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『ロミオとジュリエット』B日程観劇後から愛月ひかるさんが心に棲みついてどうしようもない、という譫言のようなもの

うわ‐ごと 【譫言】
〘名〙 (「うわこと」とも)
① 熱にうかされなどして無意識に口走ることば。
② 筋道のたたない放言。たわごと。
※「コトバンク」より引用

 この緊急事態宣言下、劇場も危機に陥る中で、非常に浮かれているヅカオタの話です。ご贔屓の卒業を見送り、宝塚ファンはやめられないけど、特定の贔屓はもうできないだろうなと「全組観劇派」を誓って2年。そして昨年、中止期間を経て半年以上ぶりに東京宝塚劇場に足を踏み入れたのが星組の『眩耀の谷/Ray』。その後、花組→月組→宙組→雪組…と、本公演や別箱を沢山観劇できて、『アナスタシア』と『fff/シルクロード』は大劇場への遠征も叶い、皮肉なことにライブ配信のおかげで普段ならチケットが手に入らないようなDSやMSも観られて… そんな日々を送り、5組一周したこのタイミングで、突然ものすごい交通事故に遭ったような気分です、今。相当ぐらぐら来てる。と言うか、ぐらぐら期間は終わってもう堕ちましたね。この状況下にも関わらず、非常に浮かれててどうしよう。

 先月こちらのnoteを書いてから身も心も支配されて仕方がない。Twitterでも4月前半迄とは全然違う話をしているので、久しぶりに見ていただいたフォロワーさんがいらっしゃったら、きっとこの人どうしたんだろ?バグった?って思われるはず。お察しの通りです。

 いやもう、とにかく素晴らしいです、2021年星組さんの『ロミオとジュリエット』!適材適所とはまさにこのこと…観れば観るほど好きになる。組をまるっと愛したい。

 そしてそして今回はここからが本題なんですけどもうタイトルの通りなんです、素敵すぎて困ってるんです(崩)

 (※宝塚ファン歴はそれなりに重ねてきたつもりですが、愛月ひかるさんについての私の知識はほぼ初心者です。宙組から専科を経て満を辞して星組に…ということは勿論存じております。そして私は、紅さんと礼さんそれぞれがトップスターを務めてらっしゃる時代の星組についても素人同然。だから舞空瞳さん、綺城ひか理さん、有沙瞳さん達についてももっと勉強したい。以上の前提条件を踏まえ、それでもよろしければ読んでいただけたら嬉しいです。でも今回はちょっと…後で自分が読み返したいから書いてる感じです。99%愛月さんの話しかしていません…)

ロミジュリB日程を観に行き見事な番狂わせに遭う

 いやもうびっくりしました。ドリタイの極美慎さんじゃないけど「死!なんですかあれ!」状態にならざるを得ない。(強火極美くん可愛すぎてどうしよう…今日からどんな気持ちでA日程のティボルトとマーキューシオを拝んだら良いですか?)
 3月のB日程のライブ配信でトレンド入りして「どの愛ちゃんが亡くなったの?」みたいに話題になっていたことも知っていたので、これが噂の「愛ちゃんの死」…!と幕開きからやっぱり意識したけど、その後も無意識のうちにオペラで追ってる自分が怖い。そりゃあとんでもなく異質な存在だったので、好奇心に任せて追いたくなるんだけど、その結果が今ですよ… 長くなるので「死」の話は後述します!(先日のB日程千秋楽の配信でもトレンド入りしててさすがでした…私が見た最上位はこの記事の見出し画像にもちゃっかり設定した12位。まさかこんなに心惹かれる存在がトレンド入り…?愛月さんに完全に夢中になった状態で配信を観ていたので、こんな世界あるのか…と流石に震えました。)

