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ピアノひと挿し!
![](https://assets.st-note.com/img/1665733864249-LTGp0nYXFB.jpg?width=1200)
カーボンも良いが
それとはある種、対極の存在とも言える
「ピアノブラック」
がカッコ良い。
と、再認識させて頂く部分もあった
今回ご紹介の作業。
本当に何の変哲もない究極の真っ黒、
装飾感というのは皆無だ。
その点で言えば「カーボン」などはその何倍も
華やかな気もする。
・・・なのに。
どうして多くの人は
”何の変哲もない無の境地”
のようなこのピアノブラックに心酔するのか?
言葉で説明を求められると
正直言って困るような・・・。
ただ!
そうした理屈を抜きにして、
それがインストールされたインテリアなどを
眺めていると本当に癒やされたりする。
実に不思議だと思う・・・。
というわけで
前回に続いてのご入庫を
頂く事となったF様の”GR86”モディファイの
模様を早速ご紹介させて頂こう!
![](https://assets.st-note.com/img/1665734316029-edDlAAmDyf.jpg?width=1200)
まずはこちらの
”ウインドウSWベース”から着手頂いた。
素地、無地。
装飾がないというよりも”素材そのもの”
要するに剥き出し・・・
という純正の仕様。
「コストが安いから」
それが理由だろう、
聞かなくてもわかる。
ここでそこを掘り下げても本題とは
逸れるばかりなので、
”企業努力”
という言い方に
あえて変換させて頂くとして・・・。
![](https://assets.st-note.com/img/1665734473370-O8qPgkG8vG.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1665734479368-reTxQWLull.jpg?width=1200)
今回はご覧の通り。
「ピアノブラックフィニッシュ」
による上質な変化を
お愉しみ頂いた!
”純正の上からテープで貼る”
ものではなく。
一旦純正を完全撤去したのち、
新たにピアノブラックの製品を
装着する。
各ボタン、スイッチ類は純正の素地品から
一度すべて外され、
ピアノブラック製品へと移し替えられる
というものだ。
そんなウインドウスイッチから
室内の中央に目を向けて
![](https://assets.st-note.com/img/1665734683103-ZhrZZYUlgM.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1665734742153-XExezp8Gt3.jpg?width=1200)
今回は
室内中央のシフトセクションにも
手を加えて頂いた。
写真のご入庫時、前回までで既に
「コンソールUPRガーニッシュ」
をピアノブラックへと換装して頂いていたが、
今回はさらにそこから連続するパート
「シフトゲートカバーMT」
にもそのグロス光沢の上質な雰囲気を
「拡張」して頂いたもの。
![](https://assets.st-note.com/img/1665734909529-XgI9FKCYMh.jpg?width=1200)
純正時の状態が、あまりにも乏しい。
というのは
もはや”控えめに”言ったとしても
フォローのしようがないほど。
いくらなんでも「走りを重んじる」
GR86とはいえ・・・
ちょっと悲しくなるほどの質感に思える。
”AT車両”は標準でピアノブラックなのに、
とはMTオーナーなら一度は
感じたことかもしれない。
そんな”シフトセクション”の変更だが
実はもうひとつ、
新作にも今回はご用命を頂いていた!
先ほどまでの画像にも
写り込んでいた
「シフトノブ」
を変更していた事にお気づきだろうか?
改めてもう一度触れてみると、
まずはご入庫時、純正の状態。
![](https://assets.st-note.com/img/1665735133458-hcWbfVEB3s.jpg?width=1200)
基本的には先代よりキャリーオーバーと
思うこの仕様で、グレーメタリックをベース
にしてメッキのロゴがパターンを刻むもの。
今回ここを変更頂いたわけだが、
複数の選択肢の中よりF様がお選び下さったのが
![](https://assets.st-note.com/img/1665735308717-VO4g6N6Khy.jpg?width=1200)
こちらの配色パターン。
これが新作としてGR86オーナーへ
ご提案を開始させて頂いた
「G-SELECTシフトノブ」
というプロダクト。
今回は合計5つある選択肢の中より
”カラーNo.4”
をご選択頂いたもの。
中央のパターンオーナメントには
”ホワイトパールCS”
を纏い、太陽光が当たれば美しく輝く。
そしてベゼル及び下部の台座には
そんなパールの輝きとは正反対の
”ピアノブラックフィニッシュ”
という組み合わせがNo.4。
少しの遊びゴコロと共に、
改めて「純正シフト」を見ると
華やかな印象が一段と増しているとわかる。
![](https://assets.st-note.com/img/1665735825353-cdABFwMvtY.jpg?width=1200)
今回シフトノブ本体は純正のまま、
オーナメント&ベゼルの加飾を変更頂いた。
ただ、
手元に残った”純正シフトノブ”を
保管しておけば、今後本体を
Ultrasuedeやレザー&ステッチへ
加飾する際に「仮付品」として使用ができる。
GR86の純正6MTシフトノブは
他の車種よりもやや高く、
9,700円税別(2022.10時点)もするので、
これはぜひ有効に活用して頂きたい。
そんなわけで今回の作業、
室内の”両サイド”そして”中心”を司る
「王道のTライン」
上に2つのピアノフィニッシュを
採用頂いて無事に終了となった。
![](https://assets.st-note.com/img/1665736063297-pSoj54LFJa.jpg?width=1200)
クルマは外観から。
という言葉には説得力があり、自分も最初は
外観の要素から入る。
ただ、
クルマを長く乗ろうという観点になると
「居心地」「移動時間」
などの目安に変わる場合が多い。
”愛車との時間とは、殆どの場合
外から眺めている時間よりも
数十倍室内での時間が長い
からだ。
ただ、初心者を中心にひとつ大きな問題
となるのは
「他人からは見えない」
という点。
他人からの称賛は得られないことが
まずほとんど。
なのにやる。
なのにやる人が後を絶たない。
”他人からの称賛が指針ではない”
からだろう。
愛車との時間を圧倒的に長く過ごす
インテリア。
時に
自分自身のモチベーションにも
スポットを当ててみてはどうだろうか?
END
![](https://assets.st-note.com/img/1665736701019-5BQQxq3fdM.jpg?width=1200)