PR♥ISM-Iヴェールの皮算ノート
せまる7/5、ついに明日はリリカルモナステリオの新弾の発売日になります。その前に一番最後に公開されたPR♥ISM-Iヴェールの構築と動きについて考察していきます。
ヴェールの基本ギミックと強みと注意点
ヴェールの強み
さて、ヴェールの最大の特徴はやはり効果①に記載されているスペリオルライド効果になる。後攻3ターン目からペルソナライドができ、先攻4ターン目からは2回ペルソナライドを行うことができる。
それによって得られる攻撃力は実に高く前列にターン中+20000。適当なトリガーユニットですら13000のヴァンガードに15000要求が取れ、+パワーのないユニットを縦に並べても38000~41000としっかりとしたラインを作ることができる。
そのうえでアタック回数を1回増やす効果を持ち、この効果にはPR♥ISMの指定がないことから、デッキを構築するうえでかなり自由にカードを選ぶことができる。ヴェールを中心にいろいろなデッキを組もうと思う人が多々現れること間違いないだろう。(多分
注意点
ヴェールを主役に構築するなら、必ず「2回」ペルソナライドをすることを目標にしなければならない。考え方によっては、ヴェールの効果で「最低限毎ターン1回ペルソナライドをできる。」という考えができ、下記で紹介するサポートカードを使えば難しいことではないかもしれないが、自由にカードを選んだ際にこの基準を忘れてそのサポートカードを減らそうなどと考えてはならない。
なぜならば
ペルソナライドを確定で行えて・・・
Vの効果で4回アタックができ・・・
デッキに自由度がある・・・
だけならば
クイックスタートデッキのマリレーンでいい
なんなら、EB4でバウンスコールできる点でマリレーンのほうが器用まである。必ず、2回ペルソナライドを目指そう。
ヴェールのサポートカード
デッキを構築するうえで重要なカードはこの2種になる。
クリアは確定サーチ、ペトロニーユは7枚見てのサーチだが、クリアをサーチできる点で重要だ。それぞれ登場時効果のため、ヴェールで出しなおしたり、どうせ採用されるであろうフランセット・ユイカでバウンスして使いまわそう。特にクリアはCBを使わない点で実に優秀。
一緒に公開されたライドラインのアクア、セドナも同じ役割だが割愛する。
専用サポートのローザは、高火力でアタックし、相手手札を切らせる要因となり、CBが余っていれば1枚引けるいぶし銀。
他2種類あるが、必須カードではないため割愛。
ヴェールはここまでで記載している通り、「必須」となるカードはクリアのみであり、それをサーチするペトロニーユ、ペトロニーユに引っかかるローザ以外は大体自由にできる。
リリカルモナステリオには、いくつか条件を基準にしたカード群があり、それらを混ぜることで個性を出していけると考えられる
例えばこんなヴェールデッキ
目指せ5回目のアタック
4回目のアタックだとふーん、となる昨今だが5回目のアタックが作れると強いのでは・・・・?と評価が変わる。ヴェールで5回目のアタックを作る方法はいくつかある。
とりあえず、このノートを読んでいる人も思いついているであろうフルーレティ。ヴェールの効果②をトリガーに手札のG3を盤面に出せる。
ヴェールは2回ペルソナライドを行うために、少なくともヴェールを1枚~2枚手札に抱えておかなければならないため、盤面に出すG3に困ることはないだろう。盤面に出したヴェールはフランセット・ユイカで手札に戻そう。
次点で手札から捨てられたときに空いている盤面に出てこれるユスティネを使用すること。空いている盤面はローザをヒットさせて作ることもできるだろうし、ユイカ・フランセットで作ることもできる。ヴェールの効果でクリアをコールし、クリアの効果でペルソナ用のヴェールを手札に加えつつ後続のアタックを用意しようという算段。個人的に最低条件のペルソナ回収の片手間にできる点で優秀なのではと思っている。
パワーが若干低く感じられるが、例によって単騎26000は出せるのだから十分だろう。
ヴェールでミリアを盤面に出し、エメラインをデッキからコール。
やはり盤面を開けておく必要があるし、エメラインがデッキから出ないと出てこないため先に引いてしまうと割とどうしようもないができなくはない。
運ゲー
D期最初期には、エレオノーレでトップを固定し、シーヤで確定コールするとかもやったなと思い返している。カイリ軸でやったなぁ。
とここまであげたユニットを採用することでいい感じにアタック回数を増やせたらいいなと。
白翼軸
白翼とは、本来、アレスティエルに所属するキーワード効果であり
「バインドゾーンにあるカードがすべて奇数グレードなら効果を発揮する」カード群である。いままでも自由枠にカードを詰めるとなったときに、よく手を付けられたテーマであるが、今回のヴェールは実に相性がいい。
主な白翼デッキはライドラインにアレスティエルを採用し、バインドゾーンが狙ったグレードになったら手札からライドするか、図5のエルケエルをバインドして条件を達成するという手順を踏む。
このエルケエルは「ヴァンガードが登場したときに」バインドされるため、ヴェールのスペリオルライドとは非常に相性がよく、今までのタッチ白翼デッキとは一線を画す。
また、その白翼状態になったときにできることとも相性がよく
エリムエルでリアガードを両ライン☆+1することができる。
ヴェールは高火力4回アタックという強みがあるが、実のところ淡泊であり、とりあえずヴェールのアタックと☆トリガーをめくったところをしっかり守っておけばまあまあ何とかなりそうというのをこのユニットでケアできる。
先に☆2にしたエリムエルでアタックし、エリムエルをヴェールで手札に戻し、再度場に出す・・・という行為をすると、再度出てきたエリムエルは☆2、まだアタックしていないラインは☆3にして攻めるということも可能。
この動き自体がCB1×3で行えるのが軽いのか重いのかはわかりかねるが、動き自体は面白いなと思える。
その他
その他、比較的達成難易度の低い「友達」や難易度の高い「全力」、白翼の対であり、除去やソウルのヴェールを回収できる「黒翼」などで組んでも面白いかもしれない。エレオノーレ・シーヤで最初期を懐かしみたければ、「ゴースト」でまとめてもいいのでは。
最後に
とりあえず、オーソドックスに組んで使用感を確かめてから邪道(仮)に手を伸ばしてみたいなと思う所存。
もし、今回のノートを読んでまだ見ぬ(発売前だから当然)ヴェールの可能性を感じられたのなら幸いです。
個人的には、最近白ルキエが登場しているし、将来的にTOPにしている「あのカード」が出てきたときにこういう効果にしたのかなぁって思ったり思わなかったり
今回はここまで。皆さんの箱からLSRが出てきますように。
御清覧ありがとうございました。