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“なりたい自分をイメージして。私達は何処へでも行ける。”(The Wonder「MIYA COLLECTION」)
1年越しの公演『MIYA COLLECTION』、無事に全公演完走から1週間。本当におめでとうございます。こういう時期ではありますが、私にとって“全通”した公演って初めてで、本当に幸せな時間でした。公演が近づくと、ネットニュースやエンタメ雑誌にインタビューが掲載されて、美弥るりかさんの公演に、美弥るりかさん名義のグッズを身につけて劇場に通い、ネイルも公演仕様にして… “ご贔屓の公演に通う”(しかも主演!)という、ファン活動の中でも最も充実感に満ちた体験をできたのは、SHOW-ISMSや退団公演ぶり。もう一度こういう期間を過ごせたなんて。色んな予定を調整しながら、この期間は公演やご贔屓のことだけを考えてた。本当に楽しかったなぁ…青春でした。
素敵な衣装と共に魅了する変幻自在な姿、万華鏡のように煌びやかに移り変わる舞台。ダンサーの皆様、バンドの皆様と共に繰り広げられるかっこいいシーンの数々、ゲストさんやゆきちゃん(仙名彩世さん)との共演。まさに「こんな姿、こんな公演観たかったでしょう?」と、その美貌をガンガンに浴びせられながら煽られるような展開で、本望すぎやしませんか?(爆)
そして、全員男性の日替わりゲストさんとの共演。出身母体や性別に囚われず、いち舞台人同士として、お互いをリスペクトされている関係性を垣間見られたことも本当に嬉しかった。
開幕前の雑誌やSNSでも充実されたご様子が伝わってきて、そして久しぶりに舞台に立たれる美弥さんは本当に綺麗で、可愛くてカッコよくて、とにかく眩しかったな。さて、ここから長くなりますが思いの丈を書きます。初めて目次機能を使います(笑)
初日の開演前(グッズがすごい…パンフレットのこと等)
梅田芸術劇場に到着し、グッズの充実っぷりにびっくりしつつ、物販の列に並びながらTwitterを見て気づいた「Blu-ray発売決定」のお知らせ!一度中止になった公演が再び上演に漕ぎ着けられただけでも奇跡だというのに、まさか映像に残るなんてもうびっくりして!嬉しくてたまりませんでした。公演Tシャツも、アンコールで皆様がTシャツに着替えられているのでやっぱり欲しくて買い、大阪千秋楽と東京公演期間はずっと着てました。めちゃくちゃ洗濯した(笑)このTシャツ、どんなボトムスに合わせても本当に合うので、アクセサリーも含めたコーデを考えるのが本当に楽しかった。こういう、劇場に通うためにドキドキしながら服を選ぶ瞬間も本当に好きなんです。
ミヤコレTシャツ、あのオシャレすぎるビジュアルがプリントされてるなんてさすがに着れないかも…見て楽しむ専用にするかも…って思ってたけど実際超可愛いし毎日着たいくらい。今日は何と合わせようかなって考えるのが楽しすぎる。ご贔屓の姿がコーディネートの中心になるなんてやばくない?夢ですか pic.twitter.com/hdX8ApzJcF
— 灰 (@xxx3220amo) February 25, 2021
そして今回新たに作成されたパンフレット、昨年の公演中止後に発売されたシルバーのパンフレットももはやパンフというかページの半分以上に美弥さんがいる、実質“美弥るりか写真集”(+ロングインタビュー+公演に関わる皆様の紹介)だったのですが、今回新たにゴールドのパンフとして作り直してくださり、なんと構成はそのままに、美弥さんの写真集部分も新しく撮り直され(今回もものすごい姿の数々だけど、より柔らかい中性的な印象の写真が多くて)、さらにインタビューや、演出の河原雅彦さんと音楽の瓜生明希葉さんのご挨拶も1年後の内容に改められ…Blu-rayのことも含めて、今回の主催のキューブさんには頭が上がりません。そしてこのゴールドのパンフ、後述しますが「会場では開かないでください!」