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Bピラー着眼。


各画像はクリックで高解像度


車格相応


という観点で見た時、
こと”Bピラーパネルの採用素材”において

今なお本当に「?」が付く車種の一つが
今回ご登場頂く

マークX

じゃないかと思う。


割安感のある比較的ビジネスユースなどを
念頭にした車種であったり、

または軽自動車などではよく見かける

”Bピラーへ直接シート貼り付け”

の仕様。


それがひとつランクアップすると
Bピラーは「パネル」として独立するものの

”素材そのものの無塗装仕様”

というのがあって、


更にその上のランクになってくると

”ハイグロス光沢のパネル”

という段階になっている。


例えば”C-HR”を例に挙げると
最上級グレードにはハイグロス仕様。

それ以外のグレードには素地の無塗装。

というグレード感の差別化にも
こういう使い分けを見る事ができる。


”クラウン”クラスになると
最下級グレードであってもハイグロス仕様。

”ハリアー”などもそう。
そういう点で行くと、今回の”マークX”。

「全グレードで素地無塗装」

のBピラーパネルとなっているのだが、
これが車格はもちろんの事、
車両の価格レンジから考えても

「なぜ?」

となる感じ。


例えば今回ご登場のグレードは
”GR SPORT”
だが、それであってもそう。

もっと言えば、今となっては超希少モデル
となっている「GRMN」であっても
一貫して素地無塗装のBピラー。


これがどうにも釈然としない
七不思議のような感覚・・・。


今回はそこを「アップデート」するべく、
埼玉県よりお越しのM様にご協力を頂いた。

早速ご紹介していこう。



当時トヨタセダンの上級車種であったマークX、Bピラーパネルは無塗装だった。


改めて純正のピラー


これが標準採用。

これまで自分はあいにく”マークX”の
所有者となったことは無いのだが、

それであってもこの仕様には
腑に落ちない感覚が今でもあって、
価格帯としてはもう少し割安な

「50プリウス」

でも原則ハイグロス仕様なのだ。


そんなマークXのBピラーパネルを
「完全純正交換方式」
にて



純正OPであればバイザーとの併用もご覧の通り可能。


「グロッシーブラックBピラーパネル」

を今回採用頂き、
見るからに上質な高級車然としたヴィジュアルに。


若干緩やかにアールを設けられた
側面なども当然のごとくハイグロスフィニッシュ。

これが純正への直接加工を行う
最大のメリット、
全く違和感なく”純正然”を体感して頂ける。



ほとんどの人はこの光景を見て感激もなく、むしろこれが「普通だ」と思うのだろう。


改めて、周囲の景色を艶やかに映し出す
この光沢感を見ると

違和感など全くなく自然。

全長4795、全幅1795というサイズを
与えられていたマークX、

そして主要グレードは300万円台が中心だった
モデルと考えるとこの方が断然自然。


”純正交換方式”となるため、交換終了後は
元々ついていた”無塗装品”が丸々一式
手元に残るようなスタイルだ。


もう一度真横からこの変化の具合を
ご覧頂くと、



これが「純正の状態」で、



こちらが今回の「作業完了後」の姿。


これだけの違い、
それであってもあえて言うならば

「マイナスをゼロに戻した」

に過ぎない事柄かもしれない。

そういう点では外部へ向けての
カスタマイズ的要素は極めて低いと言えるが、

やはりオーナーの心境としては

”あの純正状態”

はやや許し難い事態。


例えドレスアップ要素に欠けているとしても、
コンパクトクラスと同様の外観には
かなり抵抗があると思う。


そんなところでこの
左右合計4PCのこのBピラーを
ぜひお勧めしたい。



ブラックスパッタのホイールは純正とは思えない存在感のGR SPORT。


というわけで


今回は”GR SPORT”を題材にご紹介した

「グロッシーブラックBピラーパネル」

これまでには”GRMN”などにも
インストールを行ってきたもの。


マークX以外にも「七不思議のひとつ」には
現在人気絶好調!の

”50系RAV4”

もそのひとつだが・・・


「まぁ、仕方ないか・・・」

と諦めるなかれ!


ぜひ今回の一例を参考に
”マークX以外のオーナー”
にもご検討を頂きたいと思う。



END









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