怪しい現金配布!の後ろ側
Twitter
あなたはTwitterの現金プレゼントに応募したことはありますか?
もしかしたら犯罪に加担しているかも知れません。
自分でも知らないうちに、です。
警察に捕まる可能性もあるんですよ。
「3000万円用意しました‼︎ 100万円を30名様にプレゼント」
「フォロー&引用RT &LINE追加してくれた方から抽選です」
「実業×投資で成功したのでお金には困っていません」
こういう人たちです。
一度は見たことがあると思います。
もしかしたら登録した人もいるかもしれません。
これはほぼ間違いなく詐欺です。
前澤社長と青汁王子以外は、すべて詐欺だと考えています(笑)
この3つに当てはまったら危険です。
成功体験を語る
高級ブランドを見せる
札束を見せる
本物のお金持ちは下品に札束を見せびらかしません。
顔出し・フォロー数・本名などで信用すると騙されます。
あなたの口座にお金が振り込まれることはありません。
ではなぜ、彼らがそんな嘘をついているのでしょうか?
理由は大きく分けて4つあります。
目次
アフィリエイトへの誘導
情報商材のターゲット
情弱のリスト取り
振込詐欺のための口座開設
アフィリエイトへの誘導
「当選結果はLINEで発表します!まずは5秒で登録してください!」
と言われてLINEに誘導されます(=リスト取り)。
そして「受け取りたい方はこのサイトに登録してください」と誘導されます。
その多くは、クレジットカード・銀行口座・FX口座の開設のサイトです。
例えばあなたがクレジットカードを発行したら、相手に報酬が入ることになります。
アフィリエイトで稼ぐことは普通のビジネスです。
しかし「〇〇をプレゼントするのでここから登録してください!」というやり方はアフィリエイトでは禁止されています。
彼らは違法行為をして報酬を得ているのです。
摘発されても、彼らは別アカウントで活動するのでイタチごっこです。
さらに複数の案件を紹介して「多く登録してくれた方には今だけ増額します!」と言われることもあります。
いくら登録しても、あなたの口座に現金が振り込まれることはありません。
相手の養分になるだけなのです。
情報商材のターゲット
情報商材を売ることは悪いことではありませんが、誇大広告は違法です。
SNSやブログから、LINEやメルマガに誘導して、セミナーで高額商品を販売するマーケティング手法を【DRM】と言います。
これはかなり強力な販売手法ですが、それを悪用している詐欺師がネット上にはたくさんいます。
「月収100万円稼がせます」「生徒の実績はこちらです」と謳ってリテラシーの低い層に向けて商材を販売するのです。
しかし何の疑いもなく信用してはいけません。
銀行口座の残高の数字なんて簡単に操作できるからです。
騙されないで!銀行口座の残高の数字は簡単に操作できる
SNS の投稿や Web サイトなどで、銀行口座の残高が何千万円とか何億円とか「ものすごくお金持ってます」みたいな画像を見かけることってありませんか? Twitter でも「リツイートしてくれた人の中
www.iscle.com
生徒の口コミも信用できません。
アカウントを複数作ればLINEのトークを自作自演できるからです。
お金のない若手の役者を起用して、インタビュー動画を撮影する手口もあります。
もちろん生徒に丁寧な対応をして実績を引き上げる素晴らしい講師を、僕は知っています。
しかし成果を出せたのは元々優秀な人たちであって、多くの人は収益化できていないのが実情です。
また堂々と本を出版しているタチの悪い詐欺師もいるので、権威性に騙されてはいけない。
情報弱者を抜け出して、ネットリテラシーを高めてください。
自分の身は自分で守りましょう。
情弱のリスト取り
情弱リストは詐欺師のネットワークで取引されます。
騙しやすい人たち、いわゆるカモです。
大金を騙し取ることができるリストは高額で売れるのです。
1と2で自分の商品を売り終えたら、また別の詐欺師にリストを売るのです。
振込詐欺のための口座開設
これが一番危険です。
あなたも逮捕される危険性があるからです。
これについて詳しく解説します。
まずは銀行口座を新しく3つ作ってください。口座を開設したらキャッシュカードを郵送して暗証番号をLINEで教えてください。確認が取れたら口座に現金プレゼントします。
と電話で言われる。
なぜなら文字だと証拠が残ってしまうから。
あなたが作った銀行口座は、振込詐欺の振込口座として利用される。
あなたに現金が振り込まれることはない。
そして「銀行口座の譲渡」は違法になるので、あなたは犯罪者になる。
振込詐欺にあった人が警察に被害届を出すと、警察は捜査を始める。
すると「この口座は誰のものだ?」となり、あなたの個人情報が特定される。
あなたに警察から連絡がいく。
もちろんあなたは必死に弁解すると思う。
でも銀行口座の譲渡自体が犯罪。
そして電話でやりとりしたから証拠は何ひとつ残っていない。
「貧すれば鈍する」
いつもの君なら暗証番号を教えるなんて愚かな行為はしないはず。
でも本当にお金に困っていると正しい判断ができなくなる。
自分は大丈夫だと思っている人ほど危険なんだよ。
そのために僕は注意喚起をしている。
騙されないでほしい。