烈火の剣 ユニット評価
FEキャラ評価第二弾はもちろん烈火の剣。全く使い物にならないキャラがほぼいないこの作品は一番育成が楽しいシリーズです。
・S A B C D Eでランク付け
・育てたことのあるキャラはステータス画面を掲載。ドーピングもりもりのキャラもいるのでステはあまりあてにしないで…
・ストーリー攻略の観点から判断。通信闘技は除外。
・総合的な能力というより、仕事を全うできるか、という点を大事にしています。
・エリウッド編、ヘクノーは誰でも活躍させられるので、ヘクトルハードを見据えた評価をしました。
エリウッド B
ロイほど初期値は低くなく、クラスチェンジも遅くない。レイピアの性能も上がったので序盤~中盤は間違いなくロイより強い。しかし、専用武器が重すぎる上に間接攻撃不可という残念な性能なので、主人公らしい強さを手にすることはできない。デュランダルは一撃の火力だけは高いので火竜にとどめを刺すくらいはできる。
マーカス C
エルバート、エリウッド、ロイと三代に渡ってフェレに使える騎士の鑑。今作でもお助けパラディンとして活躍してくれるのだが、封印と違って力が高すぎるのだ。削るどころか倒してしまうのが難点。まぁそれでもヘクハーは単騎特攻させないと間に合わないような場面が多々あるので、高い能力値はやはりありがたいか。
ロウエン D
幸運と守備が高く、受けに向いた成長率。最終能力を見てもらえば分かるだろうが、攻撃に必要なステが伸び辛く火力を出せないのがつらい。壁役はオズインで十分だし、しかも向こうは火力も出せる。属性が炎なので補えはするが…。
レベッカ A
初期値は悲惨。しかし、速さ技幸運の伸びが約束されているので飛行ユニットに強く出れる。FEはバランス型より特化型の方が強い。
しかも支援で力を補えるうえに、相手にも恵まれている。アーチャーの下剋上を体現したユニットと言えるだろう。
ドルカス D
初期値はバランス型なのに成長は完全にゴリラ。速さが伸びないキャラに人権はないですね。前作より斧の命中は上がり、初期値の高さで序盤はたまに力になってくれるからD判定。
バアトル C
ドルカスとは真逆で初期値がゴリラで成長はバランス型。意外にも速さの成長率は40%あるのだが、速さ初期値3が痛すぎる。序盤の目標はソルジャーへの追撃である。
正直2軍でもいい能力だが、全員クリアを目指すならウォーリアLV5までの育成は必須となってしまう。ヘクハーの関門の一つですね。
ヘクトル S
斧を持ち速さも伸びるアーマー(しかも特効を受けない!)という素晴らしいキャラ。ヴォルフバイルの性能と本人の打たれ強さはとにかく頼りになる。クラスチェンジは終盤なのでなるべく温存しようと思っても、あまりにも便利すぎて中盤で襟木やリンより先にカンストするのはお約束。終盤はさすがに彼頼りとはならないが、火竜とまともにやり合える貴重な人材なのでしっかり育てておこう。
マシュー D
イベント面で優遇されてはいるが能力の方は置き去りにされたようなキャラ。盗賊として使い切るなら評価なんて要らないけど、封印と違ってアサシンが登場したから戦闘面にも触れなきゃいけないのよ。
力の初期値は低いし全然伸びない。火力補強に鋼武器を持たせようにも低い技。全然伸びない守備面。アサシンとして使うなら10:0でラガルトに軍配が上がります。恋人を殺された復讐鬼として、イベント的側面で活躍させようにも、そこですら「元・黒い牙」のラガルトにかっさらわれてしまっている。リメイク版ではアサシン三人衆で使ってあげるからな…!
セーラ B
エレンとサウルの良いとこ取りをしたような能力。かなり強いキャラのはずなんだけど、移動力と支援に優れるプリシラの影に隠れがちであるのは悲しい。
支援の発生が異様に遅いのも難点。これってセーラの出生が影響してて、他人に心を開くのに時間がかかってるとか…?
オズイン A
最初から最後まで壁として活躍してくれる、オスティアが誇るアーマーナイト。魔防も他のキャラと同じくらい伸びるので、どこぞのバースとは大違い。こんな大先輩がいるのに封印のアーマーはどうしてあの有様なんだ!?
