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3月5日(金)

@channel おはようございます。昨日のつぶやき公開処刑から一夜が明け、今日は金曜日。本当にあっという間です。


さて、今日は「制約と心が動く瞬間」について
リモートワークやWeb会議が続く中、コミュニケーションが制限される日々が続いております。対面での会話での特有のかけあい(関西風で言うとノリとツッコミが)ができない場面に直面すると、歯がゆく、そして改めてコミュニケーションは奥が深いと思わされます。


コミュニケーションが制限されると、「報告」といった一方的なコミュニケーションの場合はそこまで影響がないですが、「ディスカッション」や「ディベート」といった双方(複数)の場合に顕著に表れます。深い双方のコミュニケーションというのは、終わった後に心地よい疲れと、何か新たなアイデアや知識を手に入れた達成感や、より一層関係性を深めることができたという高揚感が生まれ、それは結局のところは、自分そして相手の「心が動く瞬間」なんだと思います。


では、双方のコミュニケーションが制限された環境では、「心が動く」ことは少なくなってしまうのでしょうか?


答えは、悲しいかな「YES」でしょう。この環境がもたらすコミュニケーションへの弊害に無頓着になっている人は、特にそうです。では、無頓着ではない人、この弊害を意識できる人は何ができるのか?


それは、言語でのコミュニケーションが制限される中で、非言語の部分でどうやってそれを補填し、自分そして、他人の「心」を動かせる方法について考え、トライ&エラーを繰り返すことだと思います。
と、思わせてくれた出来事を紹介。


 昨日めでたく獲得した非常にスケジュールがタイトな新案件。勝利の決め手は、相手のニーズにあった価格やスケジュールは前提として、先方の問い合わせに対して、早朝に電話をかけ、ニーズをヒアリングし、短時間で提案書をまとめ上げた行動力と態度でした。他の業者にはなかった「安心感を感じることができた」という言葉、これがイコール「心が動く瞬間」でした。
 昨日、タンザニア案件でこのプロジェクトの根底を支えるSHEPというアプローチの全てを知る専門家との勉強会がありました。

初対面の前回のミーティングでは、一見厳しそうで、少しとっつきにくいような印象をもってしまいました。ですが、この勉強会のためにチームでSHEPについての勉強を積み重ね、事前に質問も用意し、勉強会に臨みました。さらに、専門家が鎌倉在住であることを偶然発見し、ミーティングが万が一こじれたときの最終兵器として、鎌倉ITスタートアップをアピールできるように用意をしてました。勉強会では、事前準備のかいがあって、建設的な意見が飛び交い、非常に有意義なミーティングでした。そして、ミーティングも終盤をさしかかるところで、例の最終兵器をぶち込みました。「次回は由比ガ浜で集合!」という言葉と満面の笑みを専門家から引き出したこと。これがイコール「心が動く瞬間」でした。


神奈川県で緊急事態が延長になり、制限された環境が続きますが、制約の中で何ができるのかを考えること、これはコミュニケーション力(非言語の部分を特に)を鍛える格好のチャンスだと思います。今週も本当にお疲れさまでした。来週は鎌倉から、気分一新頑張ります。

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