高齢女性が考える、人生をラクにする"人間関係"の思考術
お邪魔します。凜です。
高齢になって、色々と削ぎ落したら「ラクに生きる」コツが見えて参りました。
日々生きている中で”暇な日”など実は一日もございませんよね。”暇な日”も”大事な日”だと70代母は考えます。ラクなことが気持ちいいお年頃。自分の心を保つには、人間関係はシンプルがちょうどいいかもしれません。
今回は、高齢になって見えてきた人間関係の思考術をお伝え致します。
家庭事情は話さない
家庭事情を聞きたがる「聞きたい族」さんには「教えない」姿勢一択で。
たとえば自分がどこで生まれて、どんな両親でどんな家庭で育ったのか。どこの学校に通って、どこに就職して、今の旦那さんや奥さんとどんな出会いを経て結婚したのか。そんなことは話す必要はないのです。
会社にいるなら仕事の間、仕事に関わることを共有できていれば事足ります。人生を誰かと共有する必要はないと思っています。
ご近所付き合いかなり控えめ
ご近所付き合いは踏み込まずに控えめに。
本当にやらなくてはならない当番や近所のお話し合いだけ参加。夜はお年寄りは足が危ないのでご遠慮します。寒い日や暑い日も倒れたらご迷惑をおかけしますから、欠席します。
出なくていいものはしっかり「境界線」を持って、出ないと決めるのです。
ただ一点、決まったことに文句は言わないこと。これさえ守っていれば、特にご迷惑がかかることはありません。
子どもの自慢はしない
子どもはどこの学校に通っていて、成績が良くて、何を成し遂げたなど。これは子どもの人生であって、自分の人生ではありません。他人の人生を自慢することは致しません。
自分の子どもに対してお褒めの言葉をいただいたなら「そうなんですね」と謙虚に。誰かが自慢していたなら「わあ、凄いわね」「ご優秀でいらして親孝行でいらっしゃるのね」と尊敬の念を持って接します。
一歩引いて、相手を立たせるのが大人のマナーだと思います。
仲間外れも好都合
娘が学校に通っていた頃、バス旅行やスキー合宿、など様々なイベントがありました。一度参加してみて、気まずい思いをしてからは一度も参加しておりません。
実際のところ、行ったほうが子どもも親も”仲間外れ”にはなりづらいかもしれない。学校生活においては有意義かもしれない。ですがその方たちと一生ご一緒するわけではないので、自分の時間を大切にすることも必要だと思います。仲間外れは実は好都合。
決まったことには文句を言わず、やらなきゃいけないことには120%の全力投球。ご迷惑をおかけしなければ、それでいいと思うのです。
暇な日を尋ねられても答えない
暇な日を尋ねられたら「ごめんなさい、何時から何分までしかないのですが」とお伝えします。人生において暇な日なんてないのですから。
お出かけするとなったら、先にお買い物を済ませて夕飯の支度をして、身なりを整えて。子どもが帰ってくるときには家にいたいし、塾に送り出したい。お弁当を作って持たせたい。……そんなことを考えていたら、やっぱり暇な時間なんてないのです。
誰かのために、自分の貴重な時間を使うことには慎重になります。
友人との電話1回10分まで
長すぎる電話は「相手の時間の搾取」だと思っております。だから電話は10分まで。
思い切ってプライベートフォンは、5分以内でないとお金がかかる設定に致しました。「ごめんなさい、5分以上だとお金がかかってしまうの」とお伝えします。メールだと伝えきれない要件があった時に、5分以内の電話を一本。
お互いの時間を有意義に使うために有効な方法かなと思います。
不要不急の外出は常に制限
人間関係に自分から突っ込みすぎても、結局いいことはないと学びました。だから不要不急の外出は致しません。
実はじじ様に「最近出かけすぎだ」と怒られたばかり。人間関係には突っ込みすぎず、突っ込まれないように。一定の距離感を保ち境界線を持つことは、自分がラクに生きるために必要だと思うのです。
人間関係はシンプルがちょうどいい
自分の心を保つために大切なことをまとめてみました。
お付き合いはフラットで「踏み込みすぎない」こと。単純ですが、できると心がラクになると思います。なにか少しでもご参考になりましたでしょうか?
今日もお尋ねいただきありがとうございました。
※この記事は過去のツイートをもとに作成いたしました。