ギィ C
ギィ自身の能力にそこまで問題がある訳ではないが、環境が剣士にとってつらすぎるのである。
・武器の命中率が底上げされた
・三すくみ補正が±10から±15に
これらが原因で、回避が不安定になり自身の紙耐久が露呈してしまう。じゃあ斧持ちだけ相手にしようと思いきや、新武器である神将器ソードキラーが登場。この武器は鋼の斧と同等の攻撃力11でありながら命中はアルマーズの次に高い80%、必殺5%に剣士歩兵に特効で三すくみ反転というぶっ壊れ。三すくみ反転武器で三すくみ有利を取ると、命中や火力に補正がかかり、そこに特効が加わると冗談抜きでワンパンされる。狂戦士の群れに剣士を放り込んだらドタマかち割られた…はよくあること。
止めにソードマスターの必殺補正は半減され15%に。出そうと思ってクリティカルを出すことはできなくなった。
総じて敵の攻撃が苛烈なヘクハーでは使いにくい。必殺補正はないけど成長率が一回り上のリンがいるのもつらい。しかも向こうはクラスチェンジ後に間接攻撃が可能。
マリナス A
そもそも出撃枠を食わないので弱くても問題ないのだが、幸運と速さがアホみたいに伸びるので、クラスチェンジ後は最強の回避盾として大いに活躍してくれる。なるべく生かして早いとこテントを卒業させてあげよう。クラスチェンジのアニメーションが面白い。
エルク B
このゲームでは貴重な理魔導士。最重要ステータスの速さがよく伸びるので、安定してダメージを稼げる。ルゥとほぼ同じ成長率なのだが、彼ほど強さを感じないのは、封印はクラスチェンジボーナスが大きいのと、うじゃうじゃ湧くドラマスへの特効魔法エイルカリバーがあったからだろう。
ニノは鍛えればエルクを優に超えるが、彼女の加入は終盤で育成が大変なのでそこまで敵ではない。最大の敵は師匠でもあるパント様。なんと初期上級職でありながら最終期待値は下級職で加入するエルクとどっこいどっこい。おまけに向こうは最初から杖A(実質すべての杖を使用可能)、エルクが完勝してるはずの速さも体格の差でイーブンになることも。ただパント様は支援が不自由なので、支援をフルに組んだエルクの方が流石に強い。正直どっちも一軍でいい。
プリシラ A
守備とHPが低く、油断すると一撃で葬られる。だから戦績がこの有様。ただそれ以外の能力は高水準で、特に幸運は半端じゃない。基本は杖振りで問題ないが、伸び次第では前線に投入するのもあり。確定一軍のレイヴァンとルセアと三角支援を組めるのが強力。
リン B
必殺補正がない剣士、と聞くと絶望的かもしれないが専用武器「マーニ・カティ」が重さ3(ほそみの次に軽い)で耐久45(てつとほぼ同値)で必殺20%で重騎士と騎馬に特効という超性能なのが救い。自身の速さもあり特効対象は確実に仕留めることが可能。支援で前に出れなくもないが、紙耐久なのでクラスチェンジ後は弓でチクチクが安定。
終章でぽっと出感満載で渡される「ソール・カティ」はシリーズ屈指の残念性能。本当に火竜に特効なのか!?と疑ってしまうほど火力を出せないし、デュランダル同様重すぎるので体格が低いリンとの相性は最悪。マーニ・カティでウハイを相手にした方がはるかにマシ。
セイン C
力がなんとドルカスと同じ成長率、しかし兵種は上限値が低いパラディン。全く嚙み合っていない。技が大きな弱点だが、このゲームは最悪力と速さがあればどうにかなるので、リン編で良成長したら一軍もあり。
ケント D
セインと違って速さ技守備魔防が高く、安定して扱える…と思いきや幸運の成長率が壊滅的なせいで全然安定しない。画像なんて神成長した方です。これだけならCで良いのだが、ヘクハーではルナが怖すぎて全く使う気になれない。しかし、リンやペガサスと支援が組めるのは大きな利点。特にフィオーラとファリナとは歩幅も合うため好相性。…ペガサス同士で組ませればいいと言ってはいけない。
ウィル B
レベッカよりHP力守備体格で勝り、速さ幸運魔防で差をつけられている。特にレベッカの速さは非常に高く、体格で埋まるレベルではない。総じて、レベッカには劣るが決して弱くはないユニット。ウィルも超エースレイヴァンとの支援があるので、一軍起用の道はいつでも開かれている。
フロリーナ B
速さ幸運が高く、ルナ持ちに強く出れる希少なキャラ。しかしHP守備がかなり低いため、ドラマス相手は分が悪い。封印で一番強いペガサスのティトより強いが、それでも姉二人はフロリーナの遥か上の性能だから今作のペガサスは本当に強い。紋章ペガサスの再来。
