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4/16ラストランプ「トラっこ拡大計画#2」レポ
こんにちはー、灰色です。
本日は大好きなロックバンド・ラストランプの単独企画 LIVEに参戦してきました!
というわけで、ひさびさにFinally以外のLIVEレポでございます。
ちなみに会場は初めての赤坂・navey floor。規模はとても小さいのですが、チケットで替えられるドリンクが異常に充実しており、オリジナルカクテルやフルーツシェイク、さらには抹茶わらびシェイクなんてものまでありました。
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お客さんのほぼ全員が注文していたので頼んだのですが、普通にめっちゃ美味くて笑いました。600円なら現金でもう一杯頼みたいくらいです。程なくして場内に「本日分の抹茶シェイク終了です」のアナウンスが流れて吹きました。バナナホールのバナナジュースを超えてドリンク日本一のライブハウス決定です、おめでとうございます。600円でいろはすミニサイズとかカップの烏龍茶(水ペットなし)しか出してくれないところは見習ってください。いや、ここ見習ったら原価率で死ぬと思うけど。
と、前置きはこのくらいにしてセトリ行きましょう。
-SET LIST-
— ラストランプ@9/9 2ndワンマン (@lastlamp_band) April 16, 2023
1.スパンコール
2.ONELIVE
3.わかっていても
4.散々
5.PopOut!!
6.Antithetic
7.幻想ノイズ
8.オレンジ
9.未来Sparkle
45分余すことなく神セトリだ……。特に好きな曲がてんこ盛りでした。
まずは「スパンコール」→「ONE LIVE」でラストランプらしく明るいハイテンションなスタート。12時前からみんな元気いっぱいです。この2曲は4/25からサブスク配信も決まっているので、またたくさん聴きたいところ。なんとか散々も配信お願いできませんかね……?
そこからはAYAKAさん作詞の最新曲「わかっていても」。リリース直後&彼女の誕生日に開催されたLIVEでの初披露を見たことがあったのですが、それ以来やってなかったとか。確かに対バンには入れづらいもんね。
ラストラの曲の中でも際立ってビターなテイストで、文稀さんもまだ慣れないと言っていたくらいなのですが、LIVEでこそバラードを聴きたい派としてはとっても好きな曲です。そして今日改めて感じたのですが、イントロからゆーみさんのギターがめちゃくちゃカッコいい!掴みから音源よりもずっと引き込まれます。AYAKAさんのベースもぐっと感情が込められているように聴こえました。
音源との違いということで言うと文稀さんの歌い方も印象的でした。声量をめいっぱいに活かして声も気持ちも絞り出すように歌っていて、しっとりというよりも切実で胸の張り裂けるような叫びという印象を受けます。パワーのある人が歌うバラード、本当に大好きなんですよね……。
続いてはラストラでトップクラスに好きな「散々」!前もこの流れだったので期待してたのですが、嬉しい限りです。照明効果も相まってダーク&シリアスな曲調がカッコよすぎるのに加えて、サビラストの「バイバイ」が胸に突き刺さります。ついさっきまでゆるゆるMCしてたのに即この2曲に行ける切り替えはさすがでした。
そこからは再びハイテンションタイム!振りレッスンからの「Pop Out!!」では久々にタオルを回せて楽しすぎました。実はこれ、一番最初にラストラを見たときとその次に演ってて、彼女たちを好きになったきっかけの曲だったりします。
そして定番曲・「Antithetic」の後はmy殿堂入りソングの「幻想ノイズ」!LIVEの定番になってくれてとてもハッピーです。この日一番のバカみたいな盛り上がりで酸欠になりました。ラスト前の間奏が特にカッコいいんですが、ゆーみさんの超テクギターとメンバーから「天使」と呼ばれているまりなさんがドラムを爆発的に打ち鳴らすのが特に好きポイントです。
ちなみに、この曲については好きすぎてながーーい記事を一本書きましたのでリンクを貼っておきます。お暇な人だけどうぞ。
ここでさすがに一旦息継ぎのMCを挟み、ラストスパートへ。まずはアルバム表題曲の「オレンジ」です。自分の中でラストランプは「あったかいバンド」というのが最初から一貫している印象なのですが、それを最も象徴しているのがこの曲です。決してバカみたいに明るいわけでなく、真摯さと意志の強さが全面に表れている歌詞で、ワンマンの時には涙腺をやられました。
そしてラストは、そのワンマンのタイトルにもなった「未来Sparkle」!
えー、ワンマンで本編&ダブルアンコールのラストの2回も披露されたのですが、それ以来およそ3ヶ月半ぶりに聴けましたやったね!
いや、確かにそこまで通い詰めてたわけではないですよ。でもまさか散々より聴かないとは思わないじゃん……。
何はともあれ、最高に元気づけられるミラスパ。音源もいいですが、やっぱり生は段違い!フロントに3人が並び立つと、否が応でも楽しさが爆発します。
ミラスパは歌詞もすごく印象的で、何度聴いても聴き飽きません。歩いている道は違えど、「いつかの眩しい日々」への郷愁や後悔は誰もが持っているのではないでしょうか。そんな気持ちを受け入れた上で未来に向かう背中を押してくれるこの曲には、私もこの3ヶ月半の間に何度も助けてもらいました。
そんなわけであっという間に45分が終わったのですが、とにかくラストランプのLIVEは多幸感が凄いです。もちろん確かな技術や歌唱力あってこそではあるのですが、それだけでなくこの4人の何とも言えない雰囲気が大好きなんですよね。
MCはひたすらにゆるくて癒されるのですが、それでいてそこからスイッチが切り替わる瞬間は鳥肌が立つほどに凄味があります。
何より、演奏中の姿がとにかくあったかくて。アイドルとはまた違ったタイプの、本当に音楽が好きで今このステージを楽しんでいる!というのが伝わってくる4人の表情を見ると、自然とこちらまで笑顔になってしまいます。
この表現はいはさか誤解を招くかもしれないのですが、ラストランプはハイレベルな楽曲と演奏・歌唱を備えながらも、どこか文化祭のステージに立っているバンドのような親しみやすさと楽しさを持っていると感じます。
愛嬌たっぷりで、ゆるくて、でも心底真剣で、一回一回のステージを大切にしている、そんなバンドです。
私はFinallyきっかけでインディーズ音楽の世界に入り、そこから同じ対バンに出ていたことで彼女たちの存在を知ったので、ラストラは人生で初めてLIVEからハマったバンドだったりもします。
思い立った時に足を運べて、リスペクトと親しみを同時に持てて、盛り上がりの後にはあったかい余韻もくれる。そんなラストラは、「出会えてよかった」「初めてハマったのがここでよかった」とLIVEのたびに思わせてくれる、私にとっては特別な4人組です。
そして、そんなラストラが9/9の渋谷eggmanでのワンマンライブに向けてファン拡大を狙う企画が、この「トラっこ拡大計画」です。今日のMCでは、文稀さんからこれに賭ける熱い想いも聞くことができました。
だから今回こうして記事を書いた……というわけではないのですが、こんな素敵な彼女たちの新規ファン獲得に私が微力でも貢献できれば、これほど幸せなことはありません。
楽しいよ、ラストランプ!!