NOW DRAMATiCへ愛をこめて
どうも灰色です。
本日9/1は朝10時からナウドラvsスパレプ→MAD POP DREAM(対バン)ということで、丸一日渋谷でライブ漬けの休日でございました。
その中でも特にナウドラは実質3本分のライブに参戦でき、現体制での持ち曲ほぼ全てを観ることができました。
でもって、やっぱり今日も超楽しかった!!!
ナウドラのライブは今も変わらず、特別な楽しさにあふれています。
これはもう、書かずにはいられない。
ということで、今回の記事はナウドラの話です。
メンバーの入れ替わりが諸々あり、現在は初期メンバーのカポちゃん・リンリンに、昨年12月加入のまゆゆ、それと現体制新規メンバーのカンカン・ニカ様を加えた5人グループとなったナウドラ。
経緯についてここで触れるのは控え、今回は現体制のことに絞って話しましょう。
その名の通り、逆境を全てドラマにして燃料へと変換するグループ。
中でも現在その大黒柱を担っているエースは、間違いなくリンリンです。
何十年アイドルをやっていればこうなれるのかと思うほど、彼女は歌もダンスも器用にこなす印象がありましたが、現在はその歌唱力の限界を試すかのように多数の曲で重要パートを担っています。
声量を活かした歌い方はさらに進化した迫力で、ナウドラ楽曲のエモーショナルなリリックの説得力を倍増させます。
また、素晴らしい歌唱力だけでなく、ダンスも安定感バッチリ。特に、リンリン特有のくるりと回転しながらセンターに出て歌う動きはとても綺麗です。
安定感と迫力の両立。リンリンの底力が、そのままナウドラの底力になっているといっても過言ではありません。
しかし、リンリンに勝るとも劣らない歌パワーの持ち主が、ナウドラにはもう一人。
それがまゆゆことマユ・ハニーです。
特典会や配信ではその名の通り甘々なウィスパーボイスで語りかけてくれる彼女ですが、ドスを効かせた歌い方は間違いなくグループでナンバーワン。「人間失格」を筆頭に、とんでもない爆発力を見せてくれます。
それでいてもちろん、かわいらしい声との使い分けも自由自在。パワフルとキュート、剛柔織り交ぜた歌声の底知れなさは、まだまだ可能性を感じさせます。
ナウドラ第二の主砲にして二刀流。彼女のビジュアルには似つかないイカつい形容になってしまいますが、それだけ圧巻のパフォーマンスを見せてくれるのがまゆゆです。
そして本日は、ようやく2人の新メンバーにも初めましてのご挨拶をしてきました。
というより、それがきっかけでこの記事を書いているとも言えるのですが。
てなわけで、簡単ながら現状でのお二人の印象も。
カンナ・スタイル=カンカンは、既に何年も一緒にいたのかというくらい、ナウドラの世界観に馴染んでいる印象があります。(もちろん、ニカエルがそうでないというわけではありませんが)
まず特筆すべき点としては、そのクリアかつクールな声質でしょう。他の4人ともまた違う歌声の響きで、タイプこそ違いますがユーナがポピエモの中で声質を活かしているのを彷彿とさせます。
見せ場としては「現在・過去・未来」の落ちサビ前半。あのユリアから代々受け継がれてきたパートですが、見事に歌いこなしています。
これはまゆゆ・ニカにも言えることですが、個人的にはもっともっとカンカンも歌割を増やしてほしいところ。彼女の実力はまだまだこんなものじゃないと感じます。ナウドラらしく、感情を爆発させるような歌い方も見てみたいですね。
あと、カンカンといえば忘れてはいけないのが大食い。そんじょそこらのラーメン好きアイドルとは次元が二つ三つ違います。ソロでちばチャンに行く動画には戦慄しました。このお方、マジもんです。
今後もカンカンにはアイドル界のもちづきさんとして、是非とも大食い道を爆進してほしいところ……健康に支障のない範囲で。
一方でもう一人の新メンバー・ニカエル=ニカ様は、いい意味でカンカンとは違い、これまでのナウドラにはいなかった属性のアイドルです。