一軍にする場合はファリナとの支援がおすすめ。回避率が上がらないフィオーラとの支援Aは絶対にNG。
レイヴァン S
ディークやジストと違っておっさんではないので、オグマ系ではなくシーザ系の傭兵に分類されるのだろうか。
戦士並みのHPに力、剣士に匹敵する技に速さと鬼神のごときユニット。防御面は頼りないが、HPの高さで無理やりカバーしている。しかもハードブースト対象キャラであり、LV5で速さ15とかいう某ルトガーのような壊れ性能でありヘクハー攻略において最重要キャラ。
GBAのFEにおいて最も支援に恵まれたキャラである。まず本人の属性が氷であるため、弱点の防御面は誰を相手に支援を組んでも補強が入る。そして支援対象が本当に優れている。なんと5人すべてが下級職であり、確定一軍のレベッカプリシラルセアを始め、十分に強キャラのウィル、実質育成必須のバアトルと誰と組んでも強い。
加入してすぐに闘技場が出てくるが、ハドブによりレベルとパラメータが一致していない彼は、この時点では唯一まともにハード補正の闘技場に太刀打ちできるキャラである。キシュナ撃退のためにも、ここで勇者にさせておくのが吉。
筆者はFEが下手なので、支援をフルに組んだレイヴァンを森において敵を殲滅、の脳筋プレイが常套手段でした。
ルセア A
HP、幸運、守備はからっきしで後はぐんぐん伸びる、見た目に反して超攻撃特化ユニット。自身の高すぎる魔防で相手の魔法は受け、高すぎる魔力で相手の魔防は貫通するので魔法職にはとにかく強気に出れる。これは魔法職だらけのヘクハーでは大助かり。
司祭は最初から杖Dなので、闘技である程度杖を振ってればリブローを使えるようになるのも好ポイント。私はこれでヘクハーがぐっと楽になった。
その薄幸さの通り、過去も未来もとにかく報われない人物。封印の孤児院の院長はルセアという説があるが、それが本当なら封印では故人である。イヤだ―。
カナス A
速さが若干物足りないが、比較的軽いミィルと重すぎてどうせ追撃しようがないルナがメインウエポンなのでまぁ目はつぶれるか。しかしバランス成長なので、いくらルナが強くても満遍なくヘタレてしまうと厳しいものがある。今作の味方魔法職はみんな強いのに導きの指輪は中々手に入らないし…。
ルナで敵を選ばず、確実に止めを刺すのが主な仕事。そのため魔力が伸びてくれるともう手が付けられなくなる。
ダーツ B
今作一の成長率を誇る力、ラガルトと同等の速さであり、上限値が優秀な狂戦士というのもあってこれまた火力特化型のユニットである。技20%が痛いが、ダーツ以外に技に悩まされるキャラはいないので手に入る秘伝の書をすべてダーツにつぎ込めば万事解決する。
フィオーラ A
魔防がよく伸びる物理職は大変貴重で、それだけでこのキャラを使う理由はある。力と幸運の成長率はペガサス最下位だけどもファリナとの支援でカバーが可能。間違ってもフロリーナと支援Aにはしないように。回避が伸びない属性同士なのを知らずにヘクハーで地獄を見た私のようにはならないで。
ラガルト A
寝返りキャラゆえのハードブーストの恩恵で、叩き上げのマシューを完全に叩き潰す初期値で参戦する。速さと幸運が抜群の伸びを見せるため、戦闘要員の中では随一の回避力を誇る隠れ強キャラ。
力の低さは瞬殺でカバーし、防御面は避けに全力を注げば気にならない。相手をワンパンできるスキル「瞬殺」は、ついでと考えるにはもったいないくらいに強力。ニノやジャファルと組めば回避し放題瞬殺し放題になるので、絶対に支援は忘れないように。
終章では、ニノと並んで最も専用会話が多いキャラ。黒い牙とラガルトの会話が好きすぎる私は絶対にラガルトだけは育てている。ジャファルかニノとAになって瞬殺でモルフ・黒い牙を楽にさせることが、私にとっての「烈火の剣」です。
ニニアン・ニルス S
上限値が上がったことでさらに回避性能が上昇。とはいえ、HP守備は低いし反撃もできないので壁にするのはリスキー。ニニアンは途中でエリウッドに殺されるので、彼女と支援を組んだユニットは終盤支援抜きで戦う羽目になることは注意。
イサドラ D
速さはいい。けどそれ以外の能力はHPを筆頭に低め。ここに来てようやく封印の剣めいた上級職が登場…。
