「友と呼べる唄 出逢えた」って話。
ども、しだしです。あけましておめでとうございます。
早いもので2024年も始まって1週間が経とうとしてます。この1週間、本当にいろんなことが起こりすぎてますね。これ以上、何も起こらないことを願っています。(いいことはずんずん起きてくれ!)
話は変わりまして今日は1月7日。GReeeeNファンにとっては聖なる1日と言っても過言でないですよね。
さいたまスーパーアリーナのライブから7年、そして大阪城ホールでのライブから1年が経つ今日。
僕は昨年のライブのことを一生忘れたくないので、今日は1年前のライブ「GReeeeNと不思議な大集合 ~リーナルーデ 大脱走•破•急 2023~」の感想をだらだら書いていきます。
——あらかじめ書いておきますが……——
・以下の文は1年前、ライブ後に帰りの夜行バス内で書き残していたものをコピペしたものになります。その時ですら記憶が怪しかったので、もしかしたら知らず知らずのうちに自分の都合のいいように捏造してる部分があるかもしれません。
・あくまでも『僕が感じたもの』を徒然なるままに書いているだけなので、悪しからず。
・また、ここでは全ての曲には触れず、僕が特に印象に残ったものを挙げていきます(全曲分の感想が残ってなかっただけです)。
本編(本人登場前まで)
1. 開演前
会場に集まる人の多さに、今までのツアーとは違う何かを感じた。
入場時、録画録音防止のため双眼鏡禁止と言われた。当然その意味もあるだろうけど、これは双眼鏡を使うと本人の姿が見えてしまうような演出があるのでは? と思った。
開演前、流れていた音楽で2016年12月に放送されたSONGSを思い出した(聞くところによると、なしたツアーの時に流れてたものらしい)。
2. 僕らの物語
まさか開幕がこの曲とは!
以前、インタビューをしてもらった時に考えを深めていた、思い入れのある楽曲だったので、イントロのストリングスの音が聞こえてきた時は鳥肌がすごかった。
声出しも解禁となり、『Oh Yeah!』の部分、一緒に歌えて楽しかった。
3. イカロス
久々のセトリ入り、さらにはタオル回しも久々。楽しかった。何なら聴いたのも久々だったから破壊力が違った。
やはりイカロスがあるのとないのでは、ライブの盛り上がりは大きく変わるなって感じた。ライブのイカロスは最強。
4. NEW LIFE
まさかこの曲が来るとは思ってなかった(前回のアリーナでも『パリピポ』が流れたので、『レゲレゲ』あたりが来るのかなと思ってたら違った)。
この曲もみんなで『WOW WOW』言えて楽しかった。
中学の時、めちゃくちゃ聴いてた思い出があって、何かあの頃から今日まで頑張り続けてきてよかったなって気持ちになった。
5. 刹那
やっとライブでこの曲が聴けた。感無量。
受験を理由にさいたまに参戦しなかった自分、あの選択を正しいと思えたのは、このライブに参戦できたから。本来この歌詞が意味する状況とは違うとは思うけど、ライブ中の自分に深く刺さった。
あと、HIDEさんがこっち側(SOHさん側)にきて歌ってくれたのが印象的だった。
(この後、代々木ではここから先しか楽しめなかったのもあり、今となっては救いの一曲です)
6. 愛し君へ
刹那からの流れでこれはずるい。
この日を迎えるまで、辛かったことの多くをGReeeeNの曲が乗り越えさせてくれた。
ここも本来の歌詞の示すこととはズレてるかもしれないけど、この歌詞に尽きた。
7. ありがとうなんて言わなくても全部わかってるんだ feat. JIN
この曲もすごく自分の中で大切な曲。
まあ、泣きました。ええ、泣きましたとも。
振り返れば、これまで生きてきた中で辛かったことや楽しかったことなど、GReeeeNの曲と共にあった一つ一つの思い出が溢れ、寂しくなる。けど、それと同時に負けないと誓えるだけの勇気と希望をもらえた。
8. 本編終了後
CGHIDEさんと尾田さんHIDEさん(伝われ)が手を合わせて異変が起こる。GReeeeNのロゴが黒いスクリーンに映し出される中、ステージに並べられだす楽器たち。その様子を見た観客から起こった、ただ騒がしいだけじゃない、独特なざわめき。
会場の雰囲気がガラリと変わったのを肌で感じ取った。
nishi-kenさんがステージに登場した時は「いよいよくるぞ」と言う謎の感覚を覚えた。
本人登場後(ここからが“ライブ”でした)
9. 道
四色の蒸気機関車がステージを駆け巡り、スクリーンには四色の光がゆらゆらと漂う。
ステージが暗転し、次に明るくなった瞬間。自分の目に映ったのは、いつのまにかステージの上(先ほどまで歌詞が映し出されていた場所)に現れていた四つのシルエット。何やら音がする。ピアノの音だ。
幕越し、フードをかぶっていると思われる四人が、マイクを持っていない方の手で指差ししているのがはっきり見えた歌い出し。爆音で正確には聞き取れないけど、CD音源よりも若干低めの歌声。音源とは違う生の楽器の音。特にドラム。ライブ特有の乾いたスネアに耳をつんざくシンバルの音。
