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ヤマケンフォト!2024 SUPER FORMULA Rd.6&7



いよいよ終盤戦


を迎えました
SUPER FORMULAのフジ大会は

土曜日にRd.6の予選+決勝
日曜日にRd.7の予選+決勝

という形で変則開催。

観戦する側にとっては
かなりお得なスケジュール、

ただ…

やる側にとっては
時間との戦いか?


実際、大変ありがたいことに
「Rd.7」を現地観戦させて頂いた
私ですが、その多忙なスケジュールには
ついて行けないくらい。

日頃頻繁に観戦へと訪れる
ベテランの皆様にはきっと
慣れたものだと思うものの、

私のような観戦初心者には
決勝日、予選日の時間の流れが
感覚として残っているため

あれよあれよと行事が進んで
気がついてみれば決勝のスタート!

のような感じでした。


今回の2戦、
コンドーレーシング3号車
山下健太選手は2戦共に
ポイントは獲得!

となったものの、
なかなか厳しいレース展開となり
2024ドライバーラインキングも
「43.5pt」で6位に後退、

残す所2戦となって
トップとの差は43ptと大きく
開いてしまった。



そうした中でも
ファンの皆様に向けては
常に明るく、

そして飄々と(!)
いわゆる「らしい」振る舞いに
徹しているのはプロの心構え。

ようやく現地観戦が実現した
私も写真に映る

”公式ヤマケングッズ”

の数々をここぞとばかりに
大人買いさせて頂きまして…

これは休日用のかばんに
これは仕事用のかばんに、
これはヤマケンのお母様に…


配ったり使ったり
とても喜ばしい時間を
過ごせることになって大満足!



年に訪れることが出来ても
1回程度な私にとっては
見るものすべてが貴重な世界、

イベント広場に設置される
大型の選手の写真の数々も

グランドスタンド裏に
掲げられている巨大な顔写真も
すべてが新鮮で驚き!

なによりも多くファンの皆様と
イベント事や時間帯を共有して
動き回るライブ感のようなものは、
現地に行った人ならではの体験。

特に日曜日のRd.7は天候にも
恵まれてとても良い思い出となりました。



そんなことでヤマケン。

まず土曜日のRd.6予選、
本当にまさかのQ1敗退。

一昨年までの彼はこうした状況に
ある種慣れてしまっていた(?)
くらいの暗黒期でしたが、

今季に関しては初?
と思うQ1敗退にショックを隠せず。



決勝のグリッドはまさかの
13番手に。

但し、スタート後の序盤は
かなり攻めの走りを見せてくれて
ポジションを順調に上げる。

ピット義務もかなり早めに
動いた作戦でコース上の
オーバーテイクの他、
こうしたアンダーカットにも
成功していく、

一時は13番手スタートから
9番手にまで順位を上げていく。

(ロングは良いのかもしれない?)


明るい兆しを感じつつ
決勝での巻き返しを願っていたが
LAP30あたりからタイヤも厳しそうに
見える展開に終始、

最終的には10番手での完走、
辛くもポイントを獲得した
Rd.6となった。





そして翌日曜日はRd.7。

こうしたダブルヘッダー開催の場合
前日の状態というのがひとつの
目安となることが多い、

前日活躍できたチームと
苦戦したチームの色分けが
そのまま継続されることが基本…

のように思える。

それでいうと3号車も
前日が決していいパフォーマンスとは
言えなかったため、
日曜日のRd.7も一抹の不安が残るところ。



まずは午前中の予選。

前日のQ1敗退が記憶に残るが
それだけはなんとしても
避けてもらいたいと願いつつ…

結果は本当に辛くも(!)
ギリギリの通過ラインでQ2へ、

セットアップの微調整が
功を奏したのか?
この日の路面状況などが
そもそものセットアップに
マッチしていたのか?

