高齢女子、70代後半までにしておきたい”終活”
本日もお邪魔します、凛です。
70代後半までにしておきたいこと…
それが”終活”でございます。
わたし自身、自分の子どもに迷惑をかけないようにと50代の頃から意識し始めました。また、知識を深めるために「終活カウンセラー」の資格まで取得いたしました。
高齢になってくるとどこか頭の中で「準備をしよう」とは考えますが、「やろう!」と思わないとできない出来事です。そうこうしているうちに年を取り、そうしたことまで頭が回らなくなってきてからではもう遅いと思ったのです。
ですから、早めにやっておくに越したことは無いと考えて行動に移しました。
若い世代の方だとまだまだ馴染みがないかもしれませんが、”予習”と思って見ていただけたらと思います。
遺産相続対策を早めに済ます
遺産相続対策として、公証役場で遺言書をつくることも一つだと思います。
公証役場で作成する公正証書遺言でしたら、法的に効力を持つ遺言書が作成できます。法律が絡むものですから、弁護士さんに入ってつくってもらうのが安心です。
また、贈与税には年間110万円までの非課税枠があります。通常、暦年贈与といいまして、そちらを活用しますと賢くお金を残すことができますから、気になる方はぜひ調べてみてください。こうした情報はしっかり知っておかねば損をしてしまいます。
遺産相続対策は、早めに備えておくに越したことはないかと思います。わたしは60歳になる頃までには準備を始めておりました。
相続金額は子どもにも伝えない
相続金額を伝えないことは、子どもたちへの配慮かと思っています。
同居をしてくれた子や世話を見てくれていた子には少し多く残したいというのが親心というもの。ですから、金額を伝えてしまってもし子ども同士が知ってしまうと、わだかまりのもとになってしまうのではと思います。
そうでなかったとしても「なんで今からそんなこと考えてるのよ」と言われてしまうと思いますから、やはり何も伝えなくていいと思うのですよ。
配偶者の兄妹とは疎遠にしておく
少し冷たく感じるかもしれませんが、配偶者の兄妹とはお金の話をするまで密にしなくていいと思います。
やはり自分の子どもに全額残してあげたいじゃないですか。ですから、お相手の親や兄弟へはお金の話をしないこと。密になりすぎずお付き合いしていくのがよいのではと考えています。
子と孫には残し。
まずは子と孫に残すことを考えておけばいいのかなと思います。相続には人それぞれの考えがあるかと思います。
樹木葬を希望する
樹木葬というものをご存じでしょうか?墓石の代わりに樹木を用いるお墓のことです。墓地の継承や、墓地の管理がいらないというメリットがあります。
今はね、お墓参りのためにみんなで集まるとか、そういうことをする時代ではないんじゃないかと思うのです。それに、なるべく子どもには手間をかけたくないですから。
形見分けは面倒なのですべて売り払う
物で残しておくと、なかなか配分が難しくなるもの。形見分けは面倒を生んでしまうので、資産は売り払っておいたほうがいいと思います。ロレックスひとつで喧嘩になるという話も聞いたことがあるぐらいです。
わたしの友人は有名ブランドの婚約指輪をいいお値段で売っていました。もちろん手間はかかるのでなかなか意識を高く持たないと、ここまではできないかと思いますが、動けるうちに動いておくのがいいのではないでしょうか。
墓もお金が掛かるので墓じまいをする
お墓って持っているだけでもお金がかかるし手間もかかるものじゃないですか。ですから、墓じまいをするのもひとつの選択肢としてありかと思います。
それなりにお金がかかることだからこそ、自分が子どもたちのために生きているうちにしておけることかなと思っています。わたしは50代のうちから墓じまいをするためにお金を貯めておこうと夫と話しておりました。実際に、50代で墓じまいの準備をし始めた友人もいます。
結局は気持ちですから、亡くなったあとはお線香を立てて朝に美味しいものを写真にお供えして、それで十分だとわたしは思うのです。
自分の最後は誰にも迷惑をかけない
最後まできちんと終わるのが昭和人。自分の最後は誰にも迷惑をかけないのが大人のマナーだと感じます。
現実的なお話しですが「2022年のうちにこれとこれ」「2023年はこっち」と管理して進めていきたいと思っています。
それが後の世代に面倒をかけないためにできる思いやりではないかと。
今日もお尋ねいただきありがとうございました。
※この記事は過去のツイートをもとに作成いたしました。