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Team Vitalityのバインドテホ構成 Bロングデフォルト


はじめに

Team Vitalityのバインドにおける攻めのデフォルトで、特にBロングテイクの展開は非常に強力で、安定してBロングを制圧し、その後の相手のリアクションに柔軟に対応できる点が魅力です。
今回は、この戦術を紹介します。

Bロングテイクデフォルトの動画

このBロングテイクは、ガーデンの奥をスモークで遮りサイトからの射線を切りつつ、テホのグレネードで敵が隠れられる場所やピークポイントを封じる。
その後、レイズのブームボット(またはドローン)とスカイのフラッシュを活用し、Bロング両サイドのポジションをテイクしていく流れ。

Bロングテイク

ユーティリティの使い方

  • ブリムストーンのスモーク → ガーデン奥にスモークを炊き、視界を遮断

  • レイズのブームボット → ロングに流して敵の位置を探る

  • スカイのフラッシュ → スモーク後、ロングに残った敵をフラッシュでクリアリング

  • テホのグレネード → 敵が隠れている可能性のある場所を潰し、安全にロングを取る

これらを連携させることで、高確率でBロングを制圧することができます。時にはスキルや人数を節約して、最初からシャワー側に配置しBロングを取る展開も有効です。相手の状況に応じて、戦術を柔軟に使い分けることが重要です。

シャワー索敵


シャワーへの展開と索敵

Bロングを制圧した後、ドローンを担当するプレイヤー(テホやスカイ)がテレポートを使ってシャワーへ移動し、索敵を行います。これにより、相手のリアクションを予測するための情報を集めることが可能になります。

シャワーのリアクションを読むポイント

  • 敵がスキルを多く使っているか

  • ドローンに複数人が映るか

  • シャワーから積極的にピークしてくるか

これらの情報をもとに、次のアクションを決定します。

ロングホールドの重要性

この際、全員がテレポートでシャワーへ移動するのではなく、Bロングをホールドし続けることが重要です。ロングに残ったプレイヤーが相手のリアクションを監視することで、Bロングを維持しつつ、Aサイトへの展開やBへのセットを柔軟に判断できます。

シナリオ別対応の例

1. Bロングリテイクの場合

  • パターン1:2人でBロングを抑えきる → 残った2人で敵のリテイクをスキルやカバーで抑える

  • パターン2:テレポートでブリムがAへ寄り、Aスプリットへ移行

Bロングリテイク

2. シャワーに敵が多い / リテイクの場合

パターン1

パターン1:レイズ・スカイがTPしてシャワーをリテイク

  • レイズとスカイがシャワーに飛び、3人でシャワー側を取り返す

  • ヴァイパーとブリムストーンもサイトからシャワーへ移動し、シャワー挟みをする

パターン1

パターン2:ヴァイパーTPでフッカー合流 → Bサイト攻め

  • ヴァイパーをBフッカー側にTPさせて、Bサイトを4人でセットアップ

  • ロング2人、フッカー2人の形でBを攻める

パターン2

3. 敵のショートプッシュを警戒する場合

ヴァイパー or ブリムのモロトフで足止め

パターン1:レイズとスカイがTPし、シャワーからショートへ挟み撃ち

パターン1

パターン2:ヴァイパーはB逃げて、Bセットに移行

パターン2

4. 敵のフッカープッシュを警戒する場合

パターン1:レイズとスカイがTPし、Aサイトセットアップへ切り替え

パターン1

パターン2:ヴァイパーがBに合流し、レイズ・スカイがサイト内からフッカーを挟む

パターン2

この戦術の強みとカウンター策

この戦術の最大の強みは、Bロングテイクを確実に成功させつつ、相手のリアクションに応じて柔軟に攻めの選択肢を取れることだ。もし敵がBロングを取り返しに来る場合も、Aサイトへの展開がスムーズに行える。

ただし、相手がオペレーターをロングで構えている場合や、フッカーの狭いポジションでのショットガンがいる場合等にも注意が必要。紹介した対応策は1部の例に過ぎないので、そのため、常に相手のユーティリティの使い方を把握し、対応策を用意しておくことが重要です。

まとめ

VitalityのBロングテイクは、確実にロングを取るセットアップから、シャワー側の情報を集め、その後の展開を柔軟に決める戦術になっている。

  • Bロングの確保を徹底することで、攻めの選択肢を広げる

  • シャワー索敵を活用し、相手のリアクションを見極める

  • あらゆるプッシュやリテイクにも対応できる柔軟性が強み


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