独断と偏見で選ぶ隠れた名曲5選:光田康典編
諸事情あって最近執筆熱が若干下がりつつあり、これは何か書かないとアカン!ということで、以前から温めていた「独断で選ぶ隠れた名曲」をご紹介したいと思います。
(シリーズっぽいタイトルですがシリーズ化の予定は今のところないです)
光田康典さんって?
「クロノ・トリガー」をはじめ、「ゼノギアス」「クロノ・クロス」「ゼノサーガ」等々の作曲、最近だと「アナザーエデン」にも関わっている、ゲーム音楽好きなら(おそらく)知らない人はいないであろうコンポーザー。詳しくはwikiなど参照されたし。
光田さんの曲が好きな方は「クロノ・トリガー」から入っている人がほとんどだと思いますが(個人の感想です)、大変恐縮ですが自分は「クロノ・クロス」しかやったことがありません。
にもかかわらず、「クロノ・トリガー」「ゼノギアス」等々サントラだけは持っているゲーム音楽ヲタクです。
というわけで、様々な光田さんの作品の中で、(おそらく)マイナーなタイトルだけどいい曲なんだよね…5選をお送りしたいと思います。
全部個人の感想です。異論は認めます(ガード文言)。
第5位 Day of Summer(ラジカル・ドリーマーズ)
1996年リリース。「クロノ・クロス」の元になった作品、「ラジカル・ドリーマーズ」から「Day of Summer」です。その経緯から想像できる通り、他の楽曲もほぼほぼ「クロノ・クロス」に使われています。
ほぼほぼ「クロノ・クロス」じゃん!というツッコミはナシでお願いします。お願い。
第5位がどうしても思いつかなくて無理やり作った感が否めない。ちなみにゲーム音楽ではないんですが「キリテ」(2005年)もおススメです。
「キリテ」は、最初に聞いた時はクセ強いなーと思っていたんですが、耳になじんでくるとふとした時に聞きたくなるスルメ系の楽曲です。
第4位 活劇、そして活劇!(レガイア デュエルサーガ)
2001年リリース。レガイア デュエルサーガはもしかすると有名なのかもしれません。自分がやってないだけで。
ちなみにレガイア デュエルサーガは光田さんのほかに、崎元仁さん(タクティクスオウガなど)、大島ミチルさん(ICOなど)の著名コンポーザーが作曲しています。豪華すぎ。
これはたぶんオープニング音楽、のはず(1曲目だったし…)。
ゼノギアスの「冥き黎明」や、クロノ・クロスの「時の傷痕」など、前半「静」、後半「動」という構成がわりと光田さんの王道オープニングテーマ曲っていうイメージがあります。
光田さんのオープニング音楽はほぼハズレがないので勝手に「オープニングヒットメーカー」って呼んでます(失礼すぎ)。
第3位 メインテーマ(ディープラビリンス)
2006年リリースの、wikipediaの記事にもなっていない謎ゲー。全体的にざっと曲を聴きましたがこの曲が一番好きです。水中神殿的な透明感がありながらも、どこか切ないメロディが素敵です。
作品全体として、「音源の良くなったクロノ・トリガー」のような印象を受けました。
第2位 Rhythm of Red(The Seventh Seal)
2002年リリースの、こちらもwikipediaの記事になっていない海外ゲー。他にもいい曲があるのですがあえて1曲挙げるならこれ。
ギターとパーカッションが織りなすリズミカルでスピード感のあるイントロに、中盤の大海原や大平原を彷彿とさせる広がりのあるメロディ。
使ってる楽器的にはフラメンコっぽさも感じます。
作業用BGMとして大活躍でこれをイヤホンでリピート再生するだけで作業がはかどります。
第1位 オープニング(つぐない)
栄えある第1位はこちら!
2001年リリース。先述した通り光田さんの書くオープニング音楽はほぼどれも当たりなのですが、一番好きなのがこれ。
ケルト音楽を思わせるバグパイプ(たぶん)などが入る、ややクセのある音源ですが、オープニングから一気にフルスピードで駆けていくメロディ。これも未だに作業用BGMとして大変お世話になっています。
「つぐない」はこれまで紹介したゲームの中では一番トラディショナル色が強いように感じます。オープニングテーマが刺さった人は他の楽曲も全体的にいい感じなのでぜひ聞いてみてください。おススメ。
現場からは以上です。
そろそろ仕事探さないとなー。