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百万石メモリーズ 第一景「珠姫のお寺天徳院・白蛇龍神の金澤神社」

百万石メモリーズについて

江戸から加賀藩に嫁いできたお姫様「珠姫(主人公:たまひめちゃん)」が前世の記憶を半分抱えて輪廻転生し、現代の加賀百万石を訪れる。 加賀百万石の各地にあるパワースポットや歴史的な場所を巡る物語。

この物語は、第一景から第十二景まであります。今回の話は第一景となります。

「百万石メモリーズ」全12章、172ページ
第一景 珠姫のお寺天徳院・白蛇龍神の金澤神社
■第二景 珠姫が通った子宝観音院・金沢城鬼門封じの五本松宝泉寺
■第三景 殿様の眼病治した香林坊地蔵尊・縁切りと縁結び貴船明神
■第四景 百万石まつりの尾山神社・十二支巡り願掛け香林寺
■第五景 希望が見える富樫城址・三天狗が守る前田家の裏鬼門
■第六景 利常の小松城址と浮宮天満宮・大聖寺の金龍山実性院
■第七景 奇岩胎内めぐり那谷寺・女人救済の遊郭串茶屋
■第八景 白山信仰の白山比咩神社・金運の金劔宮
■第九景 入らずの森気多大社・隠し砦の妙成寺五重塔
■第十景 海流が交わる聖域珠洲岬・日本海を守る須須神社
■第十一景 化け鼠と戦った猫墓法船寺・夢枕に立った白蛇養智院
■第十二景 船出の大野湊神社・浄化の霊山医王山寺

第二景から第十二景までは、各話後半部分が有料(1話100円)になっております。
今後グランゼーラ公式noteでは、毎月1日と15日に順次配信してまいります。
一挙に最終の第十二景までご覧いただきたい方は、下記の電子書籍ストアにて販売中です。
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百万石メモリーズ公式サイトはこちら
https://www.granzella.co.jp/contents/book/


登場人物紹介

・珠姫(たまひめちゃん)
江戸から加賀藩に嫁いできたお姫様で、この物語の主人公。
前世の記憶を半分抱えて輪廻転生し、現在の加賀百万石の様々な場所を巡る。
・タケチョ
徳川家康公の前世の記憶を半分抱え、輪廻転生した。
孫である珠姫が心配で、豆狸の姿に変身して旅に同行している。

人物相関図

著者:麻井 紅仁子
編集・イラスト:ほんだしょうこ

プロローグ

 令和元年五月一日。
金沢の空に素晴らしい彩雲さいうん※1 が現れその雲のすそが小立野台に建つ天徳院てんとくいん境内にすうっとすいこまれてまいりました。
そして...その虹雲の上をわたりふんわりと光臨したのは、珠姫と…

第一景
珠姫のお寺天徳院~白蛇龍神はくじゃりゅうじんの金澤神社

「ほら、天徳院についたわよ~タケチョ!」

「ほほう!ここが、お前の菩提ぼだい※2 をとむらうために利常が建立したという天徳院か?」

「ねっ立派でしょう?当時は四万坪もあったのよ。利常様がやさしい殿だってわかった?」

 「ま、どうせ江戸へのパフォーマンスじゃろう」

「いやなタケチョね。まだそんな風にしか思えないのかしら…? ま、仕方ないかぁ。たまが加賀にお嫁に来た時も、スパイとして三百人以上も家来を同行させたんだものね。前田じゃその人たちのために江戸町までつくったのよ。今の兼六園のそば、ちょうどお土産物屋さんが並んでいる一帯にね!」

「なにをいうか、あれはお前が肩身の狭い思いをせぬようにと…モゴモゴ…」

「新幹線ができて、今は江戸と金沢がたった二時間半だってよ。たまの嫁入道中は三か月もかかったのにね! …まぁ、それもこれもタケチョの策略だったけど…ふふふ」

「策略とはなんだ、幼いたまが退屈せぬように軽業師かるわざしや手品師までつけて、ゆっくり無理のない旅をせよと命じておいたんじゃ」

「道すじの大名に徳川の威厳いげんをひけらかすため豪華ごうかな花嫁行列にして、道路の整備や一里ごとの茶店作りも各大名に命じて…あら?…もしかしたらあれが江戸時代の五街道のはじまりになったの?だったらタケチョ頭いいじゃないの!」