と書かれたページがあって、まさかここまで用意されていたとは…(涙)1年後しに上演できただけでも万々歳なのに、この1年の空白を埋めようとしてくれてるのだなと、終始感動してしかたなかったです。シルバーとゴールド、どちらのパンフでも河原さんのご挨拶の最後に登場された「大好きな美弥さん。どうぞ魅せつけてあげて下さい」が最高だなと思ってます。魅せつけられました。“魅せる”がここまで似合う人とは… ファンながらにすごくぞくぞくしちゃう。ゴールドのパンフにあった「“美弥るりか”っていうひとつのジャンルになり得る人」という言葉もすごく嬉しかった。美弥さんを愛する全ての人にとって、希望になる言葉。
装丁が立派!!公演バッグも愛用しました。
開演前と幕間に流れていた曲、楽しくておしゃれで凄かったな〜!あちくん(輝生かなでさん)のTwitterによると、なんと河原さん選曲とのことで!ミヤコレが終わってからもずっと聞いてます。特にお気に入りなのが女王蜂さんの『泡姫様』、テイラースウィフトさんの『Look What You Made Me Do』、MAMAMOOさんの『HIP』、藤井風さんの『罪の香り』かな!『罪の香り』の“抜き足差し足忍び足〜”の部分を聞くと、あっそろそろAct2が始まるからオペラ用意してiPhoneの電源切らなきゃ!と未だにそわそわしちゃう(笑)
こんなに書いても未だ公演本編に辿り着いてない。うん、やっぱり書きたいことが多すぎる。感情と思い出が溢れて止まらないね…
Act1「Mirror」
(“見たいもの”と“やりたいこと”が重なる奇跡)
まさに「MIYA COLLECTION」の名前の通り、幕に思いっきり映される美弥さんの姿にもう初日は心臓飛び出そうだったし、それもお顔とか全身とかのレベルじゃない時もあって(るりちゃんねるのカレンダー撮影で言っていた「美弥の部位」を思い出すほど…これもコレクション…パーツの美しさってあるよね…)、こんなオタク大歓喜な映像が、梅芸と青年館の幕に堂々と映し出されるこの現実に、何故かくすぐったくなりつつも、もうはしゃがざるをえず…幕までも映えさせるご贔屓が最高すぎて… というか、この公演こそがオタクの描く夢かな?と今でも疑ってしまうほど。そんな“ファンが見たいと願った夢”と、“美弥さんのやりたい作品”が重なり合った奇跡の公演だとも思ってる。「The Wonder」という副題の通り、本当にびっくり箱のような作品だったな。迷い込ませてもらいました。
Act1の最初と最後に歌われるのが、今回瓜生さんが手掛けてくださった『Mirror』。鏡が大きなテーマであるこのAct1、鏡に映る物憂げな表情のご贔屓という新ジャンルの萌えを開拓してしまいそうでした…そんなにお綺麗だから悩まなくて良いのに!(爆)鏡の中から飛び出して、世界各国を旅しながら本当の自分を見つけていくような。そういう大きなテーマがありつつも、とにかく衣装!もう衣装が第2の主役と言っても過言ではないと思う。生澤美子さんの衣装!
ミヤコレの衣装がね、もう本当に本当に良かったんです… たまらなかったんです…もはや衣装が第2の主役と言っても過言ではないくらい(公式HPにも載ってるけれど、衣装は帝劇エリザ等も担当された生澤美子さん!トートをされてた古川さんとの対談を『装苑』で読んだぞ…!と思い出した)
— 灰 (@xxx3220amo) February 19, 2021
美弥るりかが妖艶、華麗、スタイリッシュに魅せる the wonder『MIYA COLLECTION』大阪初日が開幕 #美弥るりか #MIYACOLLECTION #仙名彩世 https://t.co/GUlkVX4BEj pic.twitter.com/8RWHrBhAMD
— SPICE[舞台情報メディア]/e+ (@spice_stage) February 19, 2021
ゆきちゃんとの写真が「Mirror」の1シーン。私を映し出すもう1人の私。鏡の中でゆきちゃんと入れ替わって、ゆきちゃんによって世界旅行に導かれ…ラストには“姿 裏表溶けて”、という歌詞とともに身体の上でゆきちゃんと手が重なる瞬間が本当にもう、あまりにも耽美な光景に尊すぎてクラクラしちゃう、吸い込まれそうでした。お揃いのシルバーネイルが素敵でした。