公演期間中のとんでもない供給で溺れる

 奇跡的なことに、ロミジュリ関連のスカステ番組を録画できていたので(ステージドアとプルミエール前半回だけ逃したのが悔やまれる…)、大事に見返しています。あとカフェブレ!そしてこのタイミングで愛月さんのドリタイ!もう沼に手招きされてる感じがすごくて、供給に身を任せて毎日お祭り状態です。
 あと歌劇にGRAPHに…これを書いてるだけでえげつない供給内容に胸焼けしそうだけど(笑)、冷静になって考えると「宝塚の福利厚生」が手厚すぎて改めてびっくりしちゃう。本当に有難い… 
    私だけかもしれないけど。これは…ハマるとやばそうだな… と思うと一旦ブレーキかけるんです。本能的に身の危険を感じるから。身を滅ぼす予感がすごいから(笑)観劇の翌日、危険を感じて色んな情報を得ないようにしてた。好きになっちゃうから見ないようにしてた(爆)
 でもその時間も勿体なく思えてきちゃって、次の日にちょうど発売日の、あの表紙が超絶かっこいいGRAPHを買いに行ったんです。発売日なので!(笑)もう分かってたけど、公演の舞台写真やトップコンビのコスチューム披露、そして巻末のトップと2番手さんの対談までロミジュリ盛り沢山で、特にこの対談がめちゃくちゃ良く…次に劇場に行った時も持参して、幕間や大休憩に読んだりしてました。私本当に最近の星組さんには無知すぎて…まさか礼真琴さんと愛月さんがあんなに仲良くされてたなんて知らなくて、もう…(涙)胸が熱くなりました。仲良しといえば!愛月さんを追いかける中で瀬央ゆりあさんの名前をこんなに聞くとは思わなくて!これもめちゃくちゃ嬉しいです。2015年〜2016年の星組を追いかけていたのでね!
 沼堕ちが一番多いタイミングは勿論公演中だと思うけど、いやほんと、こんなに楽しいなんて…初めて宝塚を観るファンのような気持ちで過ごしてます。
 
そして『マノン』の先行画像やポスターも出ましたね!まさかこのタイミングで!殺されるわこんな展開!(笑)


 もう心のキャパが追いつかなくて溢れてたし、溢れた心臓は「死」さんに差し出したいくらいでした。(あっ、「心臓をえぐり出す」のはティボルトですね(笑))もう今更なので手遅れだけど、「ハマったらやばいタカラジェンヌ選手権(身を滅ぼす系)」わりと上位だとここ最近すごく痛感してる…

「死」を思う存分セルフスターアングルして感無量、のちに狂う

 衝撃の初観劇の後、本当に有難く嬉しいことに何度か観せていただけて(観劇を重ねられたからこその今なので、感謝してもしきれないんです)、どんどん転がり堕ちるのが楽しくて、もうこの頃には沼に堕ちる“恐れ”とか捨て去ってたな!(笑)初観劇から一週間で公演中止になるとは思わなかったしショックだったけど、でも出会えて本当によかった。
 いつもだったら公演の幕間や帰りの電車で感想を壁打ちするんだけど、あんなにオペラで追ってたのに「無理……好き……」しか言えなくなるの、不思議だよね…いやもう、めちゃくちゃ怖いです。自分のことも、愛月さんのことも(!)
 ということで、この場を借りてB日程(役替わりB)の愛月さんの死の好きすぎてたまらないポイントを残しちゃいます。(順不同)
 前述したけれど、やはり異質な存在だからこそ追ってしまうというのは一つのきっかけに過ぎず、愛月さんの一挙一動、表情、視線、醸し出すオーラ、何もかもに「男役の魅力」を感じることが多くて、それを実感しながらときめいてたら、あっという間に沼にいましたね。(もはや恐怖体験談みたいになってきちゃった。)
 一番の見せ場はやはり2幕ラストの「霊廟」だと思う。他の宝塚ファンの皆さんも絶賛されていたように、あのシーンは死の喜怒哀楽全ての感情が曝け出されるし、一番望んでいたロミオの魂を奪えた絶頂と、一番嫌悪していた両家の和解に苦悶の表情を見せるのだから、もう一瞬たりとも見逃したくなくて…ずっと追いかけられるならば、もう本望です。
 カフェブレの中で「死は“憎しみ”が大好物」と仰っていたことが分かるような役作りが恐ろしかったし、曲のタイトルにもなってる一幕冒頭の『憎しみ』が本当に好きでした。ここが一番好きだったかもしれない。毎回客席で目眩してた。

