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資格で自分を振り回す。7 転職なんてしたくない。

こんにちは、次で転職8回目となる薬剤師です。
先ほどこんな記事を見かけました。

まさに私が今の今思っていることと共通する部分が多い記事でしたので、ご紹介いたします。
きなこさんの記事で触れられている「テンプレの薬剤師」は大きく分けて薬局と病院と企業のどこかで働くというものでしょう。
全て薬剤師免許が必要となります。
私もそうだと思っていました。
だから「何か違う」と思いながら薬局で仕事をしたり病院へ行ってみたりしました。
途中運送会社での勤務もありましたが、薬剤師免許が必要ではあったけれども全く事務仕事でしたので、それはそれで何か違うような気がしました。
せっかく取った免許を使う、けれどもテンプレの薬剤師業はまた違うように思う。
詰まるところ、自分がしたいことってなんだろう。
きっと、自分がしたいことって「普通の」薬剤師じゃないんだと思う。
それと、きっと全く別の仕事なんだと思う。
おまけで言えば、雇われってのが嫌なんだと思う。

けど、自分で仕事を始めるのにはそれなりの知識経験とお金が必要になる。
それらが不足しているのだ。
そしてそれが軌道に乗るまでも飯は食って行かなくてはならず、すぐにうまくいくなんてありえないと思う。
結局何かが足りてなくて、目的地に辿り着けていないのだろう。
あとは、自分がしたいことの明確なビジョンみたいなものが無いのも良くない。
テンプレ薬剤師は嫌だ。起業するのはお金が足りない。ビジョンがぼやけてる。
全然ダメダメな方向性だ。

いっとき、私は機械になりたいと思ったことがあった。
笑いもせず泣きもせず、ただただ作業をこなすだけの機械。
昔はそう思っていて、少し前からそれができるようになった。
けど、何にも面白く無いのだ。
そこに強いストレスがかかって、泣きたいけど泣くに泣けない状況になった時、感情としては負でしか無いのだ。
楽しく無いから。
しかも、オンオフいつでも本気で楽しいって思わなくなったので、前を向くモチベーションがなかったのである。

本当は転職なんてしたく無い。
場所を変え、やることも少し変わって、新しいこと覚えて、大変なだけなのだ。
数年働けばその場所の大方のことはわかるようになり、できるようになる。
けど、なぜかそこにいられなくなって、塞ぎ込んで、やめてしまう。
ダメな大人の代表かもしれない。
こうやって後ろ向きな考えだから大体うまく行かないで過ごしてきたのだろう。

最近はやっとちょっと前を向けるようになったので、じゃあ具体的にどうするかを考えたとき、週の中で楽しいと思える時間を増やすことを考えた。
収入が減っても、毎日労働するなんてのをやめるのだ。
現状のイメージとしては、週3か4で機械薬剤師をやる(不本意)。
残りの日はどこかの夜の店でバイトする(バーとか)。
そううまくは行かないかもしれないが、自分のご機嫌とりにはそれが最適だと思う。
バイトの給与はおまけであって収入には含まないよう考えている。
自分の居場所は夜の街にこそあると思っている。
そうすればきっと楽しいって思いながら生活できると思う。

人と関わることは好きなような嫌いなような。
でも好きが強いんだと思う。
だから、自分の居場所で、必要とされながら、人と関わって生きていたい。
必要「とされるように」働くってのは、自分を殺しながら働くってのと同義だと思っているので、すでに必要とされている場所があるなら、私はそこで働いてそこで死んでいきたい。

宝くじが当たったら全部叶うのになー、なんて思いながら過ごしている。

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