ヒース C
今作唯一の下級職ドラゴンナイト。中学生が考えたようなビジュアルをしている。
左半分の成長率は悪くなく、物理耐久はペガサス三姉妹を凌駕する…と思いきやファリナは守備も高く普通にプレイしてると彼女の下位互換になりがち。そしてドラゴンの宿命で魔法には弱い。つまり敵に魔法職が溢れかえるヘクハーではあまり活躍できない。
しかもノーマルでの初期値が悲惨なせいでハドブの恩恵もさして感じられない。体格もヴァイダより低いってのはどういうことだ!向こうが魔物なだけ。ミレディやツァイスの怪物ぶりに期待した人は確実に肩透かしをくらうが、決して弱いわけではない。…それでも魔防ばかりはどうしようもないので、大人しくペガサスに一軍の座を譲った方が合理的ではある。
ラス B
シンと似たような成長率で、騎馬特効が付与されたとはいえ依然として強力な遊牧騎兵なので強い…んだけど色んな理由でB評価。
ラスはリン編終盤、ヘクトル編中盤で加入するのだが、リン編では本人が高レベルなため経験値を吸わせるのはもったいなく、あまり成長させることができない。そしてヘクトル編では逆に低レベル状態であるためレベラゲに苦戦する。次の章が砂漠、次の次の章が鬼畜章なのも原因である。
支援会話の相手も、リン、ギィ、ウィルの三人のみ。ヘクハーでのギィの使い辛さは説明済みだし、弓兵二枚起用も枠が足りないヘクハーにおいては正直微妙。リンも支援激戦区なため、支援ではかなり不遇な人物。
アーチャーが既に育っていて、しかも前作より数が増えて移動式になったシューターを扱えるのもスナイパーのみ。封印と違って遊牧民一強時代ではなくなったのは言うまでもない。
ホークアイ C
専用グラが与えられている裸族。例に漏れず烈火の初期上級職は大抵が強く、この人も頼りになる戦力。次の外伝では強制出撃だが、邪魔になどなるはずがない。むしろいてくれないと困るレベル。
パント A
今作の問題児。この方がいるせいでエルクの評価が下がっているまである。
初期上級職の中でも特に高い初期値に、有利に立ち回りやすい魔法職なのでヘクハーでもおかまいなしで即戦力になる。理魔法と杖のどちらも武器レベルはA。つまりリブローが使える。成長率は低いが鬼の初期値を考えると高いとも言え、最終期待値はエルクと並ぶこともある。
非の打ち所がないと思われる彼にも弱点はあり、支援Aがルイーズで固定ということ。彼女はさすがにヘクハーでは厳しい能力なので、実質パントは支援Bのみで頑張る必要がある。そしてエルク使いはここで差をつけないと本当にパント様の下位互換になりかねないので、支援は全力でつけろ!
ルイーズ C
パントにとってルイーズとの支援Aは弱点だが、ルイーズにとってはむしろ最大の強みである。優秀な烈火アーチャーを両名退場させてしまったドベなプレイヤーは、彼女をパントとセットで運用させよう。
ガイツ B
弟のギースと魔防以外同じ成長率である。というか魔防はガイツの方が高く、下級職より上級職の方が成長率が優れているという珍事。兄より優れた弟はいないのか。
ハドブにより初期値も高く、バアトルよりは強い…が彼はほぼ育成必須。ヘクトルがいる中さらに斧使いを増やす必要もあまりなく、結局二軍行きするキャラ。
ワレス D
何をどうしてもオズインには敵わない。この方が仲間になるロイドルートより、ライナスルートの方がはるかに簡単だし向こうで仲間になるガイツはハドブもかかりそこそこ使える。さっさと現役引退して後輩の育成にでも励んでください。
ファリナ S
高い初期値に加えて、登場章はヘクハー屈指の稼ぎステージなので即戦力となれる。姉妹二人から弱点を消したような能力を持っており、ヘクハーの救世主となるだろう。
成長自体はバランス型なので、もしかするとヘタレるかもしれないが、初期値が優秀なので可能性は低い。
ハーケン B
烈火版パー様と言えるようなキャラ。今まで育ててきたのは何だったのかと嘆きたくなるような高ステータスはフェレ組の中では間違いなく最強。彼が持つ勇者の剣もハマーン候補筆頭レベルで強力である。
剣Bは勇者にしては低く、銀の剣を持てないんじゃあ高い体格を活かせない。しかし、斧Bなのでキラーアクスを使えるのは大きい。ハーケンを使う際は斧をメインウエポンに据えよう。
