第201話 臼をどかせろ!
家族や友人と楽しく暮らすことを目的に書かせて頂いています。家族や友人
と楽しく暮らすことを目的に書かせて頂いています。
昨日は、意外な入居者
というお話をしました。
今日は、臼をどかせろ!
という話をさせて頂きます。
倉庫のような貸家の工事が終わり、
いよいよ、ベッピンさんの入居が近づきました。
その前にやらねばならぬことがありました。
それは、庭に鎮座する、臼の撤去です。
みなさんは、臼って、ご存知ですか?
そうです。
猿蟹合戦で、上から降ってきて、
サルを懲らしめる、あの臼です。
古い物件では、たまに出てきます。
昔は、このお宅でも、
お餅つきをされていたのでしょう。
わが地方の臼は、木ではありません。
石でできています。
この臼が重いのなんの!
私はラグビー経験者なので、体力に自信がありますが、
(さすがにこの重さでは、一人で軽トラに乗せられんな・・・。)
と思いました。
そこでたまらず、夏太郎(仮名)に頼むことにしました。
彼は、私の息子です。
高校2年生で、とにかく多忙な奴です。
部活に、勉強に、バンド活動に・・・
中々、つかまりません。
しかし、あの重い臼を移動させるには、
どうしても、彼の力が必要なのです。
「夏太郎(仮名)!!」
私は、勇気をふりしぼって、声をかけてみました・・・。
それでは みなさん
ダンケシェーン