食べたもので身体はできている。

なかなか子どもを授かることができずに悩んでいたころの私の食事はひどかった。
仕事の忙しさを理由に、スーパーのお惣菜に頼っていたり、通院のしんどさを紛らわせるように、外食することも多かった。
数年間の不妊治療の末、やっと子どもが産まれて、母乳で育てているときに、乳腺が詰まりやすいことから食事を気を付けていたのに、家族が食べていた牛丼を一切れ食べてしまい、
カッキーン!
なんと、自分でもはっきりわかる詰まりっぷりで乳腺が悲鳴をあげた。

身体は食べたものでできている!と痛感した出来事。

そこからもっともっと食のことを学びたいと、色々な講演会や料理教室に足を運んで、食べ物のことを学んだ。
そこには、教科としての学習ではない、いのちをつなぐ、生活の中の食事の学びがたくさんあった。どうやってつくられているのか、育てられているのか、食品の裏側に触れることも多くなった。
ベジタリアン、ビーガンといった、動物性のモノを一切摂らない食事にも振り切った時期もあったけど、出かけたときに食べられるものがなかったり、お肉を食べている人を責めたくなったり、気持ちのバランスが乱れるな~と思ったので、今は、なるべく自然に近いものをシンプルな味付けでいただくようにしている。
そんな食べ物の真実をこれまで私が触れたこと以上に深く、また違う角度で教えてくださる津田晴美さんとの出会いは、我が家の食卓に大きな変化をもたらしてくれている。

自分の目と鼻と感覚で食べ物を選ぶということ
調味料が作られる過程のこと(バターは無塩が鮮度がいいなんて知らなかった!)
食べた後の感覚の心地よさのポイントだということ
昔からそうやっているからではなく、サイエンスに実践される調理法

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そんな大切なことを教えてくださる津田晴美さんのheals mealsは、
6席限定の贅沢な時間。
今回のテーマは、秋のお野菜たちということで、カボチャをメインに実施。
カボチャの擦りながしは、手間を愛する逸品。
ご紹介くださる料理道具たちも感動の素晴らしさ。

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写真のこしき(カボチャをこしている)は、馬毛を織ったもの。
なんという繊細な仕事なのかと。
毎回焼いてくださるライフチェンジングブレッドは、ずっと口の中に居てほしくて、飲み込みたくないくらい美味しい。いや、美味しいという言葉では、表現できないもの。語彙力がほしい!

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次回は、新米まつり!

heals meals
@D_warehouse
7. NOV. 2020 11:00 - 13:00
2,000yen
テーマ「新米をいただく会」
D_warehouseにて、新米をいただく会を開催します。
新米の美味しさを存分に味わいます。
ごはんのお供、美味しい料理を一緒に楽しみましょう。
6席限定のheals meals ランチは心と体を満たし、いたわってくれます。
生産者さんともつながれる時間にしたいと思います。

メニュー(予定)
1)肝臓をいたわるスープ
2)根菜とささみ炒め
3)椎茸のステーキ
ほかには ゆかり 梅干し おかか 焼き海苔 天草の釜炊き塩

D_warehouse(熊本市東区長嶺南2-5-56)
https://alka.jp/d_warehouse.html
お問い合わせ・参加希望は、メールにてお知らせください。
d_warehouse@alka.jp


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