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あゐのを祭@川口小児科 10月19、20は鯖江に行こう

あゐのを祭@川口小児科


10/19,20に鯖江にある川口小児科にて、あゐのを祭を開催します!

当日は飲食ブース、子供向けお絵描きコーナーなど様々なコンテンツが盛りだくさんです!

解体される病院を最後に使い果たします!

ぜひご来院ください

あゐのを祭とは、、

あゐのを祭とは、建物の解体祭です。
何十年もその土地で地域の人々の生活、活動に関わってきた、支えてきた建物が使われなくなる、新たな買い手のもと、新しくなる。そうなった時に建物は簡単に解体されます。

しかも、解体されるときは一瞬で、気づいたときにはもう跡形もなくなってしまいます。もしそこに大きな思い出があった場合、それはあまりにも寂しいことです。

進学のため、就職のため、まちを出て、長期休みに帰ってきたときに大好きだった地元の場所が失われていたら、、、
いつも遊んでいた場所が、思い出の場所がしばらく見ないうちに更地になっていたら、、、
その土地と同じくらい、いやそれ以上に心にもぽっかり穴が空いてしまうのではないでしょうか?

地域の人々が集まる、居場所になっていた建物が寿命を迎える前に、しっかりと感謝の気持ちを込めて、地元の人々とともに何かできないか、、、

やっぱり最後はお祭りでしょ!!

新たな建物が建てられるときには儀式、お祭りがあるのだから、解体にもお祭りがあってもいいのではないでしょうか??
ただただ感謝とリスペクトを持って最後にこの建物を使い果たすようなお祭りがあってもいいのではないでしょうか??

また、当日は解体された後に建てられるものを迎え入れる場でもあると思います。
地元の人々がその場所の思い出を懐かしみ、お別れを知り、新たなものを受け入れるための時間でもあります。
解体されて終わりではなく、解体される建物、その後に建てられる建物、ふたつの別々のストーリーをつなぎ、継承していく。

今回のテーマは『愛と継承』です。

解体される建物への愛。そして継承。

この二つが全く別の建物を繋ぐだけでなく、地域の人々にその土地の記憶として残し、人々を繋ぐ場所になる。


川口小児科あゐのを祭


さて、あゐのを祭の説明が長くなりましたが、今回の開催地は、鯖江市にある川口小児科です。
普段活動している大阪府豊中市庄内から電車で3時間くらいの場所で行います。

なぜこんなところで??

実は、前回あゐのを祭を開催した豊中市庄内のビルのオーナーさんから紹介いただきました。

川口小児科はオーナーさんの旦那さんの実家だそうです。
旦那さんのお父様が先代と二代で45年に渡って診察してきた歴史ある病院です。

2024年3月をもって閉院しており、今年中に解体する予定でした。
地域に根付いた、地域に愛された小児科が解体されるということで、最後に感謝を込めてお祭りをということで今回のあゐのを祭を開催いたします。

これまで鯖江に縁がなく、その土地に思い出があるわけではないですが、建物の解体祭への熱はあり、この素晴らしさ、面白さを知ってほしい、共感してほしいと思い、今回、鯖江、川口小児科さんでのあゐのを祭を行います。

僕たちにとって鯖江は地元でもなんでもないですが、地域の若者の力を借りたり、実際に病院で診察されていた小林さんのお話をしっかり聞いて、地元の人々の川口小児科での最後の記憶を作っていきたいと思います。

このnoteで随時イベントの詳細、出店者紹介などを行っていきます。

当日は是非足を運んでみてください。

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