その時やっと「目の前でGReeeeNが歌ってる」、「GReeeeNってこの人たちなんだ」、「自分は今日、GReeeeNのライブに来てたんだ」という色々な理解が追いついた。
そしてそれを頭が理解した瞬間から涙が溢れて止まらなかった。マスクはびしょびしょ。鼻水も出てたから余計に。
先ほど(ライブ本編)までメンバーのシルエットが映っていたモニターには、道の歌詞が表示されている。シンプルに黒の背景に白の文字で。
メンバーの動きはモーションキャプチャーの時と変わらないが、やはり生身の人間らしく、重さ(伝われ)も感じる。HIDEさんの動きが若干抑えめになっているのを見て、より現実味が増して胸が高まった。
二番の入り(『振り返ると歩んできた道のり』のところ)、歌い方が明らかにCD音源と違っていて、やはり生歌なんだってなった。
最後のサビ、「君と言う名のこのstory」がHIDEさん以外が歌う入りになっていて、ここでもライブ感、すなわち「今、この場限りの『道』」という実感を得ることができた。
普段のツアーでは、「そこ、分裂しない限り絶対歌えないでしょ」みたいなパート分けが頻出する中、この時は「GReeeeNが4人組のボーカルグループである」ことを最大限に生かした、ライブならではのパート分けになっていて、感無量でした。「これが見たかったんだーーーー!!!!」と、心の中で叫んでました。
10. キセキ
現代日本で知らない人の方が少ないのではないかとさえ思うほどに有名なあのピアノのイントロが流れ出し、大阪城ホールは今日一番の盛り上がりを見せた。
二番の歌い出しがnaviさんになっていた。CD音源だとHIDEさんとnaviさんが二人で歌っているところだが、1番のサビの歌い終わりから地続きなので、(さっきも書いた通り)HIDEさんが二人に分裂しない限りきっちり歌うことは不可能なパート分け。ここでもライブを感じられた。
二番が終わりラップに突入。
余談だが、自分はカラオケでキセキを歌う際、このラップパートを低音にアレンジして歌うことが多い(喉がもたないので)。そのため前々から、ここは低音ラップが映えそうだと思っていた。
そしたらまさかの本家が生パフォーマンスでやってくれたでありませんか。
まあ、ぶち上がった。普段のツアーもこのパート分けでいいなぁ……
ラストのサビはライブ仕様(ラストのサビを2回し)。
「久しぶりの声出し&『歌え〜!』と会場を煽るGReeeeNに応えたい気持ち」vs「GReeeeNの貴重な生歌を聴きたい気持ち」の熱戦が自分の頭の中で繰り広げられた。今思えば幸せな葛藤だった。
にしても、naviさんの『喜びや悲しみも』の高音二連発はほんとすごかった。
11. MC①
92さんによるメンバー紹介。naviさんの紹介での「(前に紹介したHIDEさんとnaviさんの方を見ながら)この2人が出会わなかったら」という言葉、SOHさんの紹介での「切磋琢磨してきた」という言葉、この4人だからGReeeeNがあるんだなって思った。
昨年(大脱走)のツアーでnaviさんがラストのMCでおっしゃっていた「時に対立する」という言葉(ちょっと曖昧)や、今回の言葉から分かる通り、GReeeeNがただの仲良しこよしではなく、一人一人がしっかり思いを持っていて、それをぶつけ合うことができるグループなんだなって思って、(ファンという目線から見る限り)すごくいい関係性だなって感じた。
12. 星影のエール
前回のアリーナ、本人歌唱は3曲だったらしいことを知っていたので、終わりを覚悟して迎えた星影のエール。
この曲が最後を飾るのか、と納得する気持ちとまだ終わらないでほしい、という思いがひしめきあった、独特の感情を今でも思い出す。
最初のHIDEさんの声が小さく、サビに近づくにつれてどんどん大きくなっていく歌い方が、CD音源ではわからない、ライブだからこそ楽しめるものだなと感じた。
サビの動き、紅白の時のようにめちゃくちゃ動くわけではなく、むしろ動きを抑えて大事そうに歌っている姿が印象的だった。
歌い終わり、楽器隊の演奏と共にステージが上へ上へと上がり、「ああ、このまま上に行って終わるパターンか」と思った。心の中の自分が「行かないでくれ!」と全力で叫んでた。
13. MC②
終わり、と思ったらまだあった。純粋に安堵感に満たされた。
naviさんは緊張していらっしゃったのだろうか。声が震え、詰まり気味だった気がする。
おそらくGReeeeNは、その活動スタイルや、デビューわずか2年で日本の音楽業界のトップに立ったことから、色々なところで色々なことを言われてきたのだろうと思う。時には解散だって言われたことだってあったし、歯医者と歌手の二刀流なんて片方を極めている人たちに失礼だろという意見もあったと思われる。でも、どんなスタイルであれ、GReeeeNとして活動を続けてくれたから、今日のこの空間がある。そのことに対する感謝の想いが溢れた。ありがとうございました。