「しかしなぁ…加賀に行かせた奴らはいつのまにかお前に丸め込まれてしもうて、ほとんどが前田についてしもうた。お前は本当に不思議なおなごじゃわい」

「だって、徳川と前田を仲良くさせるのが、たまのお役目と父上から言われたんだもの」

「俺の跡取り秀忠は… ま、それでよかったのかもしれん。徳川と前田が戦をしていたら間違いなく歴史はかわったであろうからな」

「ねっ仲良くするのが一番なのよ」

豊臣秀吉からこの地を拝領した前田利家がここ加賀百万石金沢の開祖でございます。
豊臣時代、徳川より立場が上だった利家ですがご存知のとおり秀吉の死後天下は徳川家康の手に…。そのため利家は家康にとってたいそう目障りな存在だったのは想像に難しくありません。

ですから、取り壊しになったたくさんの藩の中で外様大名の加賀藩が明治までの二百六十余年を無事に生き抜いたのはそう簡単なことではなく、存続できたのはもう奇跡のようなものだったのです。
そう…そのいしずえを作ったひとりが徳川第二代将軍秀忠の娘つまり家康の孫、珠姫たまひめであります。

たった三歳の時に加賀三代藩主前田利常としつねに嫁いでまいりました珠姫がこの物語の主人公なのでございます。
金沢の百万石まつりでは、毎年市民から公募で珠姫役の女児が選ばれます。百万石の礎を築いた愛らしい珠姫は市民にたいへん人気なのです。
 
黄泉よみの国に旅立ち、はや四百年になろうというその珠姫がこのたび、どうしても現世に旅をしたいと願い出てまいりました。

もちろん、そう簡単に現世と黄泉の国を行き来することなどはできないのですが、今回は珠姫たっての強い願いに心打たれ、我らが一肌ぬいだというわけなのです。
生前ご退位での御代みよがわりで国は祝意一色。
『令和』という新しい時代が始まりますことへのご祝儀とでも申しましょうか。

申し遅れました、私はこの石川の地を中心に列島を守護する龍神でございます。

ここ日本国はいたるところに龍神信仰が伝えられておりますが、それもそのはず、天空からこの国を見下ろしてごらんなさいませ。
日本列島そのものの姿が、横たわっている大きな龍のようにみえますでしょう?

神代の昔から日本列島を深い地底で支えているのが大きな男龍、その中ほど列島を横切るようにそっと身を重ね、守りの手助けをしておりますのが、能登半島を頭とする女龍つまり私。古来よりこの日本全土を守っておりますのが我ら双龍なのでございます。

「おい、たま!この寺では、日に数回人形劇を見せておるらしいぞ」

「あらホント、なになに…六体の等身大のからくり人形が?ということはもしかしたら…たまのお人形もあるのかしら?」

「有るどころか当然主役じゃろうが。どれ! 見に行くとするか」

「ダメ、ほらもうそこにショウコがきてるわよ。ここでショウコからいろいろ教えてもらわないと私たち動けないのよ」

「はじめまして珠姫様。私がショウコです。現世光臨の場はやはりここが一番でしたね!」

「はい‼たまの菩提寺ぼだいじだもの迷うことなく降りて来られましたわ。あなたが今回たまの姿を作ってくださったデザイナーのショウコなのね。とても可愛らしい姿ですわ! どうもありがとうございます!」

「私もお目にかかれてうれしいです。お姿お気に召されたようで光栄です!今回の旅の目的はあちこちで『メモリーズ』の人々を見つけお話を聞くことと伺いましたので、自由に町中を歩けたほうが便利かと思い、お姫様のキャラクターになっていただきました」