赤い衣装が1箇所目の「Paris」。「Mirror」から解き放たれた美弥さんは「Paris」→「NY」 →「Africa」→「UK」→「Japan」と順番に旅をされます。美弥さんもダンサーの皆様ももうずっと出ずっぱりで、シーン毎の衣装チェンジは当たり前で、曲と曲の間で衣装が変わるまさかの展開も…舞台上での引き抜きも含めて、まさに歌って踊るファッションショーでした。衣装だけじゃなくメイクだって少しずつ変えて、美弥さんは国だけじゃなく性別も軽やかに飛び越えていくわけですが、マニッシュもフェミニンも、どちらも素敵なので甲乙つけられないけれど、やはり今まで舞台上ではなかなかお目にかかることができなかったフェミニン寄りの姿に、どうしてもときめいてしまいがちです。本当は全部に言及したいけど、いつか何らかの形で衣装が公開される日を待つとして、特に好きだった「Paris」と「Japan」のことについて!好きすぎて毎回緊張してたし、なんかもう客席で卒倒しそうなほど狂ってた。(ガチ)
「Paris」、とにかく何もかもが好きで…『あなたのとりこ』から始まる3曲のパリメドレー、全て大好きなのだけど、とにかく2曲目の「夢見るシャンソン人形」に狂った日々でした。初日にこのシーンを見てから、あと7回もこのシーンを見られるなんて最高すぎる世界に来てしまったと震えてた。美女達を侍らす姿もものすごい光景だったのだけど、勝ち誇った表情をしつつ、可愛らしい歌詞や衣装に合わせてパフォーマンスされる、まさに“コケティッシュの権化”と化した姿(「ボンボンみたいね」のところも大好きでした)、切ない歌詞と共に物憂げな表情をされたり、もう、目と脳と心と手(手拍子したいの)が忙しすぎて…アドレナリン大放出で大変なシーンでした。(真顔)あぁ〜めちゃくちゃ好きだった…女の子同士の絡みの尊さよ…早くBlu-rayが欲しいです切実に…!
(公演期間、ネタバレを気にしてとにかくふせったーに壁打ちしまくってた。)
#ミヤコレ 既に公開されてるあの写真の衣装もあのシーンも狂いそうなほど好き、という話。○○○○○○→○○○○○○○○○→○○○?やっぱり王子?男にも女にもなれる美弥さんに魅せられ、Act1最後の国でトドメをさされました https://t.co/FqCczqVTrN
— 灰 (@xxx3220amo) February 23, 2021
そして、3曲目の『聞かせてよ愛の言葉を』へ切り替わる瞬間があまりにも華麗で。大きなフリルを外してパンツスタイルになれる衣装もすごいし、さっきまで女王様のようだったのにいきなり王子様になられて…美弥さんの優しく響く低い声が死ぬほど好きなんですが、切ないこの曲の歌唱が本当に染みました。
さぁ「Japan」、唯一真っ赤なリップを塗って登場するのがこのシーン。デコルテ部分が露わになり、長い裾を引きずりながらの着物風衣装、完全に強い女モード全開の美弥さんの威力が半端なかったね… もののけ姫のエボシ様のような雰囲気も持ち合わせつつ、ハンドマイクが煙管のようにも見える妖艶さ。纏う衣装もすごいのだけど、美弥さんにしかきっと被れない帽子(正確には飾り…?)、82cm(ゆきちゃん情報)の長い箸に扇子も刺さってる帽子、大きすぎて舞台裏でも正面を向いては通路が通れないという帽子。もう言葉で表現するのは限界、ものすごくかっこよかった。2階席からは、この帽子の中で美弥さんのオレンジの髪が綺麗にセットされている光景を見られたのもキュンでした。(そこまで見ちゃうくらい、本当に心の底から堪能させてもらいました。)「Japan」が終わると「Mirror」に戻っていかれるので、ラストの去り際の、自分なりに答えを見つけられたような、ちょっと寂しくて切なげな表情がたまらなかったです。こういう瞬間に出くわすと、美弥さんってショースターでもあるけれどやっぱり演技の人だなぁとすごく思う。