naviさんもSOHさんも一言一言に想いが詰まってて、「これからもこの人たちについていきたい」って思わせてくれた。
14. 460〜YOUR SONG〜
naviさんのMC的に「もしや?」と思わないでもなかったが、タイトルコールと共に本当にこの曲が来た時はびっくりした。
というのも、前回のリーナルーデではBE FREE、キセキ、道。紅白では星影のエールとキセキ。そしてここまでは今まで生歌を披露したことがある道、キセキ、星影のエール。ここまでの傾向的に、勝手にGReeeeNは激しい歌を生歌では避けているように思っていたからだ。
だから、当然この曲が発売された当初、まさかこの曲が聞けるとは思ってもなかった。
CGと変わらない激しい動き。
CDと変わらない力強い歌声。
生バンド、生歌、生パフォーマンスの相乗効果で、迫力が凄かった。
「唄の中にある真実」を体現してくれました。
この曲でも「ラララ」と一緒に歌えたのが嬉しかった。
これから先の人生、迷ってしまったらきっとGReeeeNの唄に戻ってくるだろうなという確かな実感を得られた。本当に「友と呼べる唄に出逢えた」瞬間だった。
15. MC③
「人生にリセットボタンはない、あるのはスタートボタン」
何度でも、何度でも立ち上がって、未熟者でも諦めないでいこう、そう強く思わせてくれるHIDEさんの言葉に涙が止まらなかった。
MC中、ファンからの歓声や拍手が上がるたびに言葉を止めて、受け止めてくれた4人。普段のツアーでは絶対にあり得ない光景に、気づけば自分もメンバーに「ありがとう」と叫んでいた。ライブでこうやって叫んだのは初めてのことで、自分も自分で驚いた。
「愛しかなかった」、これはRO69のライブレポにあった言葉だが、その意味を6年越しに理解できた。それほどまでにあそこはとても暖かい空間だった。
16. our song 〜アナタへ〜
HIDEさんのMCで「12個の音を」という言葉が出た時、そしてその前の曲が『460〜YOUR SONG〜』だったということもあり、「もしかすると、これはもしかして!?」と思っていた。
いざHIDEさんがその曲の名を口にすると、全身に鳥肌がたった。
nishi-kenさんによる綺麗なピアノのイントロ。GReeeeNを聴き始めた頃のこと、our songが収録されているアルバムが発売された中学一年の頃、GReeeeNが初めて生パフォーマンスを披露したさいたまスーパーアリーナのライブに行けなかった後悔、そして今日まで頑張ってきたことなどが一気に思い出されてきた。
最初はnaviさんソロ。CDと変わらない綺麗な歌声。1番が終わると、会場からは自然と拍手が生まれた。本当に幸せな空間。
続いて92さんソロ。裏声がとても綺麗だった。ここでも終わりに拍手が鳴り響いた。感謝を送り合う会場の雰囲気、最高でした。
SOHさんソロ。短いながらも歌声、そして身振り手振りに思いが込められているのがよくわかった。ここでも拍手。
ラスト、HIDEさんソロ。音源ではフィルターがかかっているが、ライブではクリーンな感じで聞こえた。
正直、ここまでメンバーの歌がうますぎて、音源を垂れ流してるのでは? と疑ってしまいたくなるほどだったが、「父や母に」の「ちち」の部分が明らかにCDの時と違っていたので、そんな疑いも杞憂だったと気付かされた(重ねて歌ってはいたかもしれないが)。同時に、GReeeeNの歌唱力の高さに驚いた(と言うか、単純に今まではそれを知る術がなかっただけ)。
最後、HIDEさんの『ありがとう!』の叫び。胸が張り裂けそうになった。
ラストのサビの破壊力はGReeeeNの楽曲でも随一のこの楽曲。ライブではその破壊力が100倍くらいになっていた。
ありがとう、そう叫びたいのはこっちの方だった。
17. 終演後
席につき、想いがまた溢れてきた。
今日まで生きてきて良かった。そして、あの日の後悔は今日のためにあったんだって思えるくらいの最高のライブを作ってくれた全ての人への感謝で胸がいっぱいだった。
GReeeeNに出逢えて、GReeeeNを好きになれて良かったって心の底から思えた、最高の1日だった
生バンド、生歌、生GReeeeN。迫力が違った。
わがままなのは重々承知の上ですが、現行のツアーより、毎年アリーナを2回やって欲しいな……
いかがだったでしょうか?
GReeeeNに15年越しに会えたファンによる、ただの一人ごとでした。
ぜひ、皆さんの感想、推しポイント等ありましたら教えてください!(と、1年越しに言ってみる)
ああ、またあの日に戻りたい。
だからこそあの日もらった思いは、次に会える日までの糧にしたいと思います。
では、今日はこの辺で。
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