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ポケモン映画が大好きになった日

「イヤだ…まだ帰りたくない( ;  ; )」

映画館から出なければ無限に映画が観られると、とんでもない勘違いをしていた当時6歳の私は映画館から出るのを嫌がり駄駄を捏ねに捏ねて捏ねまくり最終的に映画館から半ば引きづられるようにして帰ったという思い出があります(笑)それほどその時間がとても楽しかったのです。

この日は2006年公開劇場版ポケットモンスター「ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ」を父と一緒に観に行った日です。私にとって最も古い楽しかった日の記憶。この日が私とポケモン映画の出会いでした。

映画を観に行ったきっかけ


当時の私はアニポケをテレビでたまーに観るぐらいで特別ポケモンに興味がある子どもではなかったです。なのにどうして観に行ったのか。思い出せないまま大人になりましたがどうやら母によると父は出会った頃からポケモンが好きでピカチュウグッズをいつも持ち歩いてたらしいんです。だからおそらく私がどうこうというより自分が観たくて私を連れて行ってくれたのではないかと思います🤭

ポケモン映画に魅了された


前述したようにアニポケをたまーに観るぐらいだった私はサトシとピカチュウのことをなんとなく知っているというぐらいの事前知識しかありませんでした。そんな私でしたが映画が始まると一瞬でスクリーンに釘付けになりました。

まずは映像の美しさ。今観てもとても美しいぐらいなので当時にしてかなりの完成度だったのではないでしょうか。アニメで水の表現を描くのが難しいとどこかで聞いたことがあるけれどそんなこと全く感じないぐらい画面いっぱいに広がる海の中の世界に見惚れていました。

そしてそんな美しい映像にピッタリの劇伴がこれまた美しい…
劇伴を担当されているのは作曲・編曲家の宮崎慎二さんです。宮崎さんは全てのポケモン長編映画の音楽を担当されているというとんでもないお方です。(私にとって神様的存在)(というか日本の子ども達で一度も宮崎さんの楽曲を耳にしたことない人いないんじゃないんかと思ってる)
そんな宮崎さんの生み出した音楽はポケモンの世界に自分が入って行ったような気持ちにさせてくれ、それがもうたまらなくワクワクしました!!

そしてストーリー。憧れていた世界がそこには広がっていました。子どもだけで旅に出て行きたいところに自由に行ける。サトシたち自分と同世代の子たちがスクリーンの中でポケモンや仲間たちと協力しながら困難を乗り越えて行く姿に自分もなんだってできそうな気持ちになりました。

劇中での大人と子どもの関係も好きでした。サトシはまだ10歳の子どもですが周りの大人が変に子ども扱いしていないというか1人の人間として接しているのが伝わってきたのも子ども心になんだか嬉しかったです。

中でも特に記憶に残ったのは船乗りのおじさんたちが迷うサトシたちに背中を押す言葉をかけるシーンです。実際に声をかけられたのはサトシたちなのに自分がその言葉をもらったように心が熱くなったのを今でも覚えています。

そんな風に映画に感情を委ねながら最後まで集中して映画を観終わりました。
そして帰りの車の中で「来年の映画も楽しみだね」なんて話をして来年の夏休みの予定が1つ決まったのでした。

当時の入場者プレゼント。宝物です(*^^*)

そして現在


時が流れてあれから18年。大人になった私は今もポケモン映画が!大好きです!!
楽しいときも嬉しいときも悲しいときも辛いときもどんなときでもポケモン映画が観たくなります。ポケモン映画のおかげで楽しい思い出がたくさん出来ました。人生がポケモン映画と共にあるといっても過言ではありません。そんな気持ちをこれからここで叫んでいきたいと考えてます。

ポケモン映画は現在2020年公開の「ココ」から新作の公開が止まってしまっていますが好きな気持ちに変わりはありません。私の今の夢は新作のポケモン映画が制作されること。そしてその感想をたくさん書くこと。それまでたくさんの好きを発信していきたいです!

またいつか日本の夏にポケモン映画が帰ってきてくれますように。その際は時間の限りたくさん劇場に行きたいです💪🔥

最後まで読んでくださりありがとうございました(^^)










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