今メディアに公開されているのは、ParisとMirrorの写真だけだけど、いつかJapanも…是非に…!もっと贅沢を言うと、東京公演のMCの中でもあったけど、いつかミヤコレ衣装展を開催してほしい、と強く願うほど。(追記:ビジュアルに盲目になりすぎて、Japanの曲名を書くのを忘れていた…!美空ひばりさんの『真っ赤な太陽』とUAさんの『情熱』。選曲が神… 古き良き名曲や懐かしい曲、しかも女性歌手の曲を歌われる美弥さんが新鮮で!低くて深みのある声とめちゃくちゃ合ってて大好きな2曲でした。特に『真っ赤な太陽』では扇を持ったダンサーの皆様の舞が素晴らしくて、7名での総合芸術感が半端なかった…!あちくんの良い意味で大袈裟な上目遣いが最高に可愛くて好きでした。)
先ほど少し触れた、今回のゴールドのパンフレット。「会場では開かないでください!」のページの正体は「RURIKA MIYA ART collabo」、なんとこの「Paris」から「Japan」までの衣装を纏った美弥さんのコラージュページがあるんです。M!DOR!さんのコラージュが本当に素敵。絵画のよう。そして「会場では開かないでください!」から最後の「ありがとう」まで、まるでディズニーランドのイッツアスモールワールドのアトラクションのように、今回旅した国のそれぞれの言葉で記載されているのも、こっそり胸熱ポイントでした。
Act2
(ゲストさんに爆笑MCに…コンサート作品に通う醍醐味)
2幕はゲストさんと美弥さんのコラボコーナーから!まずセトリ!Act1は結局全曲は分からなかったのでセトリは省略です。Blu-rayを待つ!(笑)
ゲスト:東山義久さん
①『木綿のハンカチーフ』(デュエット)
②ロックオペラ・モーツァルトから『殺しのシンフォニー』(東山さんソロ)
③『トライアングル』(ダンスコラボ)
ゲスト:平方元基さん
①『木綿のハンカチーフ』(デュエット)
②ルドルフ・ザ・ラストキスから『Something more』(デュエット)
③松たか子さんの『明日、春が来たら』(平方さんソロ)
ゲスト:伊礼彼方さん
①『木綿のハンカチーフ』(デュエット)
②グランドホテルから『グラスをあげよう』(デュエット)
③エリザベートから『最後のダンス』(伊礼さんソロ)
ということで(?) 8公演とも、1曲目から都会の絵の具に染まる彼に振られる美弥さんだったのですが(というか美弥さんこそ染まりまくってる出で立ちで…黒いドレスのようで、実際は短めのボトムスとニーハイブーツを合わせていたパンクな衣装が最高でした。絶対領域に目が行かないオタクはいないから!(爆))、いや本当に三者三様とはまさにこのこと。あえて1曲目を同じ曲で揃えたのも面白い構成だなと思いました。
ラストの「ハンカチーフください」で、美弥さんが下、伊礼さんが上というハモリで会場を包んでくださった伊礼さん回、まるで幼馴染みのカップルのようにとにかくお互い自由に演じていた平方さん回、そして他のゲスト2名の様子を聞いて大千秋楽では突然階段に腰掛けられたり指輪を食べちゃったりした東山さん回。毎公演本当に楽しかった。
3名とも楽しくてカッコよくてお話が面白くて、そして何より大人で…素敵な皆様と美弥さんが共演されて嬉しい〜!ってもうずっとその気持ちが溢れて仕方なかったです。口笛世界大会13位、備長炭をコレクションされている東山さん、ミヤコレカンパニーとのダンスコラボでの、あの信じられないような関節の動きをされて、縦横無尽に舞台を駆け巡られるダンスに痺れました。“顔面天才 異例な彼方”さんと(笑)美弥さんに名付けられた伊礼さん、『最後のダンス』の歌唱が身体中にビリビリ響いたあの感覚が忘れられないし、最後のハイトーンで完全に会場を支配した瞬間がめちゃくちゃかっこよかった。そしてそして、沢山の萌えをくれた(私が勝手に呼んだら)“るりかと元気劇場”、平方さんとの並びがあまりにも最高で… “生きるテーマパーク”(美弥さん命名)さんに私が惚れそうになってしまった大阪2日目後の思いの丈は、ふせったーで爆発させた。
