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3月3日

@channel
おはようございます。一都三県の緊急事態が延長される可能性が濃厚になってきましたね。解除の基準が曖昧なこと、緊張感のない緊急事態を続ける自体に自制効果が残っているか、色々なクエスチョンマークですね。
 さて、今日は今朝読み終えた本について。「観光は滅びない-99.9%減からの復活が京都からはじまる」です。


 2020年10月に出版されたこの本は、ビフォーコロナの京都観光の課題から始まり、観光客が消えた2020年の京都の生の様子、そしてWith/Afterコロナに向けた「新しい観光」を目指す京都の施策をまとめています。我らが京都市観光協会の堀江さんのインタビューも掲載されています。非常にタイムリー、かつ自社のビジネスのヒントも色々得ることができるので、機会があればぜひ一読を。旅アトリサーチではなく、旅ナカリサーチでしか得られないインサイトがあるように、この本も「今」読むべき類だと思います。
 さて、この本を読んで改めて思います。新型コロナウィルスという問題は、新たな問題をもたらしたのではなく、ビフォーコロナ時代にあった課題に「きづき」と「アクション」をもたらしているのだと。


 オーバーツーリズムは本当に良い例です。
 アーリーアダプターは、コロナに関係なく、既に課題に「きづき」、「アクション」を起こしていた。今回のコロナは、さらに広範囲の人に強制的に「きづき」と「アクション」を迫ってきている。そう考えた方が、前向きになれると思います。


① 外的要因で、意識的・無意識的に蓋をしていたことに気づき、アクションを起こすこと。
② 外的要因で、意識的・無意識的に蓋をしていたことに気づいたけど、アクションを起こさないこと。
③ 内的要因で、自ら蓋を開け、アクションを起こすこと。


どれがこれからの時代に求められるのかは、言うまでもない。
今日も少なくとも一日一回は、「蓋を開けること」、「アクションを起こす」ことを意識して、がんばりましょう!

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