心豊かな勉強時間と激レア!1968モノ。
先日のお休みのこと☀️
あまりにもいいお天気でしたので、
早朝の6:30くらい?
ちょっと走りに
…って「クルマ」なんですが
行ってきまして💦
その帰り道にお知り合いのお宅の
前を通った時にですね?
あ!!😳
と、
見覚えのある「クレーン車」を
発見しまして。
そのお知り合いのお宅の
”お庭の剪定”に来ている職人さんの
クレーン車だとすぐにわかり。
すかさずUターンをして
突撃した時のものです🤭💕
私の自宅からほど近くにある
御宅でございまして、
冒頭の写真の「門かぶり」が
と~っても素晴らしく!
ニコニコ笑顔でそ~っと
近づくと
「おい!なんだよおめぇ!」
と驚いた職人さん🤣🤣
そりゃそうだ、
こんな早朝にオレが現れるなんて
きっと想定外。
それに乗じまして(?)
普段は決して中には立ち入れない
青葉区某所のこちらの御宅様に
潜入させて頂きましてね?
はい、あたす
グイグイ行くタイプ
でございます🤩㊗️
「庭師」さんってさ、
植木をチョキチョキ~みたいな
イメージでしょ?
違うんですよ。
例えばですね
わかりますか?
これ、「御影石」です、
今や貴重な資源というか素材。
この切り出しの美しさね?
直角に曲げていて
メインの敷石と「ベゼル」じゃないけど
枠ね?
寸分たがわずに貴重素材に歯を入れて
切断して敷き詰める…
何度見ても感動するんですよ。
オレなんてさ、
”タイルカーペット”ですら
ずれておかしくなるのに…🤦♀️💦
高価な「御影」ですからね?
あれ?ずれたぞ…??
じゃ
済まないんだわ!旦那さんよ!!🤣💦
この長い距離、
なかなか無いですよね。
これだけの距離を全て御影で結んでいる
玄関までの道のりです。
それで
いよいよ玄関…へと到達する
いわば「アプローチ」なんですが
これ!
芸術的なんですよ🤔✨
これね、縦横どのくらいかな?
まずこのサイズを「1枚で切り出す」
だけの御影がもう超希少で、
それを3枚も切り出してる。
しかもですよ?
”1枚ずつ浮かせている”
というのがわかりますか?
フローティング。
このオフセットの仕方も
とてもセンスフルで
同じフローティングでも
隙間の狭い所と広い所を
使い分ける技術なんです。
あえてこういうフィニッシュで
使っていますが、
表面を磨けばみんながよく知る
鏡面光沢の御影に。
いわばこれは
”マットフィニッシュ”
的なもの(?)
こういう艶感だと
一瞬「御影」だとは
気づかないかもしれません。
そして、
こちらのお庭には
大変珍しいもの、
それでいて「日本古来の技」を
世界に発信する技術で
これをなかなか身近に”実物で”
見ることは出来ません、
それこそ京都とかの山の中とか?!
これは「台杉」という技法でして
いわゆる「杉の木」なんですが、
根っこあるでしょ?
1本ですよね?
これが老朽となって切断しても
そのまま終わらせずに、
杉の特性を生かしてその根を活用し
新たな杉を複数育成する
っていうもの。
…合ってるかな??😱🙀
ほら!立派でしょ~😌✨
さっきの「御影」の道筋を
囲むように5本の「台杉」が
並ぶんですね…
本当に素晴らしいし、
ある程度由緒のある旅館の庭園でも
さすがにこれだけ揃っているのは
無いと思う。
これも定期的に剪定して
この美しい外観を保つのが
職人の腕なんですよ、
…すごいでしょ?🤭💮
だけどやっぱりこれ!
僕はこの「門かぶり」が
昔から大好きで、
この御宅のご主人にいっつも
わがまま言って見せて頂いてまして。
この日もね、
通りからだと「門越し」にしか
当然見えませんので
敷地に入って内側からしばしこの
門かぶりを眺めておりました。
当然生きておりますので、
ほうぼうに枝を伸ばそうとします。
それを巧みな剪定技術で
このように維持しており、
さらに青々と力強く漲るように
操作しているのも職人さんの技。
この「槇」の最大の魅力は
なによりも
”濃厚な深みのあるグリーン”
だと思っており、
「松」にも似ているようでいて
この深みのある緑は松には出ない。
こうした高い部分の剪定に
冒頭出てきた「クレーン車」を
使っているわけ。
で、
しつこく「にわか知識」を
語りながら
立ったり座ったり…
と眺めていると
ご主人さまから
「かねだくん、お茶していきなよ」
とお声掛けを頂き
「いや…いいですよぉ~😍」
と言葉は発してるんだけど
職人さんの後について
室内へ(笑)
おかげで美味しい珈琲や
お菓子を戴いてしまいまして…
いやはやすみませんでしたっ🙇♀️💦
その時にですね?
