【グラフィッカ制作事例】自分のビジョン・想いをイラストに残しておきたい
制作画
使用ツール:Procreate
ヒアリング・対話時間:合計3時間
ご依頼について
目的
自分のビジョンをイラストで残したい
自己紹介の時に活用したり、手元に置いて振り返りたい
ご依頼背景
自分自身を見つめ直したり、将来について想いをはせる時間を過ごしてきて、段々人生の目的やその先のビジョンの輪郭が掴めてきた。一方で、未来について「将来計画」というタスクや計画形式で落とし込むと、「やるべき」の義務感が大きくなってしまい、途端につまらなく思えてしまう。ビジョンを想像した時のワクワク感を保つためにも、イラストで考えを残しておきたい。自分の手元に置いて見返した時にワクワクした感じが蘇るような、そんなイラストを描いて欲しい。加えて、イラストは他の人へビジョンを説明する時や自己紹介に活用したい。
ご依頼者様
土田 愛様
企業(株式会社インヴィニオ)で組織・人材開発コンサルタントとして働きながら、個人で米国CTI認定プロフェッショナルコーチ(CPCC)として活動している日韓ハーフ男子を持つシングルマザー。
https://twitter.com/ai_tsuchida
制作過程
お客様の声
制作ポイント
きっかけは土田様の
「将来にやりたいこと、ビジョンに対して、計画ではなくイメージで形に残したい」
でした。
自分の想いをグラフィックに落とし込んでいく、まさにgraphiccaが得意とする分野になります。
土田様がこれまで歩んでこられた人生、今感じている自分自身のことを一通りじっくり聴いていましたが、話す様子から浮かんだのは「パワフルでカラフル」。パステルカラーではなくて原色の鮮やかさ。
これまで自己内省を深めてきた分、イラストのヒントになるキーワード・コンセプトもぽんぽんと出てくる様子。土田様からも自分を表すイメージを画面共有で見せてくださることで、大変描くイメージが掴みやすくなりました。
一旦、聞いた話を元に簡単な概念図を描きつつ、土田様が持っているイメージとズレがないかさらに対話を深めていきます。
話し合った結果、「ありたい自分から生まれる可能性・未来を描く」という方向性で、真ん中に今現時点での自分の状態を置き、そこから生まれたやりたいことを周りに配置する構図にしたほうが良いと決まっていきました。
下記のようなご依頼の時には、最短では1回のヒアリング、確認で打ち合わせが終わることも多いです。
すでに説明したいものが決まっている
説明すべき相手が決まっている
どういう反応になって欲しいかわかっている
しかし、今回の最大の目的は「自分で見て、想いを馳せた自分に立ちかえれる図」です。自分自身が目で見て、「楽しそう!やりたい!」「そうそう、自分ってこれだよね」という感情が湧くような、そんなイメージを作っていこうと考えます。イラストのニュアンスや要素が土田様がお持ちのイメージ・感覚とズレてしまうことを避け、できる限り一致させていく確認作業を重ねる必要がありました。
描いては確認、また描き直して確認、とスローな進みにはなりましたが、打ち合わせの中でイメージを確定させいていきつつ、さらにどんな未来になりそうか一緒に考えていく時間を過ごすことができたかと思います。
RION’s コメント
これまで描いてきたイラストも「カラフルだね!」「かわいい!」とお声頂いてましたが、今回は自分から「POPでキュートな」を意識。「自分を振り返るために使うイラストには何が描かれるべきなのか?」と問いながら向き合うことにもつながりました。土田様の素敵なビジョンや想いを周りに目に見える形で伝えることで、やりたいこと・自分が思い描く未来に近づけられる、そんなサポートになれば幸いです。毎回お話しするたびに、なぜか私も元気になってしまうような、そんな体験となりました。ご依頼いただき誠にありがとうございました。