています。
しかし、ただのドーナツ化現象ではありません。
第2次ドーナツ化現象だとワタクシは考えています。
ちなみにドーナツ化現象とは、
子ども世代が町中を離れて、郊外に家を建て、
郊外の人口が増えていき、
町中の人口が減っていく現象のことです。
我々の親世代が郊外へ移り住んでいったのは、
1970年代~80年代のことだと
推察します。
そこから、ドーナツ化は一気に加速し、
郊外へたくさん家ができたり、
小学校やスーパーができるようになりました。
この時代のドーナツ化現象を、
第1次ドーナツ化現象と申しましょう。
今はどうなっているかと言うと、
町の中心部へ人は帰ってくることなく、
更に、外側にドーナツ化が進んでいます。
我々の町では、N町の開発が進んでいますね。
隣町では、E町の開発が進んで、
人口が増えています。
一方、町の中心部はマンションが乱立し、
これまた人口が増えているように一見、思えるのですが、
マンションに住まわれている方は、
いわゆる、お金持ちのご老人が多いようです。
若い世代が手を出せるような代物ではない、
と言うのがワタクシの感覚ですね。
と言うことで、
ワタクシが住む地方都市では、
更に郊外化が進み、
家が建ち続けている状況があることがある、
ということです。
この現象から、もう一つ言えるのは、
コメ農家が減っている、
という現状です。
宅地造成の元の土地は、
耕作放棄地です。
今の現役世代が、コメ作をしなくなったので、
農地が宅地に変わってきた、という現実があるようです。
他方、このことから、不動産事情で何が言えるのか?
ワタクシは、こう思います。
「中心部の古い家を買え。」
です。
中心部は、駅や飲み屋街に近い、
スーパーや病院、銀行があるなどがあり、
それらが徒歩圏内になることが
絶対的有利性です。
また、我が町は観光地ですので、
町の中心部で働きたい、移住者の方々にはうってつけ
なのが、町中の古い物件なのです。
つまり、移住者にとって需要があるわけですね。
あとは、山手に住みにくくなった、
ご老人世帯にも、平地の戸建てはおすすめです。
平地ですので、移動がしやすく、
徒歩圏内に、生活に必要なものは、大体、
整いますからね。
そんな感じで、
町の中心部には、新築は建てられないかもしれませんが、
移住者やご老人に賃貸の需要がある、
と申し述べて、
ワタクシのご報告を終わらせて頂きます。
それでは みなさん
ダンケシェーン