【自己紹介】基礎マスター偏重学習でB3予備一発二桁合格した話
1 はじめに
はじめまして!
バッタの自習室(@grasshopper_law)というXアカウントで日々呟いているバッタと申します。
今回は、口述試験も終了したということで、自己紹介がてら勉強遍歴を書いてみようかと思います。
2 勉強遍歴
〇大学1年 5月
コロナでオンライン授業ばかり。
暇すぎて、大学2年から入るつもりだった伊藤塾に早めに入ることに。
親からそこそこの反対を食らったが、押し切って入塾。
〇~大学1年 9月
ダラダラと基礎マス憲法を受講する。
講義聞く→テキストと該当部分の百選を読む→該当部分の短答を解く といった流れ
夏休み中の8月か9月くらいで憲法を受講し終える。
〇大学1年 9月~3月
大学の講義との関係で、民法総則と刑法総論を受講する。
刑法総論を受講し始めてから、論証を単語カードに記録するようになった。
〇大学1年~2年 3月~5月
春休み中に上3法の基礎マスを受講しきるという目標をたてるも断念。
今短答を受けても意味がないと思い、この年の短答は受験しなかった。
刑法をすべて聴き終わり、民法をメインで受講する。
〇大学2年 6月~8月
基礎マス民法を聴き終わる。
〇大学2年 8月~10月
そろそろ勉強するかと思い、夏休み中に民訴をイチから最後まで受講するという目標をたてる。
このころには、基礎マス受講→テキスト復習&単語カード作成→(hnd講師ならⅡのときのみ)短答過去問解くというサイクルが完成する。
しかし、ギリギリ夏休み中には終わらず、10月中旬くらいで受講し終わった。
サークルの会長になった。
〇大学2年 11月~12月
基礎マス刑訴を受講する。これまでに比べるとコンスタントに受講する。
〇大学2年 1月~2月中旬
大学の講義との関係で、行政法を受講する。
〇大学2年 2月下旬~3月
ここら辺で気合を入れて勉強するようになり、有料自習室を契約。
最後の科目だった基礎マス商法を一気に受講し、大島本基礎編をさらっと一周読む。
3月下旬には論マスの民法を受講し始めた。
〇大学3年 4月(勉強時間159時間)
論マスの民法を中旬ごろまでに受講し終えて、短答の過去問も民法から解き始める。
このころに、今年は短答だけでいいから絶対に合格しようと誓う。
〇大学3年 5月(勉強時間225時間)
短答にほぼすべての勉強時間を割くようになった。
基礎マ読む→該当部分の短答過去問解く→判例六法に間違えた条文・判例をフリクションでマークするを永遠に繰り返していた。
膨大な量を前に受かる気がしなかった。
〇大学3年 6月(勉強時間233時間)
上記サイクルをひたすら繰り返し、6月が終わると同時に、短パフェ2週を終えた。
〇大学3年 7月(勉強時間208時間)
7月の頭に、一旦令和4年の短答過去問を通しで解いてみようと思い、解いてみると、思いのほかいい結果だった。
また、伊藤塾の短答模試も、そこそこの成績を収めた。
伊藤塾の合格者カウンセリングで、上記結果を踏まえ相談してみると、「短答は安心していい。論文も合格を目指せるかもしれない」と言ってもらえた。
当時は、短答合格のみを目指し、論文は数科目に集中してその科目だけでもいい成績をとれるようにと考えていたが、方針を変え最終合格を志すようになる。
その後短パフェ3周目を間違えた問題のみさくっとこなす。その後、1週間ちょいくらいは、短答から離れ、論マスの商法・行政法の◎問題を進めていた。
短答1週間前には短答に戻り、基礎マスをひたすら読み返していた。
このころは、ストレスのせいか慢性的にお腹が痛かった。
〇大学3年 予備試験短答本番
不思議とそんなに緊張していなかった。令和4年の過去問も模試も上手くいった分、結構安心していた。
