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教員の一人時間の過ごし方

人生において、仕事とプライベートのどちらを重視するか。
そのバランスは人それぞれ異なると思う。

プライベートより仕事の重要度が高い場合、プライベートの時間は仕事に備えるための休養という位置づけになる。
仕事よりプライベートの重要度が高いと、平日の夜や土日を楽しむ時間とエネルギーを確保するために、仕事は自然とセーブするだろう。

私はというと、仕事とプライベートを、同じくらい大切なものと捉えている。
重要度で言うと50 : 50。時間としては仕事の方が圧倒的に長いが、自分の中の価値は、完全にイーブンなイメージだ。
わがままかもしれないけど、「プライベートを思い切り楽しめない自分」も、「仕事を頑張っていない自分」も、どちらも嫌なのだ。
どちらかがおざなりになると、幸福感が下がる自分がいる。

結局は、個人が納得できるバランスを見つけることが大切なのだろう。
しかし、現代社会では、望んでいないのに、仕事から多くの時間とエネルギーを吸い取られている人の方が多い。
拘束時間は変えられない場合も多いし、全く残業しない企業を探すのも大変だ。
業務上ストレスフルな場面が多い職種の場合、仕事の不安がプライベートに侵食してくることも想像できる。
つまり、個人の価値観に関係なく、人生における仕事のウエイトが大きくなりやすいと思うのだ。

だから、要するに「限られたプライベートの時間を、いかに上手に楽しく過ごすか」が、人生のバランスを取る上で重要になってくると思う。
(ものすごく当たり前のことを、回りくどく説明してしまった気がする)

ということで、今日は個人的に良かったプライベートの過ごし方(主に平日の夜に一人で過ごすとき)について書いてみようと思う。

①運動をする

運動というとダイエット目的で行う人が多い。
しかし、私は純粋に将来の健康のため、そして精神衛生のために行っている。

平日の夜に週2~3回、Youtubeを見ながら運動をしている。
運動といっても、簡単な有酸素運動や筋トレを20~30分程度しているだけだ。
少し面倒くさいものの、平日のメンタルに多大な良い影響を及ぼすと感じている。

まず、息が上がっているときにネガティブなことを考えるのは意外と難しいので、仕事で嫌なことがあっても、自然と考えなくて済む。
純粋に、「気分の良くなる暇つぶし」としてエクササイズはおすすめだ。

そして、終わった時の達成感も強い。
仕事もして運動もするなんて、自分はなんてえらいんだ!という気持ちになれる。
さらに、習慣をトラッキングするアプリを使えば、日々小さな達成感を感じることができる。

また、平日にエクササイズすると、体が程よく疲れるので、たとえ不安なことがあっても、すぐに寝付ける。
よく眠れると、翌日もご機嫌で過ごせる。

エクササイズは、痩せようが痩せまいが、心身ともにいいことだらけの暇つぶしであるように思う。

②楽しみな連ドラを見つける

私は、NetflixやTVerで、楽しみになりそうな連ドラを見つけておくようにしている。
続きが気になるドラマがあると、たとえ一人だったとしても、わくわくした気持ちで家に帰ることができるからだ。
そして、家に帰ってからの楽しみを持っていると、ダラダラ残業することなく、効率的に仕事を終わらせようという気持ちになる。

そして、ドラマは一度集中さえしてしまえば、他のことを考えられなくなる点もすばらしい。
無駄なことを考えることなく、あっという間に2~3時間過ごすことができてしまうのだ。

ちなみに私は、プロジェクターで壁に投影してドラマなどを鑑賞している。
ローソファに寝転びながら、高音質のプロジェクターでドラマを見る時間は至福のひとときだ。
家をお気に入りの空間にするのも、案外大切なのかもしれない。

③カフェで本を読む

仕事帰りにカフェに行って、本を読むのも中々良い。

教員をやっていると仕事で散々頭を使うので、読書は多少おっくうに感じることもある。
しかし、②と同じく、物語に没頭することによって無駄なことを考えられなくなるという利点は、やはり大きい。

そして何より、読書の良さは「充実してる感」がえぐいことだ。
読書だって、言ってしまえばただの娯楽にすぎないのだが、
なぜか、他の娯楽と比べてすごく生産的なことをしている気持ちになれる(なぜだろう?)。

そして、夜のカフェでは、昼間や休日のカフェでは感じられない、静かで大人っぽい雰囲気が味わえるのも魅力だ。
また、住んでいるエリアにもよるだろうけど、夜のカフェは基本空いている。
静かな環境で、ゆっくり落ち着いて過ごすことができるところがいい。

たしかに、読書は疲れる。
しかし、多少エネルギーが余っている日には、カフェで軽く読書して充実感を味わうのも中々楽しいと思う。

④銭湯に行く

平日の夜に銭湯に行く最大のメリットは
「強制デジタルデトックス」になるという点である。

ただでさえ仕事でパソコンばかり使っているのに、
特に疲れている日なんかは、何も能動的にする気が起きなくて、ひたすら意味もなくショート動画を眺めてしまったりする。

そんな時には、銭湯に行くようにしている。
家のお風呂ではスマホやiPadをいじることができてしまうが、銭湯ではそれができない。
読書や音楽を聴くこともできない。
強制的に「何もインプットしない時間」を生み出すことができるのだ。

そして、体が温まると気持ちも上向きになる気がする。
お風呂上がりのぽかぽかした体で、涼みながら外を散歩しているとき、
ネガティブなことを考えるのは不可能に近いと思う。

おわりに

自分のお気に入りの一人時間の過ごし方を、備忘録的に書いてみた。
私はこれらの行動をすることで、平日の夜に一人で過ごすときも、そこそこご機嫌でいられているような気がする。
これからも、自分の機嫌をとる方法をもっともっと発見していきたい。

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