Little youを終えて6
9月2日。この日が最終の面談日。
時間は13時半に中央工学校OSAKAに集合。
この2か月で創り上げてきたプレゼンテーションをひたすら練習する日。
まさかこの時点では、こんなに時間をかけてよく練習したものだと感心。
まずは一度通してのプレゼンテーションをチャムさんにしてもらう。
時間を計測すると・・・「7分」
制限時間は6分。1分間ながい。
日本語の壁とトラブルを考えると5分30秒くらいで収まるようにしておきたい。ここから藤田先生と一緒に言葉を削る作業を行った。
・日本語の不要な部分を削る。主語述語を使わず、単語で伝わるものは単語だけ。
・スライドの表示させるだけで伝わる場合は、話さず指差しとひとこと「これです」というように短縮。
・伝えたいことを絞り倒す。今回伝えたいことと、次回に伝えたい事を分ける。
こんな感じで、削って→チャムさんに説明して→スライド修正して→発表の練習。
練習にも注文をつけて、声の強弱や感情の入れ方も指示する。
でもね、外国人に日本語のイントネーションや強弱、感情って・・・。
まずイントネーションが違うので難しかった。
英語であれば抑揚もつけやすいと。
改めて日本語の壁を感じた。
でもいいかえれば留学生は同じ悩みを抱えるであろうと推測ができることから、そんな留学生がプレゼンテーションしやすくなる方法を作れば役立つ??とも思えた。
つまり、チャムさんをモデルにしていけば今後留学生に対して「プレゼンテーション」の強化に貢献することができるんじゃないかって思った。
苦労しながらも、こんな可能性も見つけながら時間は刻々と過ぎていく。
1時間が過ぎ、2時間が過ぎ、3時間が過ぎ・・・。
かなり良くなってきた。
時間も5分30秒くらいになってきた。
この削りだす作業は本当に大変だと思う。でもこれが有るから研ぎ澄まされたプレゼンテーションにつながる。With youとしても必死に向き合った。
自分が手本を見せることもあった。
ジェスチャーをつけたり、声を張るポイントなどを。
整理すると
導入→体験談
夢→セクハラを世界中から消滅させる
提案→共感者を増やし、人々の意識を変える
手段→第一弾としてステッカー(面白いと感じるめくれたステッカー)
→ノベルティグッズの作成(オシャレでありながら認識を広げる)
効果→意識の向上 ベトナムの性教育につながる
→性被害にあう子どもたちを守る
今後の展開
こういう流れで組みあがり、チャムさんのプレゼンもスムーズになってきた。
こうしているうちに時間も4時間・・・。
最後の仕上げとして、他の先生方にも参加して頂き、最後のプレゼンテーションを実施した。
時間も発表もGood!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大串先生からも、チャムさんのプレゼンに好評かを頂いた。
チャムさんをここまで仕上げてくれたことに感謝の言葉を頂いたのと同時にステッカーの説明をもう少し聞きたいと。
ステッカーのデザインを詳しく説明すると大絶賛。
嬉しい反応をして頂けた。
ベトナムのデザイナーが作ったデザインにめくれる要素を自分が加えて印刷会社と交渉し完成。
みんなを巻き込んだ結果生まれた産物。
広告代理店で学んだ知識が活きた瞬間でもあり、これって他でも使えるやん!!という思いで色々アイディアが浮かんできた。
4時間を超え18時・・・。
チャムさんもよく頑張った。4時間半も拘束して申し訳ない。
頑張る姿にこっちもゆずれなかった。
あとは本番を残すのみ。
ステッカーもマスクも、チャムさんの手元に届けられるのは当日・・・。
あーーー色んな意味で、不安(笑)
つづく・・・。