公法30分残し、民事20分残し、刑事10分残しとかなり余裕をもって解き終わる。
しっかりと合格し、Twitterでの活動を始める。
学部のテストや息抜きに遊んだりしたこともあり、勉強時間が若干減った。とりあえず、選択科目の労働法をイチから受講し、論マスの◎を進めた。
〇大学3年 8月(勉強時間262時間)~論文本番
民実・刑実もイチからスタート。
7法の論マスは全部やることが不可能であることは明白だったので、ターゲットを◎の問題に絞って一気に進める。
幸い論証は基礎マスター段階でカードを作っていたので、そこまで困らなかった。もちろん覚えるのはめちゃくちゃ辛かったけれど。
驚くほど受かる気がしなかった。
どの科目の過去問を解いてもまともな手ごたえがない。
論マスをすべて受講した民法・労働法と実務基礎はAを狙い、その他はCくらいで耐えることを目標に設定する。
そして、論マス◎を一周終えたくらいの段階で、伊藤塾の模試を受験した。
全く手ごたえはなかったが、望外の高評価。
初めて論文合格が現実的なものとなって見えてきた。
模試の結果が出た後は、ひたすら論証と要件事実を覚えまくってた。辛かった。
〇大学3年 論文本番
それぞれの科目の手ごたえなどは別途note作成予定。
1日目終了後は、絶望のどん底に叩き落され、何の目的もなく何も考えられないまま会場周辺をふらつくことしかできなかった。
なんとか彼女に励まされ、正気を取り戻して2日目に切り替えた。
2日目は1日目よりは幾分マシな答案が作れた感覚だった。
〇大学3年 論文終了~結果発表まで
自分の答案を思い出すのもつらく、再現作るのが苦行だった。
(再現は6科目くらい作り終わったころに、一回データが消えた。発狂した。)
再現公開直後、5chの書き込みなどにも僕の名前を挙げてもらっていたが、当時は、なかなか厳しそうという評価が多数だった記憶がある。
作った再現は添削チームの方々、飛翔さんに見てもらうことができた。こちらは、どちらも思ったよりも高評価を頂けた。
この期間は、とりあえず来年の東大ロー用にとTOEICの勉強をした。
あとは、論マス進めてた。
発表直前になると、一応口述にも役立つ論文の勉強をしようと思い、基本刑法Ⅱを読みつつ、刑法の論証集を作り直していた。
基本刑訴Ⅰ、大島本基礎編もさくっと読んだ。
〇大学3年 論文結果発表
合格した。泣いた。叫んだ。
結果はなんと、2桁後半という好成績だった。
〇大学3年 論文発表後~口述本番
論文合格の歓喜もすぐに口述への焦りに変わった。
とにかく、基本刑法Ⅱ・基本刑訴Ⅰ・大島本上巻を回しまくった。
今年は、ウィンター用のES作成も被り、タスクが多すぎて結構参っていた。
〇大学3年 口述本番
それなりに勉強を積めて、そこそこ自信があった。
1日目の刑事はまさかの1番目で、緊張高まる待機時間がなかったおかげか、あまり緊張せずに受けられた。出題予想も当たりかなり自信のある出来だった。
2日目の民事は前日上手くいったおかげで、余裕をもって受けられた。内容は主査におんぶにだっこで中々ひどいものだったが、終わった後の解放感はすごかった。
3 現在とこれから
今は口述の結果発表を待っている状態です。
合否はまだ分かりませんが、まずはゆっくりと過ごしたいと思います。
司法試験については、論マスすら完走しないまま予備論文に突入してしまったので、かなり後れをとっている自覚があります。頑張らないとですね。
これからも、他の受験生の役に立てるような情報を発信できるようにXでの活動は続けていこうと思います。質問箱も置いてますから、ぜひ遠慮なくなんでも聞いてください!
単なる自己満でたらたら思いつくまま書いたnoteをここまで読んでいただき、ありがとうございました!
*2023.2.1追記
無事に口述式試験も合格しました!!🌸