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今年のご贔屓納め(美弥るりかディナーショー「some…//」12/25昼夜)
12月25日、待ちに待った、美弥るりかさんのクリスマスディナーショーで無事召されてきました。人生初のDSマチソワ、正しい贅沢の仕方。控えめに言って幸せだった… この状況下でも、24日の初回から3公演完走できて、本当に良かった。有難いことに、29日からは収録内容を配信してくださるとのことですが、これから書くのは、内容に踏み込んだネタバレ有りの感想文です。もうね…早速セトリ貼らせていただきます。
「限界突破×サバイバー」を歌う美弥るりかの衝撃が2020年の色々を全て吹っ飛ばしてくれました。全王様もおったまげだし天国はダサすぎるし美弥るりかは神と同じなプログラム… これ書いてる今でも信じられないのだけど(笑)、昨年の紅白で歌われ、今年も歌唱が決まっている、氷川きよしさんのあの曲が1曲目よ…聞く前から似合うことは分かりきっているけどさぁ…そりゃあびっくりするよ選曲最高すぎて!//(真顔)ファーストドリンク注文しようとしてプログラム開いた瞬間の衝撃よ。オリジナルドリンクの「るりー⭐︎クリスマス」も目に飛び込んでくるし(何にでも「るり」付けたがる美弥さんの可愛さ天元突破⭐︎)とにかく冷静でいられなくて、マスクの下ではわわ…とリアルに動揺していたよ。。いやほんと、ご贔屓に心乱されるのって何でこんなに楽しいんだろ。
このご時世だしお隣同士での会話はできないから、と食事中に流してくれた「RURIKAラジオ」、ご自宅で収録されたとのことで。この手法、あまりにも天才。だってみんな美弥さんの話に聞き入ってるから。ショーを楽しみに待ちながらいつもは初めましてのお隣の方とおしゃべりしたりするけど、ご贔屓のお話に癒されながら静かにお食事するのも佳き時間でした。
東京會舘着きました。美弥さんのDS、「RURIKAラジオ」を聴きながら美味しいお食事をいただけるのが至福すぎる… みんな美弥さんのお話聞きたいから、お隣同士の会話もせずすごく静かだし、このご時世に合わせた対策を考えた美弥さんにますます惚れてしまうよ。前菜からクリスマス感溢れてて可愛い〜! pic.twitter.com/Q0cJq4MUqp
— 灰 (@xxx3220amo) December 25, 2020
RURIKAラジオのクイズコーナー、「皆さんはどうでしたか?」って美弥さんが絶対聞いてくれるのもう優しさの塊すぎてやばいね、、(心の中で答えてました)あと「ちっちっちっちっちっ…じゃーん!」みたいなのが可愛すぎるし、未だにトナカイの「うじゃうじゃ」がツボすぎてマスクの下で悶えてる者なり
— 灰 (@xxx3220amo) December 25, 2020
もうダメだ、RURIKAラジオのシンキングタイムの美弥さんの「ちっちっちっちっち…」とか「トゥクトゥクトゥクトゥク…」とかが完全にツボ。何度聞いてもいちいち可愛すぎて無理だ… 最終的に「ちゅっちゅっちゅっちゅっ」が始まったので理性崩れるよね…頭抱えざるを得ないよ、ご贔屓が愛おしくて!笑
— 灰 (@xxx3220amo) December 25, 2020
夜の部の灰さん、ちょっとお酒飲んでたのもあるけど、るりか語録がツボに入りすぎてもうダメでしたね。半分くらい溶けてた。人の形を保つのに精一杯でした。たまらんかった。尊。
この曲ほんとさ… いつかまた拳振り上げながらシャウトしたいな…今年の春に中止になったSpring Live、いつか実現できる時がきたらまた歌ってほしい。美弥さんも「限界突破」されたいと言っていたし、彼女が今年提示してきたテーマにもすごく合う気がする。拳振り上げて客席煽りまくりながら、ステージと客席中央のお立ち台を繋ぐランウェイを闊歩する美弥さん、最高でしたね。はぁ合掌。
シャウトはできないけど、お祭りの時にもらえるような懐かしいペンラ振り回して楽しかった〜!座席に一つずつ置かれている除菌スプレーもすごかった…東京會舘様…