「キャラクター『たまひめちゃん』というわけね」

「はい。萌えキャラコンテストでグランプリをとったりと、県のキャラクターひゃくまんさんについで『たまひめちゃん』も金沢では人気者なんですよ」

「俺はどうなのだ?」

「ぷっ!出たわね狸妖怪たぬきようかい。きみは出ちゃダメ」

「こら!ショウコ、狸妖怪とはなんじゃ」

「君は第一、その髪飾りの手毬の中にかくれているという約束で旅のお許しが出たおまけの身でしょうが…あはは」

「無礼な!第一自分で作っておきながら俺の姿を見て笑うな」

「だって…我ながらおかしいのですもの。まさか 家康さんが入り込むなんて…!」

「嘘をつけ、想像しながら作ったくせに」

「あの…ショウコもタケチョも、もうここまで来たんだからしょうがないわよ。タケチョは時々こっそりおいしいものあげるから我慢していてね」

「それもそうね。では、説明しますよ。ここからが大事なのでしっかり覚えてくださいね」

「はい。いよいよね」

「これは?という人が見つかったら、その人に向けてこのスマホをかざします。そしてほらこの前田家の家紋みたいな小さなマークがあるでしょ?そこをポチッと、そうそう上手です。そしたら…」

「あっ!見えた!まあ驚いた‼えっ⁉ショウコって前世では美保だったの⁉」

「はい、利常様の乳母だった美保ですよ。姫様お懐かしゅうございます」

「わぁ~!これってなんてすごいお道具なの⁉すごすぎるわ‼」

「おいおい俺にも見せろ。うぬ、なかなか良い女じゃ、これが利常の乳母か?」

「またまた狸家康様の悪癖、熟女好みがでたようですけど私はご免ですよ~」

小さな長方形で薄っぺら。摩訶不思議まかふしぎな道具を渡された、珠姫の好奇心はとどまるところを知らぬようですね。
珠姫のたっての願いを聞き届けることを決めた私は眷属けんぞく※3 である小さな白蛇をショウコのもとにつかわせたのでございます。現世を自由に動き回るにはやはり人型がなにかと便利でございましょうからね。
このショウコはなかなか感の良い娘で、私の願いどおり愛らしい『たまひめちゃん』を作り上げ『メモリーズ』を見分ける道具作りも協力してくれたのでございます。

そして、このショウコのいたずら心が妖怪タケチョまで生み出したのです。

今回の旅に飛びつきましたのがなんと『神君しんくん家康公』でした。姫の守りに俺も同行する、と言いだし豆狸に扮して髪飾りの『加賀てまり』の中にするりと滑り込んだのです。もうその強情さは動かしがたく、やむなくこの珍妙な二人旅がはじまったのでございます。

二人が探す『メモリーズ』とは、前世の記憶を抱えたままこの世に生まれてきた人間たちのことでございます。日頃は普通に今の暮らしをしながら、同じ特性を持つ同士が惹かれ合い、出遭ったときにはお互いの過去世の記憶をもとに語り合えるという不思議な人種なのでございます。
…えっ? そんな人間がいるのか、とご不審?
にわかに信じられないかもしれませんがその確率はけっこう高いのです。もしかしたら…ほら、あなたのすぐお隣にもいるかもしれませんよ。
初対面のはずなのにどこか懐かしいと感じる人、それは遠い過去世で深いご縁があったお方なのかもしれません。

