出来立てほやほやの新曲です。春っぽくない春ソング（新生活に向けた歌という意味で春）です。自分も先日卒業式を迎えました。いよいよ次のステップへと進まなければならない時が来ており、気づいたら曲ができてました。多分学生最後の曲です（社会人になっても曲が作れるといいなぁ）。
　そしてこの曲を作っている最中にGReeeeNの改名があり、余計にこの曲に対する思いも強くなっています。以下、歌詞です。


♪　♪　♪　♪　♪


夢の途中

いつの間にか忘れていたのは
あの日僕が　一人描いた夢
埃まみれの表紙をなぞり
黒く染まる指を見た
　
僕以外皆　先へ進んでいて
その背中は小さくなっていた
立ち止まった足も踏み出せず
時間ばかり追い越した
　
焦る心は　足を引っ張り
足跡ばかり　深く刻んだ
やりたいことや　なりたい僕は
見つめる先で　待ち侘びている

今日はあの日の涙の先で待っていた
僕は僕の想う僕に近づけていただろうか

いつの間にか　通り過ぎていた
あの日僕が　描いた未来は
霞んでいた霧に紛れては
白く染まる夢を見た

僕が残した　足跡たちは
眩しいくらいに輝いている
だから余計に　前を見るたび
何も見えずに　不安になるの

今日がいつかの涙の先で待っている
僕が思い描く僕になるための足跡だろう

今日はあの日の涙を超えたからある
僕が負けずにいてくれた　
だから僕はここにいる

僕がいつかの涙も超えられるように
今日が全ての始まりだ　きっと忘れないよ
続く扉の先でも