見出し画像

ひとり山旅 伯耆大山

蒜山って岡山県(鳥取)なんだ!と今回のひとり大山登山旅で知った。蒜山高原そして大山エリアと、どこまでも真っ直ぐな道やサイトのある牧場、広い無料駐車場など追々しるそのエリアの北海道のような(行った事無いけど)広大さからであろう人気観光地としての余裕を感じ、島国四国人として事あるごとに嫉妬する旅でした。

お盆明けの平日とあって登山口の駐車場は閑散としており木陰の絶好のスペースに車を停めたのが15時過ぎ、大山神社参道をブラブラしてから豪円湯院の露天風呂で汗を流した。そう大山登山の特筆すべきは登山口に温泉、旅館、飯屋と徒歩圏内に観光施設が揃ってるから、登山の楽しみ方が山だけではなくなりつつある最近ではこういうのが嬉しい。
車中泊もよし、山に登らない登山もよし、ドライブによし、しかも映え山、大山山系と日本海が一緒に見える絶景とくれば何も言う事なし。



古来よりの大山神社参道がいわば商店街になってるが古いと新しいが丁度良いと感じた、箱もので趣も何も無くなったら街と変わんなくなるし。

下見の時、夏山登山口で見たこれからのぼる風の団体さんを避け人の少ない大山神社経由で登る。古い鳥居をくぐり石畳みの参道から原生林残る静かな登り初めにテンション上がる。下りの夏山ルートは植林帯だったのでこの選択で良かったと思う。

俳句で夏の季語に「山笑う」(緑が生い茂る様)というのがあるそうですが大山登山、膝も笑う階段の山でした。
メジャーな山なので初心者でも登れる様整備される、それはそれでしょうがない。
山頂も何故かウッドデッキだったりするのもしょうがない。安心安全登山の為ですもんね! 

個人的に、登った山の印象は出会った人達の印象に少なからず左右されると思う。街では無理でも山なら同じ山に来てるというだけで気軽に仲良くなれるのも登山の良いところ。そしてきっともう二度と会う事もないだろう、小さな小さな出会いと別れ。
その印象が良いとその県の評価まで自分の中であがる、鳥取県良かった、また来ようと思う、単純だ。

下山後は帰り道の蒜山高原で温泉入って広い高原眺めながらどんだけ北海道やねんっとか思いながら(行った事ないけど)濃いソフトクリームを食べる。温泉が近いと連チャンで入るという贅沢をしてしまう、土産はもちろん蒜山焼きそば大盛り。

初の山陰なのに鳥取砂丘もコナンも境港も行って無いけど良かったな、次はもっとゆっくり来ようと思うけど、どうだろう。





いいなと思ったら応援しよう!