#ミヤコレ 2日目のゲスト平方元基さんとのコラボが個人的に萌えの宝庫で思いの丈を書いた。(デュエット曲は○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○)バンビ先生もヌーボももう居ないけど美弥さんとの並びが最高でした…! https://t.co/xNMR3D6jDf
— 灰 (@xxx3220amo) February 21, 2021
青年館でも、「元気ですか東京!元気ですか上手!元気ですか下手!」と元基さん節が止まらなくてもう本当に愛おしいお方でしたね。センター忘れてるよ、って速攻ツッコミを入れる美弥さんもたまらなかった。平方さん回をちょうど前方席で観劇できた時、客席もTシャツ着てくれてるね〜!と話題の中で、Tシャツ着てるこちらに手を降ってくれたのがもう…優しすぎて好きです。罪深いほどに優しい。
ゲストコーナーが終わると、バンドの皆様のセッションがあって、こちらももうかっこよすぎて…!クールダウンだなんでとんでもない、むしろ逆!心臓ハクハク具合が更に高まって大変でした(笑)
そしてゆきちゃんのコーナー!セトリ!もうこの文字の並びだけで震える私です。
①『ラ・マンチャの男』(ゆきちゃんソロ)
②椎名林檎さんの『長く短い祭』(美弥さんとデュエット)
めちゃくちゃかっこいいラ・マンチャ!書きながら思ったけど、この公演に出演されてる皆様って、とにかく全員当たり前に“かっこいい”んですよね。持ち前の美声と歌唱力で最後まで歌いきり、ラストに拳を強く突き上げるゆきちゃんがイケメンすぎて!あんなに可憐な白いドレスをお召しなのに!MCの中で「かっこいい娘役と呼ばれたかった」と発言されていたことが印象的です。
美弥さんとのMCの中で、ゆきちゃんがこの8公演で披露してくれたエピソードがもうすごすぎて!というか、まずそのパワフルでチャーミングなお人柄に圧倒されていた。一緒にいるだけで明るい気持ちになれる太陽のような存在。憧れの気持ちを抱きながら通ってました。昨年の公演中止の時に、ゆきちゃんが「大丈夫ですよ」って励ましてくれたというエピソードも大好き。紛れもなく、ミヤコレのミューズでした。
【惚れずにはいられないミヤコレのミューズゆきちゃんMC備忘録@大阪】
— 灰 (@xxx3220amo) February 25, 2021
1年前の中止のときの「大丈夫です、絶対いつか演れます!」の励ましゆきちゃん|本番前に髪をセットしてもらいながらミヤコレのパンフの中のみやさんを数えるゆきちゃん(そのうち伏し目は何人!って教えてくれるまでがセット)→
東京公演でも大阪に負けず、大阪遠征から帰る時に時間のない中で九条ラーメンを食べたお話とか、もう本当に楽しくて愉快で可愛いお姉さん。MCの時間目一杯使い、ギリギリまで沢山楽しませてくれるその溢れんばかりのバイタリティそして愛に頭が上がらないよ…!千秋楽の展開がすごすぎたので、自分のツイート貼っちゃう。
昨日ほんと面白かったのが超かっこいい『ラ・マンチャの男』歌唱後のゆきちゃんが突然胸元からメモ取り出し「美弥さんを食べ物に例えると?皆から聞いてきました」と発表してくれるし、皆概念で例えてる中「うずらの卵の水煮!目はゴマだと小さいからスイカの種」と外見で選んだだろう平方さんの回答😇
— 灰 (@xxx3220amo) February 28, 2021
その後ゆきちゃんの「スパゲティのナポリタン!日本発祥の洋食で…!」という回答もなるほどなぁと思ってたら、美弥さんの飲み物の蓋にゆきちゃん作成のミニチュアナポリタンがサプライズでぴとって付けられてる展開までほんと凄かった!とにかくゆきちゃんが最後まで面白くて愛らしくて素敵もう大好き
— 灰 (@xxx3220amo) February 28, 2021
東山さんが例えてくれた、「美弥さんはチョコレートパフェのような人。初めと最後で味が違う」(だったかな?ニュアンスです)というのも深かった…!
