一瞬だけ。「20年を回顧」の男旅。
実はですね
3/31で20年になります。
会社。
速いです…
驚きます。
よくやりました、自分。
少しは褒めてあげたい。
その時に「オギャァ!」と
産まれた子供は当然ですが
”満20歳”
となっているわけで…
実際その子供が
この4月で「20歳」になると…。
「2人で旅にでも行きません?めでたいし」
という事で
群馬県は名湯「伊香保温泉」を
訪れてきました。
20年前、2004年の今頃、
4/1に会社を起業しまして、
4/9にこの子が産まれました。
狙ったわけでもなく
”そうなってしまった”
というのが正確で。
今振り返れば無茶ですし、
起業の前にまず勤めていた
会社を辞めているわけで、
それでまずは「大炎上」なわけで…
(お前らさ、全員見てろよ?
全員黙らせてやる!)
というささくれだった(?)
異様なまでの反骨心により
始まったものでした。
今の会社ね?
自分が好きで、ある意味勝手に
暴走するかのごとく
始めたものですが、
当然「弊害」も「迷惑」も
相応におかけするわけで…
それに順風満帆では
決して無いし、
現に最初の半年で既に
資金に詰まって
(終わる…?)
となりまして。
そんな繰り返しの末に
ほどなく家庭は崩壊し。
不徳の致すところで
言葉もありませんが、
次男にあたる彼には
なんの罪もなく。
長男に至りましては
それ以降、丸7年間
会話も顔を見ることも一切なく。
どこでなにをしているのやら…
もう26歳ですか?
まぁ、
当然といえば当然か。
そんな事で、
僕が溺愛する「彼」とは
小学校までしか暮らしませんでした。
中学校から今の20歳に至るまでは
全く別の街で別の暮らし。
だけど本当に優しくて
思いやりのある子に育ちました。
…湿っぽいですね??
まぁまぁ、そんな事で。
”お互い20周年よな~?”
ってな事での
「男2人旅」でもありまして
伊香保の街を訪れました。
いい記念になると思い
ブログに残そうかなと。
伊香保と言えば「石段街」
ですよね?
石段街のスタートには
もうこんな造作があって
これ「温泉」なんす。
触ると温かい(!)
「さぁ!登るぜ!!」
と、
老体に鞭打って
昇り始めた矢先に気づく
「365段あんのか?!」
…と。
でもまぁ、365段?
そんなビビるほどでもないか、と。
途中、有名なこの景色。
”フォートナイト”
オンラインゲームの
ステージになって一躍世界的な
スポットですね。
ただ…
365段って意外とある?!
ゴール全く見えないんだが
ホントに365段だろうね?
と、
膝爆弾を抱えつつ。
急ぐわけでもなし。
石段の中腹で手を出したのが
「石段玉こんにゃく」
で、100円。
”食べ歩き”でこんにゃく…
間違いなく初体験っす、
群馬名物らしいです。
そうこうしてると
あっという間に半分以上来てる!
これなら筋肉痛にならずに
済みそうかも?
と、希望を持ちつつ
先へと進みまして。
階段の途中には
たくさんのお店、あとはこうした
”温泉が激流で下る!”
光景をガラス張りで
見せてくれたりですね?
足湯で一休み
とかのスペースもあって
全然飽きませんし、
なんなら楽しく登れます。
ちょうどこの時
”群テレ”さんがロケの最中?
でね?
なんか立入禁止になってまして…
やむなく足湯をスルー。
ふと振り返りますとこんな感じ!
スタート地点が見えない!
ことに
なんだか満足しつつ。
365段という段数以上に
”1段の高低差がデカい”
のはホント。
なので、
200段そこそこでも
高さは一気に上がるっていう
感じでございます。
320段のところで
「伊香保神社」の鳥居が出現。
その先に見えているのが
ゴールという感じ!
そっか、
頂上は神社なのか?
と理解しつつ
ラストスパート!
せっかくですので
お参りを。
まだ雪深くてですね?!
標高が高いこともあり
寒い!!
風も強くて…。
色々言いつつも
「365段」を写真に収めまして
石段街を制覇して参りました。
登るのもアレだけど
降りるのもなかなかっすね、
呼吸も荒くなりつつ
スタート地点に戻りまして
「ちょっと休ませてくれ…」
と泣きを入れ。
今回相方が二十歳って事で
この先だいぶ劣勢かも…?!
