【黒木啓司さん芸能界引退に寄せて:①】最高の男・ROCKYへ捧げる、6年分の思い【HiGH&LOW】
【ご挨拶】
こんにちは。Twitterの片隅でHiGH&LOWシリーズファンの端くれを6年ほど続けております、灰色と申します。
本日10/31が、黒木啓治さんの契約満了日にして芸能界引退日だということを、今朝方Twitterにて知りました。
全くEXILE TRIBEのアーティストやコンテンツと無縁だった自分は、彼のことをHiGH&LOW(以下、「ハイロー」シリーズのメインキャラクター、ROCKY役で初めて知りました。そのため、お恥ずかしながらEXILE・EXILE THE SECONDをはじめとしたアーティスト・パフォーマーとしての彼の経歴やご活躍については、ごく一部しか存じ上げません。
そんな自分がこの日に何かを語るのは僭越かとも思いましたが、ハイローシリーズを追い続けてきた一人のファンとして、彼が全力をかけて演じてくれたROCKYという大好きなキャラクターについて、どうしてもその軌跡と自分なりに抱いてきた思い、重ねてきた考察や解釈、そして何よりも愛を記さずにはいられず、この記事を書きました。
膨大な過去ツイートの発掘などを含むため、大変にまとまりのない内容になるかと思いますが、2016年の「ザム」公開(および、その直前のドラマ版視聴)から2022年現在に至るまでの6年間に感謝の想いを馳せた小さな碑として、お付き合いいただけましたら幸いです。
なお、Tweet埋め込みを多用した結果容量が肥大化しすぎたため、記事を急遽いくつかに分けることにいたしました。こちらはその最初の記事となります。
第1章:My favorite tweets about ROCKY
この記事をご覧になっている方なら、ハイローシリーズとROCKYというキャラクターの基本情報は既に重々ご存知かと思います。よって、そうした前置きは省略しまして、まずは自分がザム公開以降にリアルタイムでしてきたツイートの中から、いくつか反響のあったものや、特に個人的に気に入っているものを抜粋して掲載していきたいと思います。
なお、ツイート群は自分のID+"ROCKY"と"ロッキー"のキーワード抽出により本日検索したものですので、前後のツイートやフォロワーの皆様からのリプライが含まれておりません。よって、全体の文脈が不透明な可能性がございますが、悪しからずご了承ください。
1. HiGH&LOW THE MOVIE(ザム)からザム2(THE END OF SKY =EOS)公開前まで
ROCKYは考えれば考えるほどカッコいいな...一番の狂人でありながら一番の善人
— 灰色 (@mtkflying) August 30, 2016
冷静に考えたらあの境遇からスカウトで成り上がって仲間集めてあんな豪華な店開いて軌道に乗せたROCKYの才覚こそ化け物じみてないか。不良とかギャングとかいう格じゃねえよ
— 灰色 (@mtkflying) August 31, 2016
女を守るだけでなく子供にも優しく、結局実は男にも相当優しいことで有名なROCKYさんですが、彼が初めて手を差し伸べた男がもしかしたらKOOなんじゃないでしょうか
— 灰色 (@mtkflying) October 9, 2016
ROCKYはあの過去を経て自分が2度と家族を手に入れられないであろうことを分かっていながらも、女たちが家族を持てる世の中を作り、守っていくことだけに人生を懸けてるのが控えめに言っても熱すぎるし哀しすぎるな...
— 灰色 (@mtkflying) October 11, 2016
当初はROCKYさん女の趣味もWHITEOUTっすねとか思ってたけど、たんぽぽ白鳥も別に彼女とかじゃなくて、何なら小さな女の子からお婆ちゃんまで皆にあんな感じなんじゃないかな。と考えて恐ろしい仮説に思い至ったんだけど、彼はトラウマからどんな女性とも深い関係にはなれないのではないか
— 灰色 (@mtkflying) October 11, 2016
SWORDの頭にそれぞれ湾岸の侵略の報告が行くシーン、ROCKYのキレ方が本当に深刻そうな感じで最高なんだよな...Blu-rayあと2ヶ月観られないけど...