最大の弱点は支援。襟木以外にろくな支援相手がいなく、地形効果を得られないマップ(主に終章)では途端に扱い辛くなる。いくら単体性能が高いとはいえ、支援をほぼ抜きでやっていけるほどヘクハーは甘くない。
カレル D
ダーツとの支援を見る限り、設定上の強さはFE最強クラスなのだが、ゲーム上の能力には全然反映されていない。どこかの大陸一(笑)の影がちらつく。
まぁ初期上級職なんてこういうのが普通、と通常なら済ませているがカレルと選択で仲間にできるハーケンがかなり強く、こちらにはないハドブまで持っているのだからどうしても比較しがち。烈火から封印への変わりようはFE七不思議のひとつ。
ニノ A
この子をS評価にすることができない烈火の環境を恨む。理由は紋章エストと同じで、登場が遅すぎるの一点。
登場章はレベル上げをしやすいが、限界まで育成しても賢者にクラスチェンジで精いっぱい。次の章はルナ持ちだらけなので、あんまり活躍はさせられない。
それでも、守備HP以外の能力の成長率はずば抜けているので、恵まれた支援を存分に組んでやることで回避壁もこなして火力も出せる傑物と化す。
無理して育てる必要はないが、育てておくと終章までの道のりが格段に楽になるということは間違いない。
ジャファル C
最初から味方寄りだったロイドやライナスが仲間にならず、完全な悪役だったジャファルが仲間になるあたりに「烈火の剣」のストーリーの深さがありますよねぇ。
四牙なだけあってさすがに強いですが、ヘクハー相手には苦しいのが現実。彼の救援に向かう途中で力尽きることも…。
彼を使うならニノかラガルト、もしくは両方と支援を組んで回避メインでキルソで瞬殺狙いが主な運用法となる。HPはドーピングで補った方がいい。
ヴァイダ D
竜牙将軍と呼ばれ、実力は三竜将を超えるそうな。ならこの時代の三竜将と封印の三軍将はタメ張れるかもね!
いわゆる「弱い方」の初期上級職なのだが、封印ほど悲惨ではないのでコメントがしづらい。怖い姐さんに見えて支援ではコミカルな人間と判明?
カアラ E
終章数歩手前の章で登場するキャラの能力を、何章も前に仲間になったキャラより低くした結果があの有様。決して兄を超えてはいけないのは分かるけどさ…。
薬漬けで一軍採用するのはノーマルだけにしておこう。
レナート D
リザーブさん、というのは割と冗談ではない。ほかの回復職が攻撃に回らざるを得ない中、回復に専念させられる彼はそこそこ便利。
終章でむりやり支援を組ませないと彼とAになることはできない。完全に烈火をやり込んだ人向けの支援であり、実際その内容はネルガルにも関わってくる非常に深いものとなっている。
・バアトルとの支援では、司祭であるにもかかわらず筋骨隆々のバアトルを一撃で沈める膂力を持っていると判明。
・イサドラとの支援では、昔は傭兵だったことが明らかになる。そして、兄弟といってもいい仲だった友を失った過去があるということも。
・ワレスとの支援では、30年前にキアランが雇った傭兵団の中に「不死身のレナート」と呼ばれる人物がいたことが分かる。ワレスによると、眼前にいるレナートは彼とうり二つであるそうだ。
・カナスとの会話で、レナートがアトスでさえよく知らないネルガルの事情に通じていることが判明する。レナートは、ネルガルがモルフを作る際、失ったものを取り戻すために彼に協力した一人の傭兵がいたことを話す。その傭兵は、自らが人間ではなくなることを承知で彼の実験体に志願したという…。
・ルセアの父親は、押し入ってきた賊に殺されてしまう。そして、その賊こそがネルガルに協力していた時のレナートだった。おそらくエーギルの回収だろう。
アトス S
全ての下級職を過去にするとんでもないユニット。お助けキャラとしては正解なのかもしれないが、少なくとも仲間の魔法職たちは皆涙を堪えていることだろう。
ステを一目見ただけで分かるその強さ。魔力30にルナが加われば、ネルガルはおろか火竜でさえも戦える。火竜にワンパンされない絶妙なHPもニクイ。
まとめ
バランス調整がなされ、前作よりぶっ壊れの味方は少なく、まるで使えない上級職もほぼいません。この傾向は聖魔に引き継がれ、蒼炎でまた一変することになります。
これ使っときゃ勝てる!と断言できるキャラがいない以上ここで余計なことは言えないですが、ペガサス組、コンウォル組、黒い牙の3つで支援組んでおけば大抵の難所は突破できました。とにかく回避が大事、つまり支援が命ってことです。