全王様もおったまげ(ほんと何度でも言うけどこれ現実…?)な美弥さんが会場真ん中のお立ち台に到着、次に歌われるのがBADDYの「スイートハートの嘆き」なんですけど、イントロが流れた瞬間、声もオーラも表情も一気にスイートハートになる美弥さんがほんとにすごい。そして本公演でもやってなかったラストの「So Sexy Crime」からのバチコンウインクがあまりにも超絶技巧すぎて、お昼の会で心臓に刺さったまま未だに抜けないのだけどどうしたら良いですか…罪深…
Twitterに書いたこともあったけど、美弥さんに追いかけるきっかけが紛れもなくBADDYだったので、美弥さん自身への、好きや憧れや応援の気持ちとはまた別の、スイートハート自体に対する憧憬の気持ちはずっとあって、うまく言えないけど、2020年を生きる美弥さんに熱狂する気持ちは今もリアルタイムで動いてるけど、2018年に再び私を現役のタカラジェンヌに夢中にならせてくれたスイートハートに対する崇拝感みたいなものは、たとえ更新されることはなくても、ずっと残ってる。ほんと、もしあの日BADDYを観ていなかったら…と思うと怖いな。出会えなかったことを考えると怖いな。
みやさんのファンでありオタクだけどそれと別次元でBADDYが大好きなところもあって、先日の横浜ハロウィンの時に目を見て手を振ってくれたりこちらに向かってお話してくださったことを反芻しながらああスイートハートの中の人が…私に…?!?って新鮮な気持ちでときめいてたまらなく悶絶する時がある
— 灰 (@xxx3220amo) November 3, 2020
美弥さんも、雑誌のインタビューとか色々なところで、最近でもスイートハートの話をされてることが印象的で、あんなに狂わせてもらった役を美弥さん自身も思い入れを持ってらっしゃるのなんて、オタクの都合の良い妄想か?と疑いたくなるほど、夢みたいだなといつも思う。色々な記事を読む限り、BADDYは、ご自分なりの男役像を確立されて、宝塚以外の新しい世界に進むことを決断された時期の公演だったと思うので、誰も踏み込めないようなデリケートな部分があるのかなと思いつつも、そうではなく、ご本人自身もオープンで、大好きな公演の愛してやまない役について、どんな思いも受け止めてくれる感じが、ものすごく有難くて心地良いなと思ってしまう。
ディナーショーの話に戻ります。お立ち台からステージに戻る時に流れるおしゃれなイントロ、プログラムで事前に把握してたけどこの流れでBADDYの主題歌よ… なんかもう、時空が歪んでた(真顔)。美弥さんのディナーショーに来てるし、スイートハートの中の人が美弥さんなのは前から分かりきってるのに、「んふふふふふ…」、え、ちょっと待って高笑…い…?「あははははは!」なんで目の前に…???みたいに動揺してたらさ〜もうさ〜!あの、夜の部はめちゃくちゃ神席でして…
とんでもない神席で召され、2020年の色々が浄化されました…スイートハートのウインク命中で辺り一面被弾者累々だったこと美弥さん自覚して…(大好きです)歌だけじゃなくて超踊るし客席煽るしダンサーお2人引き連れてランウェイダッシュ…舞台に立つ美弥さんの、唯一無二の輝きに惚れ直したXmas😌🎄 pic.twitter.com/njuBFXVz7i
— 灰 (@xxx3220amo) December 25, 2020
「天国なんてダサすぎるの(ちゃららららららららん♪)」で放たれたウインク、、と、飛んできた……?!?!、!反射的にのけぞるし、あたり一面焼け野原… はぁびっくりした。ピンクの光線、刺さるというより、浴びました。いやはや、オープニングのこの3曲で客席を沸かせたご贔屓、よく分かってらっしゃる…
次は日替わりで宝塚の曲を歌われるコーナー。お昼は「瑠璃色の刻」。夜は1789から「私は神だ」。私は美弥さんの、余韻や目線の残し方が大好きなのですが、もうそれが炸裂してて、この感じめっちゃ久しぶりだやばい、と滾りまくっていたよ。ひたすらに夢中。そして「至上の悦楽お前に授けよう」のアルトワの歌詞、まさにこのディナーショーのことでは…??などと思うなど…(り、理性~!!どこ… )本当に、個性溢れる曲に宝塚時代に出会ってらっしゃる縁も美弥さんの強み。
ここまでで4曲。ディナーショーってこういう、曲ごとに纏う空気を一気に変える瞬間を見届けられるのも醍醐味だな…ということを思い出した。
