【レビュー】世界中のビデオグラファーに愛されるミラーレス一眼名機 LUMIX GH5
今回は私が愛用しているLUMIX Gシリーズのハイエンド機に位置づけされているPanasonic(パナソニック)LUMIX GH5とLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 標準ズームレンズの組み合わせをご紹介させていただきます。なおこの組み合わせはキットレンズでの販売はなくそれぞれ単体で購入する必要がありますのでご注意くださいね。まずこのLUMIX GH5ですが、私はこれまで初めて予約をして発売日に購入したカメラです。忘れもしない発売日は2017年3月23日。2017年1月上旬頃に予約していましたが、発売日には変えず入手できたのは4月に入ってからのことでした。LEICAの12-60mm標準ズームレンズも予約しており、本体よりも一ヶ月前にレンズだけが手元に届くということになり、しばらくはレンズだけ眺めてました。さてそんなこんなで購入したLUMIX GH5ですが、どんなカメラかというと動画撮影に極めて強いカメラであること。それに尽きるでしょう。私の購入の決め手となったのもまさにこの点。4K/30p、4K/60p、4K動画無制限記録ができる発売当時としては最強のスペックで発売後2年以上経過してもいまだ他社の追随を許さないバケモノ。世界中のYoutuberや映像クリエイターから高い支持を受けた2014年4月24日世界初ミラーレス一眼の4K動画撮影を可能にしたGH4の後継機種でさらに機能を向上させたモンスターマシンです。そんな高性能ぶりに私は惚れ込んで購入に至ったわけです。
今回は購入して3年と2ヶ月。実際に使ってみたLUMIX GH5のレビューを書かせていただきます。これから購入を検討されている方はご参考にしていただければと思います。
こちらがパナソニックLUMIX GH5。4K動画が撮れるビデオグラファーに信頼が高いミラーレス一眼カメラです。
〈 カメラ:Panasonic LUMIX GH5 ボディ 〉
〈 レンズ:Panasonic LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 〉
マイクロフォーサーズLUMIX Gシリーズ ハイエンド機
LUMIX GH5は小型・軽量かつ高性能。
マイクロフォーサーズ規格の一眼レフカメラの最大のメリットは小型・軽量であることでしょう。これはAPS-Cやフルサイズのカメラでは真似したくても真似できない点です。センサーサイズが小型であることを最大限活かしてコンパクトな設計が可能です。私の愛用しているLUMIX Gシリーズのハイエンド機LUMIX GH5もLUMIX Gシリーズの中では大柄で重量級であるものの一般的な一眼レフカメラと比べれるととてもコンパクトな部類に入ります。実際に軽量してみるとGH5カメラボディで732g、LEICA(ライカ)の標準ズームレンズ12-60mm/F2.8-4.0を装着して計ると1081gでした(写真-4ご参照)。カメラ本体のデザインがしっかりとした造りでグリップも大きくとても持ちやすい形状をしているので実感としては実際の重量以上により軽く感じます(写真-5ご参照)。このGH5の持つ機能性を最大限引き出せるデザイン形状で、小型ながらしっくりきます。
〈 左:GH5ボディ(メモリカード2枚+バッテリー) 732g 〉〈 右:GH5+標準ズームレンズ 1081g 〉
〈 グリップは大きくカメラをしっかりと持てるため実際の重さよりもはるかに軽く感じる 〉
〈 マイクロフォーサーズのマウントと4/3型フォーサーズセンサー 〉
マイクロフォーサーズのメリット
メリットと言えば、マイクロフォーサーズの最大の武器と言える小型軽量な設計が可能であることです。小型なフォーサーズセンサーを備え、マウント径は40mm、フランジバック20mmととてもコンパクトな規格です。イメージセンサーが小型であることからフルサイズセンサーと比べ、手ぶれ補正効果を得られやすいようです。
