【ダンガンロンパシリーズ】衝撃のおしおきTOP5
クライマックス推理を超えるクライマックス、ダンガンロンパの醍醐味、物語の大トリを飾るお楽しみ、それがおしおきです。
それまで普通に話していた生徒が、無残に散っていく様子は否が応でも印象に残るもの。今回はそんなおしおきの中でも特に衝撃的だったものを5選したので、紹介します。対象作品は『ダンガンロンパ』『スーパーダンガンロンパ2』『ニューダンガンロンパV3』の3作品から。
最も手軽にダンガンロンパのネタバレを摂取できてしまう記事だと思うので、未履修の方はこの先へ進むべきか、胸に手を当てて考えてみてください。
5位 赤松楓 ネコふんじゃった
おしおきって肉体的な痛みはもちろんのこと、対象者にとっての精神的な苦しみ、尊厳破壊などもテーマに含まれているのがより残酷なのです。
超高校級のピアニストである赤松さんにとってのおしおきは「大好きなピアノを足で踏ませる」「観衆からのブーイング」など、ピアニストにとってはこの上ない辱めが詰まっています。
不協和音の演奏と共に絞められていく様子もひでぇ。『時計じかけのオレンジ』にもあるけど、音楽と殺人が合わさるとすごいサイコ。
余談ですが…モノクマーズという存在は余計でしたね。おしおきにも出しゃばってきて興を削がれた上に『絶絶』のクロクマとは違って終始脇役のままで終わってしまい、邪魔でしかなかった。
モノクマーズによる反論ショーダウンは良い試みですが、そこまでいったらどうしてVSモノクマーズの議論スクラムをやらなかった???
4位 大和田紋土 猛多亜最苦婁弟酢華恵慈
驚異の人間バターのできあがり。
狂気度でいったらナンバーワンなのはまちがいなし。いくら同情できないクロとはいえ、あれで胸がスカッとするほど私は人間を辞めてはいなかったようです。
3位 田中眼蛇夢 眼蛇夢大地に堕つ!!
これはおしおきの内容というより、対象者があまりにも“推し”だったがために強烈なインパクトが残りました。
最初はイロモノ枠だと思っていたけれど、裁判では割とまともな場面も多く見た目と中身のギャップに魅了されつつありました。その矢先に…。
さっき「対象者への尊厳破壊」と言いましたが、田中にとって動物に殺されるのはどうなんでしょうね。大好きな動物に殺されるなら本望ってことも全然あり得るよね。
「地獄を望んでいた田中を天国に送る残酷な仕打ち」はよく言われます。いいんだよ、田中は天国に逝くべきなんだ。動物を愛する彼には本人がどう思おうと天国が相応しい。
2位 不二咲アルターエゴ ショベルの達人
不二咲は二度死ぬ。
さくらちゃんを殺したのはさくらちゃん、つまり自害だったので一体誰がおしおきされるのかな? とは裁判の途中から考えていたことでした。
そこでまさかの、、、。映像が流れた瞬間の衝撃はおそらくシリーズでも最上位クラス。同時に、モノクマへの憤りに身が震えた場面でもあります。
1位 七海千秋 PLEASE INSERT COIN
無理。思い出したくない。俺はつらい耐えられない。
クロを指摘する場面を思い出すと胃から何かが込み上げてくる。何度狛枝を指摘して自殺で合ってくれと願ったことでしょう。
『スーダン』をプレイして七海千秋を好きにならない人なんて居ないでしょう。それを想定した上でこの結末。絶望的だが完成されています。
おしおきされるならちゃんと敢行されるべきなんです。おしおき失敗で黒幕に屈辱を与える──なんていう"できすぎ"はたとえ推しキャラであっても求めていません。
終わりに
気に入っていたキャラがおしおきされるのは悲しい。けれど、このゲームにおいておしおきは最期に一華咲かせる粋な計らいだと思えば、ただクロに殺されるよりかはマシなのかなとも思います。
現に、本編で掘り下げが足りない…と思うキャラは被害者率が高い印象を受けます。クロはそれに至った動機が語られると同時にプレイヤーの感情移入を誘うのでね。
ロンパの記事はまだまだネタがたくさんあるので、いっぱい書いていけたら良いな〜。