— 灰色 (@mtkflying) January 19, 2017
誰にも頼れなかったから妥協したり気持ちに折り合いをつけることを学べず、「守らなきゃならない」・「許さない」みたいに完全な白黒を付けることしかできないまま完成されたROCKYがSWORDの白のリーダーなの、キャラクター造形が狂気じみて良いとしか言いようがない
— 灰色 (@mtkflying) January 19, 2017
でも表情にも表れてるように、正しいことをするために悪魔になったROCKYはどうやってももう完全な白にはなれないから、その希望を子供たちに託すために施設を作るんですよ
— 灰色 (@mtkflying) January 19, 2017
小学生の頃から「強くなる」ことだけを求めて生きてきたROCKYの人生のゴールが「子供が強くならなくても生きていける未来を作る」という優しい皮肉
— 灰色 (@mtkflying) January 19, 2017
ラスカルズのメンバーだとKOOさんはボスの理想に殉じるのも厭わないタイプ。一方でキジーはROCKYが苦手な細かい女性的視点から助言ができるし、カイトと2人で幸せなら彼はそれを見てるだけできっと救われるだろう。そしてシリアスになりがちな中で白爆の軽さはとても優しい。完璧なチームだ
— 灰色 (@mtkflying) January 19, 2017
圧倒的なカリスマがウリのラスカルズだけど、ROCKY自身もあの超個性的な面々に出会って救われてたらいいな。1人だったら暴力の化身になって行き倒れて終わりだったかもしれないし。しかし、いつも忠犬だけど捨て身のボスをいきなり激昂してタメ口で止めるKOOさんとかもありだな...
— 灰色 (@mtkflying) January 19, 2017
ニコニコしながら観てたけどふとROCKYも店で誕生日祝われたりすんのかなとか思った
— 灰色 (@mtkflying) January 24, 2017
全てが終わってからROCKYがノボルに「うち卒業した女また泣かせたら容赦しねえからな?」って囁いて肩叩いて去ってくシーンがあったら5兆点
— 灰色 (@mtkflying) April 29, 2017
あのROCKYがDOUBTとの決着を付けるためにSWORDの頭に共闘を頼むシーンとかあったら賛否両論だろうけど泣いてしまうな。全ては女を守るために...
— 灰色 (@mtkflying) June 11, 2017
ROCKYこれ絶対責任感から1人で乗り込もうとするのにSWORDが集結してきて最終的に「バカ野郎どもが...」とか言うやつでしょ
— 灰色 (@mtkflying) June 29, 2017
ROCKYはおろかラスカルズともほとんど絡みがなかった日向が「SWORDの頭がンな奴に手こずってんじゃねえ」って援軍に来るのいくらなんでもズルいと思うんだけど皆さんどうですか
— 灰色 (@mtkflying) July 1, 2017
ROCKYへの質問、くだらないことを男が書いたらKOOさんが「ROCKYにわざわざ見せるまでもない内容なので忙しい彼に代わって答えます」みたいに割り込んできて塩回答してくれたら最高だな
— 灰色 (@mtkflying) July 28, 2017
(補足:EOS公開前後、一部のキャラクターへの質問を募集して公式が回答するという企画がありました)
SWORDの頭の中でも一番完璧で隙のなかったROCKYが地に伏して血にまみれて尚守るための闘いに殉じようとする姿、気高すぎる
— 灰色 (@mtkflying) August 8, 2017
琥珀さん、雅貴、コブラ、ROCKY、日向あたりのストーリーに共通してることとして、ハイローは「置いて行かれた男たち」の再生の物語という側面がある気がする
— 灰色 (@mtkflying) August 8, 2017
映画館のマナー注意CMのハイロー版作ってほしいな。日向が座席で達磨通せやのポーズして「前の席に足を乗せたり蹴ったりしない!」とか、女性客にDOUBTがちょっかい出すのをROCKYが止めて「女を執拗に傷付けない!」とか
— 灰色 (@mtkflying) August 8, 2017
EDはボロボロになったSWORD連合軍がHEAVENにすし詰めになってワイワイして、KOOさんが「...こんなに男だけなのは今夜だけにしたいですね」ってぼやいてキジーがテンション上がって、ROCKYが乾杯の合図でパリターイした瞬間にWHITEOUTが掛かってfinでお願いします!
— 灰色 (@mtkflying) August 8, 2017
というわけで、まずはROCKYにスポットの当たることになる作品・EOSより前のツイート群を並べてみました。抜粋と言いつつ、見返したら結構いいこと言ってんなこいつ……と自分に甘くなってしまい、検索結果の9割くらいは削らずに載せてますね。
こうしてみると、ドラマ〜ザムまでで既に自分はROCKYにかなり惚れ込み、心酔し、幼少期の悲惨な体験を経て形成された彼の複雑なキャラクター性や、「大人」に限りなく近いというSWORDでも異彩を放つポジションに、唯一無二の魅力を感じていたことが一目瞭然です。そしてそれゆえ、ラスカルズと彼の過去・現在・未来について思いを馳せたり考察を重ねたりすることは格別に楽しく、気がつけば自分はROCKYに夢中になっていました。また、続編「EOS」「FINAL MISSION(FM)」発表以降は即座に展開予想を始めますが、時間が経ちROCKYとDOUBTの因縁が話の核になるという衝撃の事実が明かされると、期待と不安は毎日過熱していき、頭から白と黒の軍団のことが離れなくなっていきます。
そして、EOS公開日を迎えました。2作は連続性の非常に強い作品ですので、FM後のツイートもひとまとめにして掲載します。こちらから先は、次の記事②にて。