反面デメリットとして、フルサイズと比べボケが得られにくい点、それからもう一点はISOの数値をあげた状態、例えばISO6400やISO12800など高感度撮影の際にノイズが入り荒れやすいことです。このISOとは、レンズから取り込んだ光を増幅させる指標で、ISOをあげれば少ない光でも明るい写真として撮影が可能になります。しかし感度を上げることでノイズが入りやすくなります。フルサイズノカメラは、暗所での撮影でも光を取り込むイメージセンサーが大きいため有利で、フルサイズに比べマイクロフォーサーズは1/4の面積のセンサーサイズであるため、高感度撮影では不利な点です。と言ってもISO6400あたりでは十分に撮影に耐えうるノイズですので相当な高感度撮影でなければ問題ないでしょう。
〈 カメラ:LUMIX GH5/レンズ:LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 〉
大型3.2型162万ドット フリーアングルモニターはコントラストがあり高精細でとても見やすい。またローアングルやハイアングルでの撮影でもモニターがフリーアングルで可動するのでとても撮影しやすい。セルフィーでの自撮り撮影でも使えるので、世界中のYouTuberから評価が高いことも頷けます。
電子式ファインダーを持つLUMIX GH5。高精細 368万ドット OLEDファインダーで2017年3月23日から発売して2年経過した今でもハイスペックであることは変わらない。このあたりはPanasonic(パナソニック)らしい最先端な造り込みでクラフツマンシップの高さを感じますね。肉眼と遜色ないくらいとても見やすいです。
LUMIX G9のようにLCDインフォーメーション液晶がないので、すっきりした印象のデザイン。操作しやすいダイヤルとボタンの配置でユーザービリティに優れた機能性。使い勝手は申し分ありません。ホワイトバランス、ISO、露出の設定は独立したボタンがあるため、ダイレクトに設定できます。このあたりもハイエンド機らしい利便性です。
高速なメモリーカードSDXC2のデュアルスロットを備えています。 ビデオスピードクラスのSDカードに対応しているので4K動画撮影時の高ビットレート撮影でも安心です。スロット2つを使い分けることができ、スロット1には静止画を、スロット2には動画を記録したり、スロット1で撮影したデータをスロット2でバックアップを取ったり、様々な設定で記録できます。
HDMI端子とUSB-C、ヘッドフォンミニプラグやマイク端子を備える。特にHDMI端子はA端子を採用しているのでしっかりしていて、抜け落ちたり破損しにくい。HDMI-ミニやマイクロ端子のものはボディをコンパクトにできる反面、ハードに使うプロの現場では心細いもの。このLUMIX GH5は、プロユースを考えているのでそのあたりの心配はまるでなし。
LUMIX GH5におすすめのレンズ。
まず最初の一本はまちがいなくコレ!
LUMIX GH5を最初に手に入れたからのまず1本目のレンズとしておすすめがこの「LEICA DGF VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0」標準ズームレンズです。私はGH5本体よりも先に購入したほどのレンズで、1本だけ持ち出すとすればもっとも便利でほとんどの撮りたい画がカバーできるレンズです。本体とレンズを合わせても1kgを少し超える程度軽く、F2.8スタートで明るく、焦点距離12-60mm(フルサイズ換算24-120mm)までの幅広い領域をカバーしています。高級感があり高品位なデザインもとても良い優れたレンズです。
LUMIX GH5におすすめのレンズは、LEICA(ライカ)の12-60mm/F2.8-4.0標準ズームレンズで間違いないでしょう。 レンズ内手ぶれ補正も備えたとても使い勝手の良いレンズ。
F2.8スタートの標準5倍ズームレンズで12-60mm(フルサイズ換算で24-120mm)までの幅広い焦点距離をカバーしたとても使い勝手の良いレンズです。
動画撮影メインで考えている方には
この4K動画に強いLUMIX GH5がおすすめです。
4K動画撮影に極めて強いPanasonic(パナソニック) LUMIX GH5をご紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか?次回は私の所有しているLEICA(ライカ)DGレンズなどもご紹介をさせていただきたいと思います。お楽しみに!ではまたお会いしましょう。
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