今回のステージ衣装も、どれも素敵… 日替わりのシーンまでは、メインビジュアルにもなっているあの青と黒の衣装だったのですが、(PELIさんのデザインだったんですね!インスタ拝見しました)カッコよさと妖しさの塩梅がたまらなかったです… 煌めきが盛りに盛られた衣装、これこそディナーショーだ〜!とテンション上がりまくりです。
テミンさんの「Drip Drop」。一旦袖に捌けて、ケープのような衣装は脱がれてブラウスとパンツだったのですがそれもまた良…尊… その理由はそう、この曲がダンスナンバーだから。めっちゃくちゃ踊られるから。もう、最高にかっこよかったですね… 重力を感じさせない美弥さんのダンスが大好きです。ここから登場されるダンサーの、HanaさんとANRIさん。可愛らしいお姿から繰り出されるめちゃくちゃキレキレのダンスが本当に素敵でした。
美弥さんお着替え中の、バンドの皆さんの演奏。聞き覚えのある、そして夢にまでみたあの2曲のイントロが聞こえた瞬間ガチで震えたんだが…美弥さんがついに椎名林檎さんの曲を…??実際に歌唱はされなかったけど、私の好きな2つの世界線がついに繋がってしまった…トータス松本さんとのデュエット曲「目抜き通り」と、昨年の紅白でも披露された「人生は夢だらけ」。「人生は夢だらけ」のミュージカル的な展開が大好きで、歌詞もたまらなく良いのよね。カッコいい演奏に、わくわくが止まりませんでした。
次の曲の東方神起さんの「Something」から衣装チェンジ!あまりにも好きな衣装で、これがほんっとうに刺さりまして。紫のジャケット、腕には大きなファー、袖にフリルのついたタイブラウス、シルバーのパンツ(シルバーのネイルとも合っててウワァ好き…やばい色…となっていた…)、黒のブーツ。登場はステージからではなく、なんと客席中央のドアから。そしてドア近くにセットされた帽子かけに、身につけていた黒いハットをかけてお立ち台へ…(客席に降りられたのはこの一瞬だけので、いわゆるいつもの「客席降り」とは全くの別物です)色合い的にものすごく攻めてるのだけど、ブラウスの程よい存在感によってすごく高貴な印象。スイートハートとサンジェルマン伯爵、アルトワ、ヴィロンスキーの概念を集めたらこんな感じ…?とか考えてしまうほど。いつかSNSにもこの衣装を纏われた美弥さんの写真が投稿されると良いなぁ。今回の美弥さん、どの瞬間も大好きだけど、この高貴な衣装に身を包み、胸に手をあて恭しく一礼される瞬間にめちゃくちゃ惹かれてしまったよ。
「Something」のジャズ風のナンバーがお洒落でカッコよくて。「Drip Drop」も「Something」も、元のアーティストさんの振りがそのまま付いたとのことで。あまりにもカッコよかったな。そしてこの2曲、終わり方も本当にかっこ良いのよね。振りも照明の消え方も。早く配信で脳内補完したい…!
そう、ディナーショーの本番は終わったけど、まだ配信がある。当日の映像にリハ映像も加えて、早速29日に配信してくださるなんて!嬉しいよ~!どんな状況下にいても、分け隔てなく届けたいと思ってくださることが嬉しい。そして、たまたま参加できた身ではあったけれど、色んな衝撃で頭パーンってなってたので()、配信で記憶補完出来るのが本当に嬉しい。ご贔屓の公演って、待って、今!今の表情!何!好きすぎるんだが、、っていう瞬間のオンパレードで、頭も心も目の前のご贔屓に食らいつこうとするあまり、いつの間にか記憶が振り落とされがちなので……// 永遠に残したくなるほどの残像をもう一度見れることが嬉しい。
MCもほんっとに…可愛… 突然どうしたの…さっきまでとのギャップは何…??って毎回なる…25日お昼の回のクリスマスの思い出を語るコーナーで、まず一つ違うお話を披露してくれたから、モニターを見て「やばい、トーク終了まであと1分だって!」とわちゃわちゃ始めるご贔屓の可愛さよ… この「あと1分だやばい!」の美弥さんを昨日の公演2回の中で何度も見た(笑)でも絶対にその後1分で終わってなかった(爆)「まだ話したいことがあるので!」と謎に自信満々なのが可愛かった…はぁ〜天真爛漫さがたまらなく良いです。
かと思えば、コロナ禍に見舞われた2020年を語る美弥さんには、本当に姿勢を正される。美弥さん自身も何度も大変な思いをされたにも関わらず、「大変だったね」だけじゃなくて「この経験が次に活きるから」という考え方ができる強さには、いつだって尊敬の気持ちが止まらない。