美弥さんとのデュエット曲は椎名林檎さんの『長く短い祭』。これまで何度もTwitterに書いてきたけど、とにかく私はいつか美弥さんに林檎さんの曲を歌って欲しいとずっと願ってて、それがここで叶い、更になんとゆきちゃんとのデュエットだなんで昇天レベルで、今でも信じられない(笑)ゆきちゃんが「この曲では私の大好きな節目の表情で美弥さんが見つめてくれるので…」と無邪気に話し、それに美弥さんが少し照れてた日、この2人がたまらなく愛おしかった。
美弥さんがゆきちゃんのこと「男役よりもかっこよくてファンだった」と言っていたのが印象的で、型にハマらない2人の共演が遂に叶った『長く短い祭』、一瞬美弥さんがゆきちゃんをリードする振りがあるけどもう王子様とお姫様じゃない、強い女性同士なんだと実感する。観ていてすごく気持ちが良いです
— 灰 (@xxx3220amo) February 26, 2021
この曲でピンクのセットアップに着替えて登場される時の美弥さん、目元をグリッターで思いっきりギラギラにさせてるものもう本当に好きでした…どんなに派手なメイクやファッションでも、ご自分を殺さないどころかより魅力的に見せられるのってある種の才能だよね…最高でした(崩)
続いて、Act1では周り切れなかったもう一つの国「Korea」へ!テミンさんのダンスナンバーを7名で2曲披露されるのですが、もう本当にカッコよかったですね。ミヤコレのダンサーの皆様、パフォーマンスレベルが当たり前に高いのは勿論で、その技術に釘付けになりつつも、皆様の表情から目が離せなくて!妖艶な姿、切ない姿、ものすごい絵になる7名だった。そしてやっぱり綺麗な手が好き。
『夢見るシャンソン人形』の「ため息つく」「素敵な誰かさんと」の手の振りとか、『HOLY WATER』の手を首元に何度も持ってくる仕草とか、ああもう手!手が好き…!っていう気持ちが高まってくる頃にはそろそろ公演も終盤…というお約束の展開。1年越しの公演もついに千秋楽、本当に“長く短い祭”だな
— 灰 (@xxx3220amo) February 27, 2021
最後の曲は『Story』。手拍子で客席と舞台が一つになって、やっぱりこういう心が通じ合う瞬間みたいなものは、何度体験しても胸に響くものがあるよ。美弥さんの妖しい魅力や、鏡を前に物憂げにたたずむ姿にぴったりな『Mirror』と、前向きなメロディーと歌詞が心に染み渡る『Story』。今回このオリジナルの2曲を手掛けてくださった瓜生さん、本当に素敵な曲をありがとうございました。「ミヤコレからの贈り物」の第1回目を視聴してからというもの、お話される時の明るい笑顔や言葉の選び方がもう大好きです。
そしてアンコール!「皆様に呼んでいただけると思ってTシャツを来て待ってました〜!(笑)」という美弥さんがやっぱり可愛いです。アンコール曲はソロで、なんとあの宝塚時代のサヨナラショーのラストの曲、アンナ・カレーニナから『Everything for Love』。まじか、こんなのしんみりしちゃうじゃん…ずるい〜!(涙)と思いつつも、ロックテイストなアレンジでめちゃくちゃかっこいいんです。曲終わり、最後に音を止める前に、煽って煽って、引っ張った上でジャンプして拳握って終わるあの動き(伝われ〜!笑)をされるものだからもうほんとに新しいアレンジで、照明も含めてものすごくぞくぞくする演出で、毎回やり切った表情をされる美弥さんがほんっとうに綺麗で、ファンながら「この人はこういう瞬間すごく良い顔をされるよね…」と、立ち位置がよく分からない感想を持ちながら、毎回しみじみしておりました。幕が降りて、そこに画面一杯に映し出される美弥さんのお顔や(シンプルで、めっっっちゃくちゃ綺麗なショット。幕開きに続き、この緞帳の使い方がすごく心臓に悪くて好きです…)、「いつかまた笑顔でお逢いしましょう!!」のメッセージまで… 最後まで美弥さん尽くしの作品でした。
大千秋楽、満員の客席と感情の蓋