主の方と職人さんと
お茶をさせて頂きながら
「皆川園行っていいっすか?」
と聞いてみたら職人さん、
「なんで?なにしに??」
と警戒心アリアリでしたものの
渋々OKを頂きましてですね🤭⭕️
今度は青葉区から
お隣の都筑区へ。
ここは都筑区で最も高い場所。
都筑区を見下ろすような
位置にございまして、
それはそれは広大な範囲に及ぶ
「皆川園」
さんと申します☀️
もはや国内では新たなモノの
入手は困難とされます
「青石」です。
実に美しい自然が生み出す
ブルーというかグリーンというか…
こんなのが置けるお庭があることが
まず大前提なのですが…😅
お金持ちの富豪の皆様は
こういった場所を訪れて
時間をかけて広大な土地を歩き、
”我が庭園にふさわしいもの”
を自らの目で
探して歩くわけですね?
木もあるし石もあるし
灯籠とか竹とかね?
なんでもあるし、
なければ創る!!
という世界なんですよ、
いわゆる「ワンオフ」ね?😱🙀
これも素晴らしいでしょ?!🤭✨
さっきの御宅にあったのは
「槇」で、
これが「松」です。
でも、よく知る「松」よりも
葉が短いやつでして
これが「五条松」という品種。
みんなが馴染みのある
いわゆる「松」ってあれは「黒松」。
これを自らの意思で
形をどうするか?考えて
そのように操作していく…
って
だからこれアレよ!
「盆栽の1/1」
ね?
盆栽が1/60とかだとすると
これが1/1。
20年近くに渡って
先程の御宅の御主人様とか
皆川園さんの職人さんとかに
かわいがって頂いてるあたすでございます…
で、
また皆川園さんでも
お茶とお菓子もらいました🤭💕
それでですね?
その皆川園さんには
実はマニアが泣いて喜ぶものがあって、
それっていうのが
これなんす!💁♀️🎊
って、
勝手に庭園に入れて撮ったけど
これね、Mercedes。
なんと「SL」なんです!😳
1968年モノで「280SL」というモデル、
この時代で「直列6気筒」!
めちゃくちゃいい音する!!
排気ガスの香りも
たまらない!
車が生きている
という感じ。
このリヤフェンダーから
トランクへの造形とかさ?
すごくないですか?!
テールレンズがメッキで
一直線に繋がっていて、
その上にトランクパネルなんだけど
トランクとテールのメッキの間に
”1本外板を細く通している!”
っていう衝撃😳💦
1968年って
今から56年前ですよ?!
もうこんな繊細なことを
この時代からやっている
Mercedesの凄さですよ…。
インテリアは綺麗にレストアしてあって、
このクルマが
”投資目的ではない”
ということがわかるかと。
ホントに好きで乗られているので
価値?関係ねぇよそんなもん!
って言ってね?
RECAROまで投入(!)
している無鉄砲さに
尊敬の念なんですよ🤣㊗️
「良いんだよ。
自分が良けりゃ、クルマなんてよ」
が
口癖!
まさにこのヴィンテージものなので
”無いものは創る”
がモットーのオーナー😌💮
いつもこうして
「クルマいじりの原点」
のようなものを
人生の大先輩から教わるわけです…🙇♀️💦
どんどん近代化して
マンションも高級になり、
すごい最新技術になる。
日本庭園なんて
一体どこにある??
という世界ですよ。
でもね?
やっぱり日本人として
”その見極め”
くらいは出来る自分でありたい。
「台杉」とかも今や海外の人が
こぞって購入して~
なんて見ますけども…
肝心の日本人が「台杉」や「青石」の
希少性や大切さをわかっていない。
…という自分も
大した知識はないんだけど😅💦
そんな休日を過ごしまして
なんとも心豊かになる、
心洗われるようなとっても
いい休日でした。
人の御宅に勝手に入り込んで
お茶まで頂いてしまったんだけど…
今度ね?
「クラウンスポーツ買おうかな?」
と言ってましたので
「一緒にTHE CROWN行きましょう!」
ってほら!
意外とオレも役に立つでしょ??🤣🤣
なんちゃって🤦♀️💦
お二方、貴重なお時間
ありがとうございました!
END