 これは持って生まれた才能だと思うのですが、恐ろしくスタイルが良くて、だからこそ大きな死が恐ろしいし、だからこそ身を預けたくなるような、そんな存在でした。壁と同化しても、手足の長さも相まって艶かしくて……書いてたら早くB日程の円盤欲しくなってきた(笑)いやもう本当に、円盤発売を決定してくれた劇団、そして熱い要望を届けてくださったファンの方々、どちらにも頭が下がる思いです。愛月さんの死×壁、愛月さんの死×階段の手すり、全てがド性癖過ぎて!ご自分の魅せ方をよく把握されてらっしゃる、本当に恐ろしい男役だと思う。仮面舞踏会の冒頭や、マントヴァで薬売りのフードを剥ぎ取って正体を明かすシーンの、死の背中にもときめきが止まらないんですよね…(!)
 そして綺麗な手!『僕は怖い』でロミオを操る手、1幕ラストの『エメ』で高く突き上げられた手の指先の美しさ、2幕冒頭の『狂気の沙汰』のラストで吐息をふわっとされるような仕草。そしてマーキューシオとティボルト、ロミオそしてジュリエットの魂をお召し上がり(?!)になる時の恍惚シーンはしばらく頭から離れないと思う。
 あと!死のメイク、目尻のキラキラが好きでした。(これ考えながらB日程千秋楽の配信を見てたので、そろそろ「魂奪って♡」のうちわ振りたくなるテンションでしたね…)そしてなんと言っても一番追いかけていたのは目線かもしれない。ヴェローナの人々からは死は見えない存在だけど、死もまさに狙いを定めている者の魂しか興味がないし、もはや見えてすらないような…明らかに興味がない時は目から光が消えたり(大公がロミオに「お前に死を求めることもできる」と言い放った時、即座に死の目つきが豹変したの本当恐ろしくて、でも結局死刑ではなく追放になったと分かった瞬間のがっかり感までも表現されてて…その作り込みが大好きです)、『僕は怖い』でロミオをまさに舐め回すような(!)目線の送り方、普通に震えました。自分で書いてても狂いっぷりが酷くて血の気が引くレベルだけど…B日程はスターアングルが無いのでね。カフェブレと自分の記憶が頼りだよ!
【追記】ここも好きだったのに書きそびれてた、ってところを書き足しちゃう。2幕の決闘中に階段上で退屈そうにしてる死が頬杖つきながら階段の手すりを指にとことこ歩かせる(!)遊びをし始めて、その指が階段から頬杖ついてる腕そして指先まで続き、「マーキューシオは死ぬ!」の歌詞に合わせてぴったり終わって…という細かさを絶対見逃さないよう気合入れてたほど好きだし、霊廟でロミオとジュリエット2人の魂を奪った後、2人越しに目線の先にいる愛に向けて嫌らしいほどの恭しさで一礼するのも超絶かっこよかったです…(初見後、死をセルフスターアングルしに行けることが決まり、フォロワーさんから見所を事前に沢山教えていただけたのも本当に嬉しかったです!)
 でももう、何と言っても私は、死の愛月さんがようやく銀橋で見せてくれた笑顔にやられたのは間違い無いので(断言)(ここ重要)、やっぱり太字にしちゃいます。「えくぼは恋の落とし穴」って本当なんだなと思いました。フィナーレも素敵だった〜!もう何もかもが本当にかっこいいんですよね。異次元なスタイルに綺麗なお顔に…もう…(泣)(落ち着いて)そして「隣町のかしら同士」とナウオンでお話されていた礼さんとの一瞬の睨み合いの後に有沙瞳ちゃんを奪っていくあれは何ですか?次回別箱公演への布石ですか?(??)もう心の中できゃあきゃあ叫んで大変でした。
 ドリタイやカフェブレで「死」の役作りについてのお話を伺えたのも本当にありがたかったです。「あなたの“愛月ひかる”さんはどこから?」と聞かれたら胸を張って「死」と答える未来を楽しく妄想しています(誰)ところでTwitterでも言ったけど、セーラームーンの初期の頃の次回予告は、うさぎちゃんの「月の光は愛のメッセージ」のセリフで毎回締めくくってくれてた話は何度でもしたいです。飽きられてもしたいです。コスメ見てても「愛」モチーフのものとか普通にあるし(ついこないだのCelvokeがそうだったなぁ)、いちいち反応してしまいそうだよ、全く!(笑)