FC先行で取ったチケット、上手下手1階2階、色々な距離とアングルで、バランスよく観劇でした。大千秋楽は運よく前方席でした。というか席が良すぎて、目線が飛んできたラッキー!とかそういうレベルじゃなく、なんかもう命の危機を感じてしまって、丸腰のオタクが推しの目に晒されてるぞ…ここで死ねたら本望では…?って何度も心の中で唱えてたし、もはや私こそカメラかもしれない、この光景がBlu-rayに無事に収まりますように…とよくわからない気持ちになっていた。
その話はおいといて、この日は今までの7公演とは違って客席が千鳥配席じゃなくて、満席で、拍手の音もすごくて、前方席だったからそれをすごく実感して、目の前で繰り広げられる舞台に圧倒されつつも、全身全霊でこの多幸感を受け止めさせてもらったのだけど、アンコールの後に幕が降りてからのスタオベで、緞帳前に来てくれた美弥さんの、感情の蓋が開いてしまって決壊された瞬間がもう忘れられないです。ざ、座長〜!(涙)客席もすすり泣くし、勿論私もずっと泣いてる。公演期間中、アンコールのあたりで少しウルッとされてるかな?と思う日があっても、決して涙を見せることはなかったので、顔を覆いながら緞帳の方を向いてしまった瞬間に、正直驚きつつももう色々込み上げてしまい。美弥さんって、舞台上でばっちり決められる時のものすごいオーラと、オフモードのときのゆるふわ可愛い姿とのギャップが魅力の人だなと思ってて、それが今回のAct1とAct2(MCコーナー)でも顕著に現れていたなぁと微笑ましく思いつつ、柔らかい笑顔を振りまきつつも、ピンと張った糸のような、公演が無事に終わるまでは絶対に緩ませちゃいけない、揺らいじゃいけない何かをきっと持ってたんだな、というのをこの時すごい感じてしまい。座長として背負って来たもの、公演にかける想い、無事に完走できたこと、満員の客席からの拍手。色々考えるともうたまらなくなるけど、感情を露わにできる温かい空間だったのかな。そうだったら良いな、と信じて、次は1年前の話。
未来の再会の約束(1年前の話)
この公演の初日、本当は2020年2月28日。中止発表が2月26日の深夜。大好きなメインビジュアルに赤い発表が重ねられたこの光景は、今見ても苦しいな。でもこの時の“未来の再会の約束”が、1年間合言葉のように何度も唱えられてきた。
もし1年前だったら… 公演前に発売された『STAGE navi』からの引用になりますが、美弥さんの「もともと予定していた昨年の2月だったら、ステージの上でももっと男役らしさが強かったかもしれません。そこから1年たって、意識しなくても自分の中で変わった部分があると思うんです。今の自分が出演するとなると、男役のときの自分とは違ったものが増してくる気がします。」という言葉に目が覚めました。こんな状態になってしまった世の中だけれど、今を肯定する考え方をできる人ってすごく強いなぁと益々好きになった。そして公演を観終えて、この言葉が真髄を突いてたんだなぁとじんわり来てる。歩みを止めず、挑戦し続ける美弥さんだからこその「The Wonder」な世界だったな… もし1年前だったら、公演前の時点でここまで雑誌やネットニュースに登場されていなかったので、誰も予想できなかった今の世界も、悪いことばかりではないのだなと改めて思ったり。そう思えるようにしてくれることが本当にすごいんだ。
『MIYA COLLECTION』開幕間近!美弥るりか取材会レポート - 橘涼香|論座 - 朝日新聞社 #MIYA COLLECTION #スターファイル #美弥るりか https://t.co/78BMbZvZ6P
— 論座 (@webronza) February 13, 2021
ネットニュースも沢山、どれも素敵な記事だったけれど、SHOW-ISMSの劇評や宝塚イズムでのインタビューで心惹かれた、橘涼香さんの記事を貼らせていただきます。
1年前は中止になった悔しい公演で、本当だったら出演されていた皆様との本来のステージも勿論観たかった。でも、新たな出会いにもときめいて、胸震えた8公演でした。
