浜松城もみじ茶会with浜松徳川武将隊〜夢に向かって Vol.3〜
11月3日開催の「浜松城もみじ茶会🍁with浜松徳川武将隊」夢に向かって😊
第三話は「美濃へ行ってきました〜❣️」
「浜松城もみじ茶会with浜松徳川武将隊」のお茶席の設えを、日々色々と考えています。
お客様に喜んでいただける、私らしいお席を作るには?
どんなお花でお迎えしようか、どんな器でお茶を楽しんでいただこうか、そもそもテーブルにはどんなクロスを敷けば良いかしら…
野点のお茶席といえば緋毛氈が頭に浮かびますが、あまりに定番で私らしさを表現する隙間もありません。
先日ふらりと立ち寄った和カフェのテーブルに、美しい和紙のクロスが掛けられていたのを思い出しました。和紙の柔らかな風合いや彩りに、織部や樂 の器の侘びた景色が映えるのではないかと、ホームセンターや画材店を回ってみました。
でも、、、全然見つかりません(きゃぁ)障子紙すら置いてない店もありました。そりゃそうですよね~日常生活で和紙を使う場面なんて、ほとんどありませんもの💦
困り果てているところに、陶芸家の幼馴染からメッセージが届きました。
仕事柄、様々な稼業の職人さんと繋がりのある彼女から、意匠にこだわり技を魅せる建具屋さんが素敵な和紙を使っているとのこと。
ひょっとしたら仕入先などを教えてくれるかもしれないというので、すぐにアポを取り、先日の週末の午前中、早速お伺いしてみると「美濃から和紙を調達しているよ。僕が買い付けに行ってるお店には千を超える種類や柄の和紙があって、選びきれないほどだよ。」と。
もう気持ちが止まりません! 美濃へ、しかも建具屋さんを出て…そのまま高速に乗ってGO〜(笑)
美濃和紙の産地と知ってはいたものの今まで訪れたことはなく、和紙の卸業者のビルが整然と並ぶ光景を思い描いていました。
ところが何と美濃和紙は1300年も前から里山の家々で漉き続けられ、今も多くの職人がそれぞれの技を磨きながら匠の和紙を生産しています。美濃は正に伝統が生き続けている美しい街ですね。
お邪魔したのは「日進堂書店」さん。
店名に書店とありますが、本って売ってたかなと思うくらいに店の中は和紙、和紙、和紙!
1000種類以上と聞いていたのは大袈裟な話ではないのです。特に染めを施した和紙の色鮮やかさと、ニュアンス豊かなデザインには目を奪われるばかりでした。美しい😍
本物の素晴らしさに出会うと心が躍り出すのはよくあることですが、この日の私はよほど嬉しかったのだと思います。お店の中を歩き回り、気に入った和紙を見つけてはテーブルの設えを想像し、お花や器との相性を考えては再び歩き回ること4時間以上!
一番お気に入りの和紙を小脇に抱えてお店を出てみれば、うだつの上がる町並みは既に暮れなずんでおりました。
「美濃和紙あかりアート展」で美しい街並みがさらに幻想的に💖
私のうだつも上がりますように😊🙏
どうか、うなぎ登りに❣️