過去作品や番組を漁りながら、身を滅ぼしそうな今日この頃

 月組ファンとしてはもはや伝説だと思ってるパネルアタック(2019年タカラヅカニュースお正月スペシャル)の宙組編も見まして、ちょっと何が起きてるかわからない光景が続き、フォロワーさんにおすすめいただいた2018年のトリプルアニバーサリーも見まして、やっぱり何が起きてるのかよくわからない光景でして。いやもう…何…?舞台とのギャップが恐ろしいわ私は!宙組の皆さんもね!(笑)「えくぼは恋の落とし穴」って本当なんだなと思いました(2回目)。あと、ぽっぷあっぷtime見ましたか?(誰)フォロワーさんに「あかさんが愛さんのお話を!」と教えていただき速攻で再生した私が「恋に落ちそうでした」「落ちそうだっただけでしょう?」をくらってもう爆発しそうな話していいですか?(何)だから思ってたんです、「ハマったらやばいタカラジェンヌ選手権(身を滅ぼす系)」わりと上位だって…それと「落とす」じゃなくて、おそらく「堕とす」なんだよ、この方に限っては!(爆)
 そう、「これは公式ですか?」と疑いたくなるエピソードが多い。でもこれは氷山の一角で、きっとネットの海を泳ぎに行けばもっともっと遭遇するのだと思うだけど、僕は……怖い……、隠さず言おう、(愛月さんを追いかける中で萌えて悶えて燃えて灰になって)死ぬのが怖い……!
 というか愛月さん、ドリタイの「カッコイイ椅子の座り方」講座とかで見せてくれる「やるよ、私は!」という気合と、絶対恥ずかしがらないプロ根性がすごいですよね。あと同じくドリタイの話ですが(もうこの番組さぁ…放送回全部録画したいくらい好きです)、眩耀の谷の新公で極美くんに「少ない出番の中で詰め込むよりも余白があった方が楽しい、全部演じるより魅力になる」と言うアドバイスをされたという印象的なエピソードの中で、「少ない」と言い切っちゃうのがもうすごく強いなぁと思って。良い意味で正直だし、舞台だけじゃなく現実も客観視されてるんだなと普通に鳥肌立ちました。(今回演じられた「死」の役作りで、舞台を客観的に見て…とお話されていたことが結構残ってる。)いやほんとに強い人だなぁと、どきどきすることが多い。
 トーク番組以外では『エルアルコン』の円盤を買い、ダビングしたディスクの中から『不滅の棘』を観ました。レッドの登場からもう私はスペースキャットの顔をしてたと思うけど(何)、演技の振り幅すごすぎて震えた。入り口がロミジュリの「死」のヅカオタにとっては、この履修順序はもはや危険すぎるルートだった気もする。突然の清くて明るいキャラクターの登場に心乱されまくりだし、軽率にもっと好きなるし、貴族の好青年から海賊になっていく過程も素敵でした。衝撃の顎クイからの「私に会いたければ海に来るがいい」「海……?」が死ぬほど可愛くて……「海」なんだけどひらがな感のある「うみ」…可愛い…もう私は…どうしたら…海行っちゃう…?(??)
 『不滅の棘』はもう…この余韻は一言では表せないくらい。追って思いっきりnoteに書きたいと思ってる。1幕ラスト、あの赤いリップが塗られた唇を力任せに拭う姿が最高以外の何物でもなくて。同じ人物の青年期〜晩年期を通しで演じられる役こそ、愛月さんの本領発揮だろうなぁとこの短期間でひしひしと思ってます。そして理性と狂気の間を軽々行き来される姿がたまらないのです。
 『マノン』も観たくてたまらないです。カフェブレのラストで「次は正統派で!」と爽やかに仰っていた姿が印象的。
 そして今はNHK版の『Ray』を毎日見てます。圧巻の黒燕尾からのYOU ARE MY SUNSHINEの流れが本当に好きで、多分ビデオだったら擦り切れてたと思う(笑)よくタカラジェンヌが言う“小さい時に宝塚の作品のビデオを擦り切れるまで見てました!”のあれです。ショーで思いっきり照明を浴びる愛月さんがほんっとうにかっこいいんです。


