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塗装とは違うのだよ。
![](https://assets.st-note.com/img/1664620229470-J8Y7GcAtQ9.jpg?width=1200)
SPORTDESIGN
採用のこちらの車両。
実にスポーティ♡
そして純正然!
な
佇まいの22系クラウンRS。
県内よりお越しのK様に
ご登場頂く今回。
名優ランバ・ラルの名言
をタイトルに用いてみましたが(笑)
22系のクラウンRSといえば
”国産スポーツセダンの代名詞”
的な位置づけ。
実際にそうした方向性で味付けをして
愉しまれているオーナーも多いモデル。
今回はご紹介するのは
そんな「スポーティさ」を演出する
一つの手法。
とても興味深いのは
「何も付けず、何も外さない」
と
しながらも、
確実に外観をスポーティテイストに仕立てる
というご提案を実践頂いた。
早速ご覧頂こう。
![](https://assets.st-note.com/img/1664621108305-bFEDe8Q64w.jpg?width=1200)
その手法
というのは
比較的古くから存在する方法で
「ブラックアウト」
する魅せ方。
高級車にはおなじみの
きらびやかなメッキパートを
”ことごとく消去していく”
というもの。
これだけ聞けば別段新しくもない・・・
と感じると思うのだが。
今回のケースでは写真の
”リヤガーニッシュ”
に着眼してK様にご用命を
頂いた流れ。
この”メッキを消去”する方法、
それが今回ご紹介する内容の
大きなポイントだが
どんな手法を用いたか?
![](https://assets.st-note.com/img/1664621333200-npcTrj4JxO.jpg?width=1200)
この「交換後」にご注目頂きたい。
これが、弊社のご提案ひとつでもある
”ブラックアウト”
の完成形。
そう、
実はこれ正確にはこの仕様
「完全にメッキを消去していない」
のである。
メッキ、
つまりは”鏡のような”
周囲を写り込ませる独特の質感は
全くそのまま。
それでいて・・・
”明らかに純正時よりも黒い”
のがおわかり頂けると思う。
この独特で不思議な存在感こそが
多くのオーナーを魅了する
「ブラックオニキス」
という加飾。
![](https://assets.st-note.com/img/1664621555359-aWFVjsOiQa.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1664621685904-frXZSLESEm.jpg?width=1200)
この加飾は基本的に
「エンブレムデアソベ」
として人気を博すもの。
今回は転用して
この技法を外装パーツにも
採用したというケース。
つまり、他のパートの加飾と
「同加飾」
となっていて
エンブレム類との連動、コーデも可能。
ここが大きなポイント。
多くの人が頭の中で記憶する
「ブラックアウト=ブラック塗装」
の景観とは
大きくかけ離れた質感。
”塗装の黒”
で体感できる質感とは全く違うもの。
メッキ加飾とは鏡面で鏡のように
周囲を写り込ませ、
ナイトシーンなどでは綺羅びやかに
光も反射させる。
要するにとてもわかりやすく
”ラグジュアリー”
な演出となる。
その”ラグジュアリー感”を残したまま、
「黒く」
することが可能な手法が
今回採用頂いたブラックオニキスを始めとする
”ソリッドカラー”
を銘打つ様々なカラーの加飾となるのだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1664621903809-AIHOOtx6KX.jpg?width=1200)
ここでもう一度、純正の状態を
ご覧頂きたい。
K様クラウンには既に
”各エンブレム類”
をブラックオニキス仕様にて
換装済なので、
リヤガーニッシュの色味と比較がしやすい
この状態をまずは記憶して頂き・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1664621968598-WVT8TMAYBd.jpg?width=1200)
こちらがブラックオニキス採用時。
”リヤTマーク”の質感
とも
見事に同調していることが
お分かり頂けると思う。
塗装によって、
例えば”202ブラック”などを
用いて真の意味でのブラックアウト
も
とても人気がある。
そして
さらに言えばこちらが王道。
だが、一部には
”いかつくなり過ぎる”
”威圧感が増し過ぎる”
などの理由で躊躇しているオーナーも
少なくない。
そんな時にはこの
「ソリッドカラー加飾」
が大変お勧めできる。
グッと彩度を抑えられた
ダークな色調。
だが・・・
光の反射と鏡面光沢を
垣間見せるこの加飾に
「実に洒落ている」
と共感してくれるオーナーも多い。
気品や上質さを併せ持つ
フラッグシップサルーンの存在感との
流麗なマッチング。
今回はK様にはそんな加飾、
「ブラックオニキス リヤガーニッシュ」
をご用命頂き、
その模様を御覧頂きました。
![](https://assets.st-note.com/img/1664622285427-EGgJRqboAn.jpg?width=1200)
今回は
ホワイトパール外板での一例。
この”漆黒の鏡面”は
ブラック系ボディでも
大きな効果を発揮するもの。
まさに
「黒ボディに黒塗装でブラックアウト」
は、
一気に同系統でトーンダウンし、
瞬く間に黒の塊となって威圧感を増す。
ソリッドカラーの場合はそれがない。
その辺の
”微妙な存在感”
に興味を惹かれたオーナーは
ぜひお気軽にご相談頂きたい!
そして最後にK様。
今回も弊社製品をご指名頂き
誠にありがとうございました。
次回はまた
”レザーEXCLUSIVE”
の採用。
ぜひ楽しみにお越し下さいませ♪
END
![](https://assets.st-note.com/img/1664622522128-CrP1X05GSm.jpg?width=1200)