昨年6月末に「上演に向けて動き出します」という発表がされ、7月から3回にわたって配信された「ミヤコレからの贈り物」も本当に楽しかった。本来の日程であればゲストとしてご出演されるはずだった吉野圭吾さんとの共演も嬉しかった。ここで『Mirror』と『Story』を聞いていたからこそ、公演当日に聞いたときに、今までのことを走馬灯のように思い出してしまったり。いちファンでもこんな感情なのだから、きっとこの公演に関わる皆様はきっと私たちの想像もつかないくらい、特別な思いを持たれていたはず。
1年越しの会場に選ばれた大阪公演の梅田芸術劇場と東京公演の日本青年館。特に梅芸のメインホールは、タカスペをはじめとした宝塚の公演や、東宝の大阪公演も数多く上演されるような大きな劇場で、初めて入ったのですが、ロビーの雰囲気や客席のシャンデリアや、1階席から後方を見上げると星のように見える客電が本当に素敵。美弥さんを追いかけて新しい劇場に足を運べるのってすごく嬉しい。
旅を続けましょう(これからの話)
Act1に戻りますが、NYの2曲目『Show Me How You Burlesque』は大好きな映画『Burlesque』でも有名なあの曲だけど、間奏で美弥さんが言う「なりたい自分をイメージして。私たちは何処へでも行ける。さぁ旅を続けましょう」が、もう〜!たまらなく好きでした(涙)ちょっと言葉にするのもアレだけど、バーレスクというだけあって露出具合がまぁすごい衣装。纏う姿も纏わない姿もかっこいい、そんな美弥さんが言うのだから、説得力半端なかったわけです。美弥さんって、此処ではない何処かへ連れて行ってくれるような存在だな…と胸を熱くしながら毎回堪能させていただきました。Act2の「Korea」に入る前も「旅を続けましょう」と言ってくれた。
自分の話をします。宝塚時代の最後の1年間から追いかけさせてもらうようになって、もうじき丸3年。ファン歴は浅い方だけれど、ものすごく濃密なファン活動だったな…とすごく思う。『カンパニー/BADDY』のチケットが取れてなかったら、もしカフェブレを見れてなかったら…と思うと恐ろしいな。あの時の、舞台上での姿と、舞台を降りた時のオフの姿とのギャップに虜になってから、今日までずっと恋焦がれて来た。
今回のミヤコレは、Act1の圧倒的な美弥るりか無双で魅せられた唯一無二の美の世界、Act2とのゲストさんやゆきちゃんとのコラボコーナーで感じた可愛くて優しいお人柄、色んな美弥さんが詰め込まれた、まさにファンにとっても「美弥(さんの)コレクション」だったな、とすごく思う。ファッション誌をめくる時のように美感を刺激してくれるときめきと、親戚のお姉さんのような距離感でファンに対しても接してくれる優しさと。ものすごい人のファンになってしまった、と未だに新鮮に震えることが多いです。美弥さんを追いかけていると、身も心もこんな綺麗なお姉さんになりたい、と今までのように思いながらも、それに加えて色々な人と素敵な関係性を築ける大人に私もなりたい…!とも強く思った公演期間でした。
美弥さんご出演作品の中でコロナの煽りを受けて初めて中止になった公演だったので、正直なところ、ミヤコレが無事に上演されることこそ、今のファン活動の中での最大の希望みたいなところがあったので、それが叶ってしまった今、ものすごく嬉しいけれど、やっぱり終わってしまった喪失感がすごいです。1年は長かった、でも熱狂してるとあっという間。ミヤコレこそ「長く短い祭」だった。でも「旅を続けましょう」の言葉を信じていれば、次はどんなときめきに会えるかな。それを楽しみに、私も「なりたい自分をイメージして」、何処でも行けたらいいな。美弥さんがよく言う“同じ景色”、端っこでいいから私もどこまでも一緒に見届けられますように。そして、大千秋楽後にあちくんのインスタライブで盛り上がったミヤコレ2が実現しますように!皆様との仲睦まじい様子を拝見できた幸せな後夜祭だったな…
最後に、ミヤコレは「コロナ禍の煽りを受けて一度中止になった“未来の再会の約束”が無事に果たされた公演」だけじゃない、「素敵なカンパニーの皆様と共に、美弥るりかさんの唯一無二の魅力で魅せられた最高の舞台」だったと心から思ってます。まだまだ旅は続いても、このキラキラした思い出が日常で上書きされてしまう前に書いた、私なりのまとめでした。
気づけば今日は2021年3月8日。
美弥(38)の日だ〜!(笑)おめでとうございます。