 最後にドリタイでの衝撃的だった言葉。「役者としての枠を飛び越えても、宝塚という枠だけは飛び越えない」。口にされた瞬間崩れました。主役に2枚目に3枚目、先述したけど理性と狂気、色々なお役をこれまで演じられてきたことは他組ファンとしても勿論存じてるし、相当振り切ってらっしゃるなぁと勝手に思っていたけど、何よりも「宝塚」への愛と敬意が深く、そして「宝塚の男役」であることの品格を大切にされているんだなぁと、この言葉がまっすぐ矢の如く飛んできて心臓に刺さり、未だに抜けません。(勿論、宝塚の枠を飛び越える姿も素敵だな、と思う気持ちは変わりません。400人の生徒がいれば、400人の魅力がある。みんな違ってみんな最高なんです。)

特定のタカラジェンヌに“肩入れ”すること

 これこそ危険だとわかってるのにやめられない禁忌。一喜一憂するたびに、もうこんな思いは二度としない!とか、毎回思うのに。満遍なく愛せたらどれだけ心の平穏を保てるのか…でも肩入れするからこその楽しさや喜び、愛おしさを知ってしまったからもう逃れられないんですよね。
  タカラジェンヌの数だけ出会いがあるのは勿論だけど、ときめきもそれぞれ別物で、しかも夢中になった生徒さん毎の思い出は「上書き保存」じゃなくて「名前をつけて保存」だと思ってる。これは絶対。だからこそ、今私は初めて宝塚の世界に触れているような新鮮な気持ちで拝んでる。
 情報を求めてネットの海に飛び込み、容易く全てを知ることもできると思うんだけど、まだ愛月さんのご出身地とお誕生日くらいしか勉強してなくて(遅)、少しずつ知っていくこの感じが最高に楽しいです。タカラジェンヌに堕ちる時の“初恋のような気持ち”が私はとても好きで、これも含めてエンターテイメントだと思ってる。勿論“全組観劇派”こそスタンダードなファンモデルだと思うし、ずっと憧れてしまうモデルなのだけど、特定の誰かに肩入れし、その方が“ご贔屓”になっていく過程って、なんであんなに楽しいんだろう。宝塚歌劇のファンでいる限り、何度でも初恋を味わえる。

 最後に… 緊急事態宣言発令前にロミジュリに滑り込めたこと、その後心ゆくまでB日程を観劇できたこと、本当に感謝してもし切れません。先週も今夜も、無観客でも上演してくれる。無観客は辛いけど、無観客でもファンのために観せてくれることは絶対に支持したいです。
 ただ、今は「無観客でもできる」という風潮が生まれてしまうのが怖いです。そして、「公演中止」は新たな沼の入口を閉鎖することでもあるんだな、と身をもって痛感しました。「公演中止」の重みは絶対忘れてはいけないね。

 こんなに語ったにも関わらず、A日程は未見で…ようやく今夜の配信で拝めます。キャトルレーヴで一心不乱にティボルトの舞台写真を選んだの、超楽しかったな。生徒さんの名前がつらつら書かれるあの長い長いレシートこそ「このときめきを形に変えたい」という行き場のない思いの結晶、もっとファン時代が長くなれば勲章のようなものだと勝手に思ってます。文字通りものすごい愛に溢れててちょっと笑っちゃった。私はまだ氷の粒くらいの結晶です。まずは今夜のA日程の配信だ〜!12日からの公演再開の喜びも噛み締めて、キャピュレットの女になるよ!「恋なんて盲目さ〜♪」が脳内リピートしがちですが、ここまで読んでくださりありがとうございました。

※少し加筆させていただきました。今後もまたB日程の死の魅力について、書き足りなかったことを補足していくかもしれません。(今回は自分の記憶補完目的、という意味合いも強くて!(笑))

※切腹レベルの誤字を発見したので修正しました。ダッシュボードを見に行ったら、既に3桁のアクセスいただいてたようで…本当にお恥ずかしい限りです…。

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