夜間作業から解放!EC業務自動化ツールの魅力

こんばんは。Monicoです。

これまで少し未来のECについて語ってきましたが、今回はささやかながら、EC業務の一部を自動化した事例をご紹介したいと思います。

皆さん、「自動化」と聞くとどんなツールを思い浮かべますか?
「Power Automate」や「Google Apps Script」など、便利で強力なツールが頭に浮かぶかもしれません。これらも確かに素晴らしいのですが、ECショップの業務視点から見ると「あともう少し…」と感じる部分もあるのが正直なところです。

そこで、今回は「TePs(テープス)」というEC特化型のノーコード自動化ツールをご紹介します。


TePs(テープス)とは?

TePsは、ECショップ向けに作られたノーコード自動化ツールです。Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、Qoo10など、主要なECプラットフォームに対応しており、プログラムの知識がなくても簡単に操作できます。また、ネクストエンジンなどの受注管理ツールや、メール・LINEにも対応しているため、幅広い業務で活用可能です。

当社でも、TePsを使って注文完了後に自動でお客様へサンクスメールを送るなど、さまざまな自動化を実現しています。
今回はその中でも、楽天市場での「お買い物マラソン」対応を自動化した事例を詳しくご紹介します。


楽天お買い物マラソン対応の課題と解決

楽天市場では、毎月2~3回開催される「お買い物マラソン」という大きなイベントがあります。
これに合わせて商品画像を切り替えたり、商品情報を更新したりすることは、集客のために欠かせない作業です。
しかし、その開催時間は夜20時開始や深夜2時終了など、不規則で夜間に集中することが多いため、対応するスタッフには大きな負担がかかっていました。

TePsを導入することで、夜間の更新作業を自動化することに成功しました。事前に設定したスケジュール通りに、商品画像や商品情報を自動で切り替えることができるので、夜中まで待機する必要がなくなり、スタッフの負担が大幅に軽減されました。これまで夜間に行っていた作業がなくなるだけでなく、翌日の出勤時にもスムーズに業務が進むようになり、全体の業務効率が向上しました。


TePsの無料版も試してみて!

今回ご紹介した定期実行の機能は有料版でのみ利用可能ですが、TePsには無料で使える機能もたくさんあります。
例えば、受注確認メールの一斉送信や特定の受注伝票の検索といった基本的な自動化機能は無料で利用可能です。

さらに、TePsにはテンプレートも豊富に用意されているので、それらを試してみるだけでも業務改善のヒントが見つかるかもしれません。
無料版でも十分に使える機能が揃っているので、まずは気軽に試してみてくださいね。


まとめ:自動化が生み出す新しい可能性

TePsのようなノーコードツールを活用することで、EC業務の効率化だけでなく、スタッフの負担軽減や時間外労働の削減といった大きな効果を得られます。さらに、自動化がもたらす余裕のある時間を、新しいアイデアを考えるための時間や、販売戦略に注力するための時間として活用できるのも大きなメリットです。

自動化の第一歩として、TePsの無料版を使ってみることをお勧めします。きっと、自分の業務にピッタリな改善方法が見つかるはずです。未来の働き方を見据えて、ぜひ自動化の可能性を広げていきましょう!

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