とにかくビジュアルに華があり、ファビュラスな印象を与えますが、表情はとても豊かで愛嬌たっぷり。可愛らしさと艶やかさのバランスが絶妙で、カッコかわいい大人アイドルといったイメージです。
特に一度見たら忘れられないのが、長身を活かしたダンス!動きのダイナミックさもあるのですが、同時に指先の細やかなところにまで集中力が感じられ、激しい動きの中にも気品すら漂っています。本人曰く日本舞踊を習っていたそうで、その素養が存分に発揮された流麗な動きは必見です。
それでいて、先述の表情を活かしたレスも破壊力抜群なのがまた恐ろしいポイント。優美な華でありつつ、オタク心を射止める小悪魔的なチャームも併せ持っているのは、アイドルとして稀有な才覚といって差し支えないでしょう。
そして最後になりましたが、リンリンと並ぶオリジナルメンバー・カポネ(カポちゃん)について。
ピンク担当でビジュアルも歌声もかわいさ満点の彼女こそ、現在のナウドラでの私の推しメンバーです。
ですが、実は当初彼女(とリンリン)は、グループ内でも一番トーク回数の少ないメンバーでした。
たしか、個別チェキに初めて行ったのが昨年5月の5人体制初単独だったんじゃないかな?そんなレベルです。
もとより私は、かわいらしい(王道に近い)アイドルさんを推すことはほとんどなく、ユリアを筆頭に超パワー系にばかり惹かれる傾向があったためでした。
それがなぜ今カポちゃん推しになったかというと、具体的なところは件の体制変更に伴う諸々があったのですが、そんな中で奮闘する彼女を見ているうちに、カポネというアイドルの立ち位置が私の中で変化したからでした。
初期ナウドラの彼女は、パワーファイター揃いのナウドラにあって、もっとも可憐な存在でした。そのポジションはかなり明確に「かわいさ担当」で、月並みな言い方をすれば守ってあげたくなるような女の子、という印象を持っていました。
ですが、数々の試練・荒波を乗り越えた今のカポネは、その頃とは一味も二味も違います。
もちろん、持ち前のかわいさは健在どころか磨きがかかっていますが、その歌声からは彼女の芯の強さ、責任感、そして覚悟が常に強く伝わってきます。
技術うんぬんではなく、とにかく懸命さが伝わる歌い方。「Forever Young」を筆頭に、その全力の歌声にはいつも胸を掴まれます。
MCもこなすようになり、リンリンとはまた違った面でチームの柱となったカポちゃん。そんな頼もしささえ感じさせてくれる彼女には今後、その頑張りに相応しいだけのたくさんのチャンスがあってほしいと心から願っています。
簡単ですが、勢いに任せてナウドラのメンバーについて語ってみました。
最後に、ナウドラの今後に期待することについて。
すでにこのグループの地力の強さ、楽曲の豊富さ、メンバーのキャラクター性は、単に「ポピエモの妹グループ」に留まる域ではありません。
よって今後はもっと、ナウドラ単独での魅力を発揮するような活躍の場を広げていってほしいと願います。
さしあたっては、現体制での初の新曲に期待が高まるところでしょうか。
そして、そうした今後の新曲リリースの際には、是非もっとまゆゆ・カンカン・ニカ様の見せ場を増やしてほしいところです。
まだ現体制で復活していない楽曲についても同じく。
いえ、ポピエモやスパレプで前例があるように、現在すでに披露されている曲でも、歌割の見直しがあってもよいと思います。
せっかくこれだけの才能が集まったグループですから、全員のポテンシャルを引き出しきらないのはもったいないの一言。
リリック×キャラクターの化学反応によって強力なインパクトとメッセージを放つというナウドラの真髄を、今のこのチームでも見せてほしいのです。
少々、わがままが過ぎたでしょうか。
それぞれのメンバーの魅力を楽曲と絡めたらもっと文字数が膨張するのですが、今回はさらっと書き上げてしまおうと決めたのでこの辺にしておきましょう。
進化を重ね、苦難を乗り越えて、最高の「今」を更新し続けるグループ、NOW DRAMATiC。
これからも、彼女たちから目が離せません。