金龍山 天徳院

「おい、この天徳院をもう少し見せろ」

「次のお約束があるからちょっとだけですよ。何度か火災にもあっていますが創建時代からの山門などもさすがスゴイでしょ」

「ふむ、入り口の香炉も立派じゃのう」

「他にも、修行により得た己の悟りを見よ、と自分のおなかを切り開いたお姿の羅漢様や見返り観音様など秘仏が多いですね」

「見て見て!利常様が寄進された『存星ぞんせい※4 卓』もあるわ」

「姫、今も十三詣りがこの地では習わしになっているのはご存知?」

「たまの子供たちもみな十三詣りしたわよ」

「そうですか!利家様はじめ前田家の信仰あつ虚空蔵菩薩こくうぞうぼさつ様は『数え年十三歳の男女に知恵と幸運をおさずけくださる』と、それが十三詣りに繋がるんですよ」

「知恵詣りとも言うな」

「珠姫様が手折られたという紙の立ち雛人形もございますよ」

「あらぁそんなものが?折り紙はよく侍女たちと…懐かしいわ、よく現存してるわね」

「そうそう、姫の可愛い真っ赤なお召し物も大切に飾られてますよ。あんまり小さくて驚くほどですが」

「そうよね~だって三歳だもの!」

「おい、からくり人形は?どうなんだ?」

「珠姫様二十三歳の頃のお姿とお子様たちの可愛いからくり人形もありますよ。家康が放った密偵がお傍をうろうろしていて…」

「おいおい、また俺の悪口か」

「そうそう、だけど珠姫様の見事な計らい。それと忠臣たちがしっかりお家を守るというお芝居です。……これ以上ばらすと観劇でのお楽しみがなくなるからまた後日ゆっくりね」

お芝居見たさに後ろ髪ひかれてぐずぐずいうタケチョにおかまいなく珠姫は次の目的地、兼六園の中にある金澤神社にむかって歩き出しましたよ。

藩校※5 の鎮守ちんじゅ※6 として建立された金澤神社は学問の神様として受験時は特に大賑わいですが、実は全国でもここだけという珍らしい白蛇龍神はくじゃりゅうじん信仰の神社でもあるのです。

十月を『神無月かんなづき』といい、年に一度すべての神々が出雲大社にお集まりになることはご存知でしょうか?

海からお渡りになるその神々の先導を務めるのが龍神の化身(巳様)で、その時期には浜辺に大切なお役目を終えた巳様がたくさん打ち上げられますため、出雲にはその巳様たちを大切にお祀りする特別なおやしろまであります。

二代藩主前田利長が、その出雲より二体の白蛇様を分霊いただき、もとより御座おわしました龍神様のお水と共にまつりました。 
その湧き水がこの金澤神社の『金城霊沢きんじょうれいたく』でございます。

ゆえに藩主が信仰する白蛇様と龍神様が合体し全国にも珍しい白蛇龍神信仰となりました。現在では毎月御一日に一体、元旦のみ二体がお揃いで神殿におでましになりますから、そのお姿を一般の方もお参りすることができますよ。

金城霊沢

この二体の巳様、昔はお殿様と奥方様がそれぞれ江戸と加賀で一体ずつお守りをされていました。第十一代藩主前田斉広なりなが、このお殿様のご法名が金龍院、奥方様は真龍院、しかもたいそうお仲の良いご夫婦だったそうですから、お参りすれば『金運・良縁』間違いなしでございましょう。

また、『白阿紫稲荷しろあしいなり』はシロ・アカ・ムラサキその不思議なお名前から隕石がご神体かも、とさえいわれておりますし、近年奉納された拝殿の龍神様を描いた天井画も圧巻でございますよ。

「ねぇねえ、あの宮司さんにもスマホをあてたけど輪郭がぼやけてわからなかったわ」

「あれはまだ自分が『メモリーズ』だと認識しておらんのだろう。己の特性に気づくには個人差があるというからな」

「私もずっと、そうだと知らなかったし」

「へぇそうなんだ~。自分がはっきり自覚するまではこのお道具をかざしてもぼんやりにしか見えないのね、きっと」

「お前がそのスマホとやらをやたらに向けるのであの宮司め恥ずかしがっておったわ」

「珠姫様、天守閣が焼け落ちた火事のこと覚えていますか?」

「もちろんよ、たまが加賀にきて一年くらいだったかしらね。殿はあれからもう天守閣は作らなかったのでしょう?」

城普請しろぶしん※7 は目立つので疑われるってことがあったからかもしれないけど、前田家は他にお金をかけたかったのだと思いますよ。金沢城は高台にあり井戸だけでは水が乏しかった。だから、あの大火をきっかけに犀川さいがわの上流上辰巳かみたつみからお城まで水をひいたのです」

