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秋田、岩手2泊3日旅行②新玉川温泉

2日目。藤三旅館を出発し、2日目の宿泊地新玉川温泉に行くにあたり、盛岡に立ち寄り。
盛岡は15年程度前に出張で2回ほど行ったことがある。あまり、自由な時間も多くなかったので、当時、浅田次郎の「壬生義士伝」を読んでたこともあって、雪割桜を見たことと、ぴょんぴょん舎の盛岡冷麺を食べたことくらい。なので、盛岡の印象はあまりなかったわけだけど、今回、その印象は大きく書き換えられることになった。
まずは、お茶を飲みに材木町の光原社敷地内の可否館に。光原社はあの宮沢賢治が「注文の多い料理店」を発刊した会社だそうです。

到着してその敷地に入ると目に飛び込んできたのは、素晴らしい紅葉の絶景!

かなり散っちゃってるけどそれでも綺麗
可否館

可否館の中は撮影禁止ですが、とてもオシャレな設えでした。他に敷地内には民藝をテーマにした陶器などを販売するお店がある。

柚木沙弥郎の作品展示もある

材木町をあとにし、旧南部氏別邸庭園に。ここも紅葉はすでに終わりかけてたけど、それでも十分に綺麗。ピーク時はどんなだろう。

つづいて、紺屋町に。ここも、徐々に新しい感覚のお店が集まってきている様子。地方都市にも魅力的なお店がどんどんできてくれば、地元の人はもちろん、もっと都会の人を呼び込めると思う。盛岡、なかなか面白くなりそう。

昔の消防署を改装したカフェ

前日の藤三旅館でもらったクーポンを駅ビルの土産物のお店で岩手名物を購入し、新玉川温泉に移動。盛岡から約2時間でこの日の移動も長かった…

新玉川温泉のお風呂は大浴場のみで、そこに14種類の湯船がある。詳しくは宿のHPを見ていただくとして、とにかく、日本一の強酸性温泉(ph1.2!)として有名です。主成分が塩酸て、何それという感じですが、浴室の中に飲泉があるので、飲んでみてください。今まで味わったことのない「この世の終わり」のような味がします!これでも1/2に薄めているそうですが、飲泉の際には30数倍に薄めてという注意書きがあったが、見ずにそのまま飲んでしまった…

実際はこんなに明るくないです

まずは、弱酸性泉から、50%泉、最後に100%源泉に入るようオススメされています。しかも、それぞれ2〜3分程度。
入ると体がピリピリし、上がった後もピリピリ感は消えず、少し痒くなったりします。湯治で来てる人は短時間で何回も入るのはいいかもですが、私はゆっくり浸かれないので、あまり好きじゃないかな。

食事はバイキング。
バイキングなので、そんなに食事は期待してなかったが、それでも全国支援割適用前でひとり14,500円。もう少しいいかなと思ったが、期待外れでした。印象に残るものはなかったな。

施設は綺麗です。ただ、私にとっては、日本一の強酸性温泉を経験したという以外に取り立ててオススメするものはなかったかな。
再訪はないと思います。すみません。


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