は定かではないものの、
Q2進出にはとりあえず安堵。



そしてRd.7の予選は結果6番手に。

今季の彼の結果から言えば
決して喜ぶべきものではないが、
なにしろ前日の「13番手」というのが
あるのでこれは上出来だと。

実に昨日から比べること
7ポジションも前から(!)の
スタートとなる。

「今日こそはいける!」

という期待感に溢れたのだが
何しろ今回のRd.7、
決勝はいつになく荒れた展開に。




スタート直後のLAP2、
後方の争いの中からアクシデントが
発生する。

LAP3に「SC」導入となり
なんだか荒れ模様の予感…

序盤はスタート位置を崩すことなく
6番手を走行していた。


再びレース再開、
この日のロングは?
レースペースはどうなのか?

とハラハラしながら
見守る中で波乱の幕開けとなった
決勝が落ち着きを見せた頃、

今度はLAP12再びアクシデント発生!
この日2度めの「SC」となる。



未だこの日の状態、
調子はどうなのか?良いのか?

が定まらない中で
レースは再開される。

だが、3号車のレースペースは
明らかに良くなかった…
本人も屈辱のコース上での
オーバーテイクされることを繰り返し
接近戦、バトルに持ち込むことすら
ままならないような?

そんなふうに見える走りに終始。

やはり前日と同じく
我慢の走りとなっていく。

それでも粘り強く走り
ミスはしない、
ヤマケンの真骨頂とも言えるが
限られている条件の中で
まずはドライバーの過失による
ダメージを受けない、
これを徹底していった。

その結果、6番手スタートから
順位を下げながらも前日と同じ
10番手フィニッシュとなった。



この「暫定10番手」がレース終了後の
裁定によって繰り上がり
リザルト上は「8位入賞」で終えたRd.7。

だが、本人の表情は冴えず。

この日のヤマケンはいつになく
元気がなく疲れていた様子…

いつもはレース後とは思えないほど
明るかったりするのだが、
愛車の横にしゃがみこんで
頭をかきむしる。

察するところもあったが

「アフターグリッドパーティ行く?」

と声をかけてみた。


「今日は…帰ります。」

と言うのがやっと。


それでも我々を気遣って

「パーティ楽しんでってくださいね!」

と言ってくれたヤマケン。



せめて帰りの無慈悲な渋滞だけ
なくなってくれないかな…

と思ったくらい。

悔しさを滲み出し
出し切ったという感じが伝わる
Rd.7後のヤマケンでした!


いよいよこれによって
次は鈴鹿での同じく2連戦。

Rd.8&9が土日開催となって
2024のSUPER FORMULAは終焉する。


まだ開幕前のワクワク感、
開幕後のドキドキ感が
つい先日のようだが

時間が経つのは早いもので
次はなんと最終戦へ。

「来季」の話をするには
少し気が早いのだけど、
そんな鈴鹿戦!

”来季に何かを掴むレースに”

なることを願うばかり。


そして数多く
ヤマケンを応援してくれる
ファンの皆様のためにも
明るい笑顔で「らしく」
振る舞って欲しい。




暗いトンネルは抜けた、
これまでの毎戦ごとに訪れる
暗黒のような時間も消えた。

今季は少し控えめなのかもしれないが、

”レースに参加して挑む”

という至って当然のことを
常に行う事ができた。

本人がそれを最もよく
噛み締めていることと思うが、
ここまで本当に頑張ってくれた
そう思う。

あとは泣いても笑っても最後!

最後までファンのために
応援してくれる皆様のために

”明るく飄々としたヤマケン”

でいて欲しい、
そういうヤマケンをみんな
楽しみに見に来てくださるから。


頑張れヤマケン!



鈴鹿、きっといい結果が出る!

と信じてその日を迎えて欲しい。



●2024 SUPER FORMULA Rd.6
 予選 13位
 決勝 10位

●2024 SUPER FORMULA Rd.7
 予選 6位
 決勝 8位

●2024ドライバーランキング 6位(43.5pt)






●社長日記2.0「ヤマケンダイジェスト」50本


●社長日記1.0「山下健太関連記事」92件



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