「その長さなんと4キロ。とんだ道水トンネル工事だったと聞くのう」

「さすが利常様!おつむがよすぎだわ‼でも上辰巳ってお城よりずっと高台じゃないの?どうして、そんなすごいことができたの?」

「はい、天才土木算術者の板屋兵四郎いたやひょうしろうが当時の逆サイフォン原理※8 の技を用いて城内に水を噴出させたんですよ」

「あ~、さっき見た兼六園の中の有名な噴水のことね。見事だったわ、あれ本当にすごいわよね!その後も板屋兵四郎いたやひょうしろうは他にも工事を?」

「それが謎なのです。工事完成後数年で板谷の上司が切腹してるし、板谷も暗殺されたんじゃないかとも…でも、その後も藩内各地で板谷の技術は使われてるから名前を変えて生きていたのかもしれないし…」
 
「あの時代じゃ、その男は秘密保持で抹殺されたんじゃろう。幕府にばれぬようにな」

「またぁ。タケチョならきっとそうでしょうよ。でも利常様は…」

「何をいうか。お前は本当の利常を、いや利常というよりあの時代を生きた武将というものを知らぬからそんなことを言うのだ」

「そうかもしれないわね。たまに見せてくださっていたお顔とは違う…でも良いの」

「当り前じゃ特に利常は。たぶん、あやつの本質は今も誰にも見極めがつかぬかもしれぬ」

「でも、いまでも金沢の町中には辰巳用水が豊かに流れ民を潤しているんだから、さすがね」

「水を流す木管が長年の腐食で痛んできたのを富山の金屋石に取り換えたのも金龍院さまだと宮司さんが言ってましたね」

「辰巳用水をわずか一年で、しかも幕府にばれぬよう突貫工事で完成させた板谷兵四郎いたやひょうしろうの功績は確かにすごいわい!今も、土木の神として参拝者が絶えぬというのも無理はない。 国の史跡に指定されるのも当然だなぁ」

「タケチョもまんまと加賀に騙されたのね!」

まだまだ謎が隠されていそうな金澤神社を後に薄暮の広阪通りを歩く『たまひめちゃん』こと珠姫、その右手にはたった今、金澤神社の白蛇龍神様から手渡された加賀蒔絵の小さな打ち出の小槌が大切に握られておりました。この小槌は万一真の姿がばれそうになった時瞬時に刻を止められるという、現世旅の大事なアイテムなのです。

たまひめちゃん、落とさないでね。

金澤神社

【注釈】
※1 彩雲さいうん    虹のようにさまざまな色をまとった雲。吉相のしるしと言われる。
※2 菩提ぼだい 仏のさとり。ここでは仏になった者を指す。
※3 眷属けんぞく 家来、配下の者。
※4 存星ぞんせい 中国、明代に行われた漆工技法。漆地に文様を表わし、それに彩漆を塗り研いだもの。
※5 藩校    藩士の子弟を教育するために設立した学校
※6 鎮守ちんじゅ    その土地を守る神
※7 城普請しろぶしん    お城の土木工事のこと。
※8 サイフォン原理    管と気圧を利用して出発点より高い地点に水を引くメカニズム。
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作者紹介

著者
麻井 紅仁子
旧満州生まれ 筝曲(公財)正派邦楽会大師範
NEO-KOTO(箏)を開発日本音楽普及活動推進
主著、小説『幻の琴師』泉鏡花記念金沢市民文学賞受賞
銭五疑獄物語『朧の刻』
教材関連『箏の指導』『練習曲集』他多数

編集・イラスト
ほんだしょうこ
金沢在住のCGデザイナー。金沢美術工芸大学日本画科卒業後
市内のゲーム会社でCGを覚える。3DCGを中心とした映像制作
会社をつくりTVCMや様々なコンテンツの企画、制作にたずさわる。
主著『3dsMAXアートワークガイド』他。



『第二景 珠姫が通った子宝観音院・金沢城鬼門封じの五本松宝泉寺』は、2023年9月15日(金)配信開始予定です。
お楽しみに!


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