クリスマスメドレーも素敵でした。しっとりした曲もめちゃ良い…(そして男性の曲を原曲キーで歌いこなせるのもさすがだよ〜!低い声大好きすぎて。)そんな中、おもむろにサンタ帽のカチューシャを取り出して(これ、トナカイのツノもついてて、本当はトナカイがサンタ帽をかぶってる姿のカチューシャだと思うけど、「サンタとトナカイのハーフ!」って宣言するご贔屓がとにかく愛おしかったですね…あんなにカッコいいのになんでこんなに可愛いのか…美弥るりかの神秘…)今年は皆大変だったけど、来年は皆にとってもっと良いことがありますようにと、そんなすごく優しい言葉をかけてくれる、ハーフのカチューシャを着けた美弥さんでした。
そしてやっぱり美弥さんにマイクスタンドを持たせるの大正解では??あまりにも絵になる。そして1st Liveの衝撃が蘇る…福山雅治さんの「Hello」を中央お立ち台で披露されて、しんみりしてきた頃のナイス選曲でした。曲終わりにダンサーさんを引き連れて、ステージまでランウェイダッシュされるのだけどこれがめっちゃカッコ良くて!いやほんと早く配信見たい…
アンナカレーニナからもうじき2年経つけど、あのイントロと、美弥さんが振り向いた時の表情や佇まいから、一気に2018年のバウホールにタイムスリップしてしまうよね。サヨナラショーの最後にも歌われた「Everything for Love」、改めて今回また聞くことができて本当に嬉しかったな。光月組長があの頃に名付けてくれた「愛の巡礼」、今でもこれほどまでに体現されているなんて、当時は思ってもみなかった。本当に愛に溢れてる。
ディナーショーって、FC会員が参加者のほとんどを占めていると思うのだけど、美弥さんのご活躍を常に追っているようなメンバーに対しても、新しい姿を見せようと考えてくれるのがすごいなぁ…と真剣に考えちゃう。思えば「ファンになってから宝塚を卒業されるまで」よりも「宝塚卒業から今日まで」の方が長くなってしまった。宝塚時代にファンになったのに、卒業された今でもどうしてまだファンなのかって、そんなの決まってる。ファンをやめたいと思うことが全くない、むしろどんどん好きになってしまう要素しかない、全肯定している存在だから当たり前じゃない、とアンコールの時(嵐の「WISH」でした)に考えてしまって、勝手に感極まっていた。(などと言いつつも3着目の衣装…ふんわりしたジャンプスーツのような…どんな作りなのかすごく気になったよ…シースルー具合が神…)
なんだか、こういう時代でも環境にうまく適応しながら、ご自分にとって「特別な2020年」を作り上げた美弥さんが眩しくて仕方ないし、外見だけじゃない、内面の美しさや清らかさを垣間見れる今の環境は、私自身のためにも必要なことなんだ、というものすごく理性的なことを突然考えたりしていた。タイトルの「some…//」の通り、私も「何か」を見つけられました。これからも、美弥さんに心を動かされる瞬間は大事にしたいし、できるだけ抗いたくないな…
このために12月の繁忙期を乗り切れたと言っても過言ではないほど、待ち焦がれていた12月25日。好きなものや素敵なものはこの世に沢山溢れていても、ご贔屓のイベント、しかもステージは本当に特別。「今日は五感で楽しんで」と言ってくれたのが印象的だったけど、その言葉通り、全身全霊で参加してきた。はぁ〜、楽しかったな。心も震えたし、美弥さんの歌もバンドさんのカッコいい音楽も体内で共鳴してる感じがして、生演奏を久々に体感する喜びに浸っていました。いや〜、ご贔屓のキラキラを沢山浴びて、美弥るりか納めにふさわしい日!本当に良い時間、良いお金の使い方でした。満たされた。一生忘れたくない、絶対上書きしたくないクリスマスになりました。
それにしても、心底楽しみにしてしまったイベントが終わると、ついて回るのは喪失感。次に美弥さんにお会いできるのは2月のミヤコレ@梅芸。梅芸のドラマシティで観劇したことはあるものの、メインホールは今までなくて。その初体験がご贔屓主演になること、こんなに嬉しいことはないよ。来年夏の舞台にも思いを馳せつつ… また来年も美弥さんに沢山お逢いできますように。
最後に東京會舘さんのお食事を!まず25日のお昼。スープ撮り忘れたの悔やまれる…
そして夜!デザートはお昼と同じ。魔法でした。
贅沢を楽しめる「余裕」、これを纏える大人になりたいなと改めて思った。以上です!