Z.O.A 1984-2024 "Ride the snake to the lake" 13,14 October, 2024. comments
遡ればもう30年以上も前の話し。インディーズバンドなるモノがひとつのカルチャーとして注目され始めた頃、パンクバンドでプレイしていた僕がZ.O.Aに加入。「時代がそうしたのか」良くも悪くも演奏以外の喧騒の思い出の方が遥かに多くて…。当時、メンバーやスタッフには迷惑ばかり掛けていた事を、今更ながら反省したりして。
Z.O.Aという孤高のバンド(僕はそう思っていて)。バンドを離れてからも大ファンでした。今回、そのZ.O.Aの"終焉"にメンバーとして立ち会えた事を「バンドを脱退した当時の自分が知ったらなぁ」などと、遥か昔に想いを馳せてみたり。この先もZ.O.Aは自分にとって間違い無く唯一無二のアイコンであり続けます。
最後にこの解散までの一年半に渡りご尽力、お力添えを頂いたスタッフ関係者の皆様、メンバー、そしてZ.O.Aを愛して頂いたファンの皆様へ心より感謝致します。
本当に、ありがとうございました。
高沢秀郎
無事に最後までやり遂げる事が出来ました。メンバー、スタッフ、全ての関係者の方々、そして何より応援してくださったファンの皆様に感謝します!ありがとうございました!
一年半前、解散までのスケジュールを決めてからはあっという間でした。解散するためにリハを繰り返し、解散するためにアルバムを制作し、解散するためにLIVEをし。
2024.10.14 思い残すことなく清々しく解散する事ができました。本当にありがとうございました!
篠原貴仁
常に全速力の年月ではなく空白もあり、再びの2015年以降は緩やかな歩みなれど、それでも解散を決めてから最終公演までの日々は早く。
発足間もない頃は傍観していたバンド。その後加入し自分も共に成長をし、そして最後という日を迎えました。
これまで作品を聴き、会場に足を運び、そして最後を見届けていただいた皆さま、心より感謝申し上げます。
黒木真司
この夏、朝顔を育てていたのだけれど、あまりの暑さで葉は育つが花は咲かないという日々。何処か自分とも重なるかのような気分。それが、大分季節の外れた頃にパッと咲いて、その朝妙に感動したのを覚えている。それからは毎朝ぽつぽつと咲いては散るの繰り返しを見続けていて何か音楽ともシンクロするかのような感覚で段々と愛おしくなる。そろそろ咲くのもこれが最後かなと思った時に、その朝顔を押し花にした。
その押し花はライヴで使用している歌詞に挟んで、この歌詞を使うのもこれでお終いと念を込めた。そうして最後のライヴを自分なりに迎えることが出来た次第。
Z.O.A。微塵の悔いも無く、良い形で終えることが出来たのはとても幸せなことだと実感。長い間どうもありがとうございました。
森川誠一郎
photo : Akiyama Noriko
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