なんて思って景色を見ると
なんともノスタルジックな。
行きはテンション上がって
気づかなかったんですけど、
改めてこの光景。
昭和風情だなぁ…
休憩しつつ
周辺の情報を見ていると
「不如帰駅」
なる駅?!
の存在に気づき。
距離も近いし
行ってみようぜ!
と歩き出した途端…
強烈な上り坂の連打!!
で、
ここが「山の中腹」だと
どうして覚えられないのか?
自分に腹を立てつつ…
これがどうやら
”ロープウェイの駅”
を指していたようで。
しかも、わかります??
上の方
雪全開なの?!
と
不安になる景色が。
「は?ここまで来て行くっしょ!」
と主導権は完全に
若者に握られ。
「見晴駅」
に到着。
標高は950mらしく。
石段街で極寒だったのに、
さらに2段階くらい寒くなった!
(死にたくねぇ…)
と思わずよぎる。
そしてこの山頂には
なにがあるのか?!
…特に何もなく。
いわゆる「展望台」がありまして
”ときめきデッキ”
ですね。
夕方でしかも曇りなので
ちょっと残念でしたが、
でも
爽快で雄大!!
な
景色を見ることが出来て
これはこれで満足。
この後も伊香保の温泉街を
歩きまくりまして…
うそやろっ?!
の見たこと無い歩数(!)
「これ見て!1万歩!!」
と、
声高らかに報告するも
「普通じゃね?」
で、
瞬殺。
あれか…
”フィリオの一撃”って
喰らうとこんな感じか…
と。
翌日もまた精力的に
動きましてですね…
昨夜の温泉がもはや
懐かしいくらいですが
まずは
「河鹿橋」
というところへ。
”千と千尋~”のモデルになった
橋なんですって。
これもまた
なかなかの山の上にあってね…
もうとにかく
平坦な道など無い!!
のが伊香保かと。
その後は伊香保の街を
後に致しまして、
「今回訪れてみたかった No.2」
の場所へ移動。
その場所が
「水澤観音」様
でございます。
ここに来たかったと
事前に告げておりましてですね。
なぜか?
ここね?
すごいのよ、
サイズ感伝わりますか?
この「鐘」は除夜の鐘とかの。
かなりデカい!
これがですよ?
なんと!
「一打100円」
の
一球入魂スタイルなんす!!
すごくない?
除夜の鐘とか、
突いたことあります??
で、
上の写真ね?
「実際に突いてるオレ」
なんだけども…
そこ撮ってどうすんのよ…
と見切れている状態で終了(!)
…まぁいい。
他にもこんなのが
ありまして。
「六道輪廻」
と書かれておりますが、
これ巨大な回転塔?っていうの??
回るんですよ!
”静かに左へ3周回るとご利益が”
なんてありまして。
もちろん空いた時を
見計らって回しましたが…
”地獄にもこういうのなかった?”
と、
絵本の地獄の図で疲れ切った
人々が延々とこういうヤツ
回してた?!
のを思い出しつつ…。
このように立派なお地蔵様が
6体並んでおりまして
なんとも不思議な…
という感じでした。
その奥にはまた(!)
階段を発見?!
「行ってみよう!」
となりまして
昨日から階段に縁があるなと…
まぁまぁ長いよね…
という間もなく
強制的にスタート(!)
まぢか…と。
これがその頂上にあったもの。
なるほど…
うん。
戻りますか?
と、あるある
そんな「水澤観音」様を
後に致しまして、
いよいよ今回の旅で
一番訪れたかった場所へ。
それがですね
こちらなんです。
「おもちゃと人形とクルマの博物館」
という場所でして
とても有名ですよね!
弊社のお客様からも
数々のお話を伺っていまして
(一度行ってみたいな~)
と
かねてから思っていた場所。
あんまり詳細までを
紹介すると
”ネタバレ”
になるので…
本当に「ごく一部」だけ!
もうね、
すんごい規模!!
なんですよ。
想像以上でした。
で、
その一部ですが
これは「懐かしのスター」を
展示するエリアでして
”ジュリー”
っすね!
もう圧倒的No.1はやっぱり
”カサブランカ・ダンディ”
よね~!
オレ、公園の水道で水含んで
真似したもんなぁ~
今見てもカッチョいい!
あとは「百恵ちゃん」ね。
こういう清楚系の百恵ちゃんも
すごく好きですが、
”ロックンロール・ウィドウ”
とかの百恵ちゃんも好き。
キャンディーズよりも
ピンクレディよりも
百恵ちゃんかなぁ~。
ちなみに!
ヤマケン!!
いたよ!監督!
