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宮崎県都城市 肉厚しいたけを求めて

鹿児島で去勢鶏を訪ねた後、
ポルチーニ・オーナーのルーツでもある宮崎県都城市へ向かいました。

ポルチーニで人気の「肉厚しいたけのマリネ」は、
素朴ながら「ハッ!!」とする風味豊かな素材の良さが際立ちます。

宮崎を代表する物産のしいたけ。
宮崎県生しいたけ品評会で林野庁長官賞を受賞したという
生産者さんに会いにいってきました。


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ポルチーニで隠れファンが非常に多い、「肉厚!大杉しいたけのマリネ」
ニンニクとローズマリーの香りが心地いい素材の良さを体現してる一皿です。


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国産フレッシュなモッツァレラと合わせた一品。
「大杉しいたけとモッツアレラのオーブン焼き」


宮崎県 都城〜Porciniのテーブルへ
つながりを求めて行ってきました。
(お休み中にご来店いただいた方には大変ご迷惑をおかけしました)


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オーナーご親戚のお宅におじゃまして、BBQをごちそうになりました。


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ご自宅からの景色が最高でした。


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天然のしいたけは初夏と秋頃、
シイ・コナラ・クヌギなど広葉樹の枯れ木や倒木に生えます。
椎(しい)から生えていたから“椎茸”なんですね。

歴史は古く江戸時代頃から栽培されています。
昔のしいたけ栽培は切り倒した木にナタで切り込みを入れ、
しいたけの菌が自然に飛んでくるのを待つという方法で、
失敗すれば一文無しで、一家離散の憂き目にあう博打的なものだったそう。

栽培方法には、適度な長さに切った木を利用する原木栽培と、
オガクズを固めた培地を利用する菌床栽培があり、
販売する時に「菌床」か「原木」か栽培方法を明記する義務があります。
みなさんも良く目にした事があるのではないでしょうか?


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大杉しいたけ農園があるのは森の中。
宮崎県南部に位置し、市街地から車で30分ほど離れた、
くねくねした山道を登った先にあります。
辺りは完全に森で、少し涼しく感じました。


生産者の大杉さんは、代々続いた椎茸の生産農家です。
そのクヌギの木の植栽の面積は50haで、
およそ東京ドームの10個分に相当するそうです。


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昔ながらの栽培方法の原木しいたけ
クヌギの原木に種菌をうって、収穫まで3〜4年。
そんな大事なしいたけをサルの群れが襲うそうです。
サルよけのカカシがいてました。


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しいたけへの想いを熱く語っていただきました。


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この栽培場の土は天然の腐葉土で、フカフカでした。
その土を狙ってか、カブトムシやクワガタの幼虫がたくさん捕れるらしく、
「しいたけより儲かる!」と生産者さん。


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最新の栽培方法の菌床栽培

原木をチップにして、蒸して、殺菌、菌床を作り、
自社のクリーンルームで種菌をうえつけ、
温度・湿度を完璧に管理した部屋で育てます。
ちょっとした管理の違いで、同じ種類のしいたけでも傘を大きくしたり、
石づきを大きくしたりすることも可能だそうです。


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規則正しくしいたけが並ぶ様子は、芸術のようでした。


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しいたけは「ドM」らしく、叩いたり、電気ショックを与えたり、
15℃位の寒暖差をかけてやると、立派なしいたけが育つそう。


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研究者でありながら、職人であり、経営者である
バイタリティ豊かな生産者さんでした

ありがとうございました。


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porciniは、
生産者さんとつながり、
見て体験し、
感謝し美味しく料理することを大切にしていきます。

 Eat Local


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