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初めての打ち合わせ、そして建築士

初めての打ち合わせはドキドキしながら向かいました

「分からないことが分からない」状態でしたが、自分なりに疑問点を箇条書きにスマートフォンの、メモに作っていきました

電話でお話したご担当者は丁寧に分かりやすく疑問点にもお答え下さいました。男性でしたが、女性だろ、となめてかかってくるようなところ、圧迫感もない方で態度だったのにはホッとしました。

残念ながら不動産や金融関係では年齢問わすそのような対応をされる方がいるのを経験してきたので。
この問題はハウスメーカー周りでも度々露呈し、改めて日本はまだまだ「男尊女卑」的な姿勢が老若男女問わず、会社の大小問わずあるのだなと今回痛感しました。これはまた改めてコラム的にまとめたいと思います。

またお金のお話も売却価格の幅、仲介手数料(2%)という数字についてもしっかり確認できました。
苦手分野ですが、とても大切な部分です。

結果、まずすべきなのはどのように土地を売るかという分割方法を決めることでした。色々な分割の方法がありました。

ちなみに、敷地は南向き四角に近い少し横長の形で片側が私道、片側は別のお宅の占有道路になっていました。(これもよく分かっていませんでした)

それを分割する方法は下記のいずれかになるとのこと。
それぞれの案とメリット、デメリットも教えていただきました。

■A案■
旗竿(ハタザオ)」と呼ばれる接道面をとるために通路を作る部分と、接道が取れている四角い土地にする方法。接道を土地の東西いづれか可能性があります。
→自分がどちらに住むか、どのような建物を建てるかによって条件が大きく変わってきます。この後ハウスメーカーにも相談することになるのですが、その際には各社対応、ご提案が別れた部分です。
◆メリット◆ 
自分の建てたい家にふさわしい形の土地を選べる自由度、広いリビングがどうしても欲しい場合はこちらになります。
また接道面が広く取れるので車がある場合は駐車、洗車などの自由度もあります。土地として今後売る場合にもこちらが高く売れます。

◆デメリット◆ 
1. 自分がどちらに住んでも旗竿の通路部分があるので、販売した土地の家との接地面が広くなる。
→隣との問題は関係性しだいではありますが、境界線の確認や、塀をどちらが作るのか、直す時の問題を決めておき場合によっては話し合いが必要になる、また、子供や車などの問題がおこる可能性が生じます。
2. 旗竿部分が発生するため、そちらを売る場合には面積の割に家の面積が小さくなるので土地売却価格が下がりがちになる。
→自分が旗竿に住めば解決するが売った土地の部分の家の後側になってしまう。

■B案■
中央から2つに分割する。
→東西の大きさを調整可能ですが、いづれにしても土地は縦長気味になります。
◆メリット◆
土地の売却価格はA案より高く設定できる。
◆デメリット◆
どうやっても縦長の、「うなぎの寝床」的な形になる。

今回の家作りを考え始めてから歩くときに家の形、敷地の形という今まで考えたこともない点を気にするようになりました。そうして歩いていると新しい家はこの縦長の土地に建っていることがとても多いことにも気がつきました。
確かに考えて見ると、住み替えを考えていた時に見た家もこのタイプがとても多かったことに改めて気がつきました。(←遅いですね)

そして、私がイメージできずにいるのを察っしていただいたようで次の時にはお抱えの設計士さんが同席され、家の可能性について教えて下さいました。これはとても助かりました。
その上で、AB両案の案をいただき、結果的に私はB案を選びました。

この理由は、下記の通り
1.  どんな方が購入されるか分からないのでトラブルを極力避けたい(最勝寺の売却で問題がなくても、住人が変わる可能性があり、その際にいちいち境界問題に悩まされたくないと思いました)
2. 土地の売却価格の範囲で家を建てたいので高く売れる方が良い
3. 自分がどちらに住むとしても縦長の方がストレスがないと感じた←最大の理由はこちらです

さらに決定的となったのは不動産会社の方がドローンを飛ばして確認して下さり、3階建てのルーフトップからだと海が見えそうという新しい気付きでした。確かに昔向かいに家が建つまでは花火が少し見えたことを思い出しました。
これは私にとっては大きな魅力で、一気に建てるワクワクと新しい家のイメージがわくことになりました。
このためには旗竿だと後側でないと売れそうにないなと思ったこと(不動産屋さんも動きは鈍化するだろうというご意見でした)、前の家の位置のこと等もかんがみて縦割りがよいと決断できました。

そして、大切な売却時期ですが、やはり早めに売って年内にできれば建て替え完了したいとぼんやり思うようになりました。何せ家を建てる期間がどのくらいあるかも分からず始めた今回の計画、時間的なイメージが何もできなかったのです。

ただし、埋蔵物問題がクリアできて(鎌倉特有の問題です。出てくると調査の義務があり、費用も試掘以外発生してしまうのです)、その時点ではすべて未定の建築計画次第であることが分かりました

私はこの時点で家を建築士に頼むいわゆる注文住宅にするのか、ハウスメーカーにするのかまだ決めていませんでしたし、その違いもについても何も知りませんでした

そこで、その後すぐ住宅展示場を回る日を作り、壁や床、構造について、価格や条件について情報収集をすることにしました
建築士の方にもそのことをお伝えして次回の打ち合わせまでに私ももう少し希望を言えるようにするとお伝えしました

次回はハウスメーカー8社の印象と(私の好みでの)取捨選択、設計士と建築家、についてお伝えします

読んでいただき、ありがとうございました。

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