の
一コマでございます。
そしてこれ、
わかります??
「ジュークボックス」
ですよ!
久しぶりに見た。
ついつい笑顔になる!
こういうお店さ、
必ず下校途中に1つはありましたよね?!
ホントに懐かしい…
涙出そうですよ。
あのTVのとこらへんに
店番のバァさんがいてね?
あんこ玉重ねて2個持って
1個分の金払ってたなぁ…
ってこら!!
一平ちゃんじゃねぇかそれ!
…小規模の。
他にも心打たれる
素晴らしい展示エリアもあり。
もうこれね?
写真が「100枚以上」あんだけど
断腸の思いで一部だけ…
どおよ?旦那。
って
”ビューティ・ペア”じゃないよ?!
そっちじゃなくて
これよっ!!
ヤヴァいっしょ?!
なんでここにあんの??
って思うけど素晴らしい!
初代タイガーの入場衣装で
本物らしく。
この「プロレスエリア」は
相当カオス。
時価…というか
もう完全に
値段が付けられない
と思える代物多数!
素晴らしかった…
このエリアだけでも
一日いれます。
ちなみに入館料が1,300円なんだけど
安すぎる!!
これ、本気で。
で、
二十歳の若者を捕まえて
「アリキックはなんでアリキックか?」
の説明を
延々としてやりました!
「ビートルズエリア」
はもうガンガンに楽曲がかかり、
テンションマックス!
そんでこれ!
まぢかっ?!
と何回叫んだか。
一体いくらすんだろ?今。
すげぇお宝です。
そして~
「自動車エリア」
はもう失禁モノ!
詳しく言いたいけど
行ったこと無い方のためには
黙っておくほうが良いと…。
しかしすごい!
素晴らしいですよ、
保存状態も素晴らしいですし
レストアだってハンパじゃない
お金をかけておられました。
本気ですよ!
すごいです。
国産メーカーなら幅広く、
トヨタから日産、ホンダからマツダまで。
そこもすごい!
この「AE86」しかり
この美しさヤバいでしょ?!
ちなみに
カップホルダーには水が
という
全員納得の演出!
もありました、拍手!!
”藤原とうふ店”のモデルになった
豆腐屋さんが実際にあったらしい。
そこの豆腐屋さんが
廃業なさる時に、
その店頭のガラスなど什器を
譲り受けてこの造作だそう。
ある意味「モノホン」っすよね!
このままだと
完全に日没…
という危機感に駆られまして
泣く泣く!
後ろ髪を引かれながら退館。
ここ、
必ずもう一度来たい!!
と誓った自分です。
そして旅も終盤、
帰り際ですけども
その博物館や水澤観音様から
ほど近くに
”水沢うどん街道”
なる
うどん店の密集地域(!)
がありましてですね。
長野戸隠の「蕎麦」のあの道
のようなですね?
その中から有名そうな
こちらを選定させて頂きまして
ここは地のもの
「水沢うどん」
なるもので
締めようかと!
実に立派な店舗様でした、
広いし綺麗ですし。
メニューはこんな。
いわゆる”ざるうどん”しか
ないんですね?
それが水沢うどんなのかな?
こちらです!
当たり前に美味しかったです。
”稲庭”にも少し通ずるのかも?!
麺が細身でコシがある
爽やかな印象でございました。
それよりも!
群馬といえば!
の「舞茸の天ぷら」がですね、
想像以上に絶品
でございまして!!
これには驚いた…
うどん以上のインパクトで
きのこの産地、群馬ならではな
このお味でございました。
という事で。
個人的な旅行の話に
長々と最後までお付き合い頂き
ありがとうございます。
僕にとりまして
今回は
”一生の宝もの、思い出”
と
なる旅でございました。
正直、場所ならどこでも…
2人で過ごす時間というのが
なによりも重要でした。
これまでは躊躇して
切り出すのに抵抗があったような
話であっても、
今や彼も大人です。
色んな話もできますし、
謝るべきことをきちんと
謝ることもできて
彼も理解ができると思います。
その時間こそが
僕にとりましての貴重な財産でした。
僕の歩んだ人生を
大いに参考にしくれたら。
良いところも悪いところも
みんな知ってると思いますし。
残念ながらこの先、
僕の方が先に朽ちるわけですが
最後の最後
”産まれてきてよかった”
って思ってくれたら。
それで他に何もいりませんね。
共に頑張ろうね!
できる限り抗ってみるよ。
それで
いつかまた行こうな!!
こういうの。
END
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