思い出の学校給食:牛乳編
給食で出された牛乳にまつわる逸話は数知れず。
ちなみに、自身が小学生だったころは、飲み口に紙製の蓋、その上から薄い紫色のセロファンをかぶせた瓶入りのものだった。
本題に入る前に、そのセロファンの使い道。
中心に画鋲の針を貫通させて、針と反対側にセロファンを絞り込み、輪ゴムで縛ると、即席ダーツの完成。
教室の壁に投げてよく遊んだ。そして、まもなく禁止令出されるの巻。
さて、牛乳だが、何と言っても「ミルメークコーヒー」の出現に心躍った。
これは、ひと月に1度か2度ほど給食時に配布される、コーヒー粉と砂糖がミックスされた粉の商品名で、要するにコーヒー牛乳を作れる粉のこと。
これを作る際のコツとして、粉を投入する前に、ほんのひとくち飲んでおくこと。
こうしないと、そのまま粉を入れると飲み口いっぱいに牛乳のカサが増してしまい、ストローで混ぜるのがやや困難になってしまう。
冬になると、教室内にあったストーブで湯煎をよくやっていた。
そして、ひと冬に1回くらい「カチャ」という音とともに、その中の1本が倒れ、湯煎していたお湯がみるみる白くなっていく。あーあ。
あと、コッペパンの中をほじって(チョココロネのチョコが抜けた状態みたいな)中に牛乳を垂らし込む。誤って入れすぎてジョボジョボになって不味くて食べるのをやめてしまったり。
あと、「牛乳」「コッペパン」「フルーツポンチ」という摩訶不思議な洋食セット。
何がオカズなのか不明なメニューもあったな。