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発達ゆっくりさん。小学校にむけてできること
我が子の発達がゆっくりな気がする。
発達の指摘をうけて療育に通っている。
そんな親御さんにとって小学校という場所は心配事の一つではないでしょうか。
私の娘は、小学校二年生の夏休み明けから不登校になりました。
そして、4歳の息子は全体的に発達がゆっくりなため療育に通っています。
娘が小学校に入る前、もっとできることが山ほどあったのに。。
と、反省してやまない私が、息子の就学に向けてできることをまとめてみました。
※あくまで我が家の一例なので、当てはまらない方もいらっしゃると思います。温かい目で見ていただければ幸いです。
無理に学習させない
我が子は発達がゆっくりだから少しでも学習を進めておかないと。
親御さんからすると、学習が遅れる不安からいろいろ先回りしたくなるのではないでしょうか。
とてもお気持ち分かります。
娘の時、私もそうでした。
しかし、私の子供たちのように発達に特性があったり、ゆっくりだったりする子は、保育園、幼稚園に通うだけでも想像以上に疲れています。
また、年長になると出来ることのハードルが上がったり、行事ごとが増えたりするのでさらに疲労困憊です。
そんな中、小学校にむけて苦手な勉強をさせてしまうと
どんどんやる気がなくなりしんどくなる→できないから親から怒られる→さらに勉強が嫌いになる
という負のループに陥りがちです。
私の場合、怒らないでおこうと決めていたのに怒ってしまうことが度々。
もちろん、楽しんで出来る学習方法を見付けられたらいいのですが、基本的に家では日頃の疲れを労い、ゆっくりさせるのがいいと思っています。
家で充電してまた頑張れる。
家はそんな場所でありたいです。
得意を伸ばしてあげる
私の娘は、工作や絵をかく事が得意ですが、運動や字を書く事が苦手です。
得意なことを伸ばしてあげればよかったのですが、以前の私は苦手を克服させようと努めていました。
その結果、自己肯定感がどん底に下がり、得意なことをするエネルギーさえなくなってしまいました。
今となれば本当に反省しています。
最近になって、工作や絵を描きだしたので少し安心。。
ですので、息子に対して、休みの日や家にいてるときは得意なことをとことんやればいいと思っています。
それがゲームであってもいい。
苦手と向き合って自分のことが嫌いになるくらいなら、得意なことを伸ばして、自分のことを好きになってくれた方がいいのです。
自分に自信を持つことができたら、苦手なことにも挑戦できるかもしれません。
我が子の特性や困りごとを説明できるようにしておく
小学校は、保育園、幼稚園と違い、先生とのかかわりが格段に少なくなります。
ですので、こちらから我が子の特性や困りごとを伝えて理解してもらわないことには中々伝わりません。
娘の時は、私自身、娘の発達特性を全く理解できていなかったので何も先生に伝えることはありませんでした。
困りごとがあっても、みんなできていることだから。。と、深く考えることなく過ごす日々。
娘が不登校になるだなんて思いもしませんでした。
この経験から、我が子の得意なこと、苦手なこと、困っていること等を保育園や幼稚園の先生とたくさんお話されておくことを強くオススメいたします。
家での困りごとが少なくても集団になると困ってしまうことがあるかもしれません。
息子の場合は、療育に通っているので、定期的に面談があったり、専門家からの視点でいろいろとアドバイスをいただいています。
小学校にむけて、先生に伝えられる情報はたくさん持っておきましょう。
納得いくまで進路を考える
発達がゆっくりな息子は、保育園に通うことがとてもしんどい時期がありました。
朝から泣きじゃくり、家でも不安定な日々。
療育や保育園の先生と何度も何度も話し合い、今に至っています。
成長と共に最近は落ち着いてきましたが、小学校ではどの環境が過ごしやすいのかを考えるようになりました。
普通学級?育成学級?
以前の私ならば、できるだけ普通学級に行かせたいと思っていたことでしょう。
しかし、今の私は、娘の不登校を経験し、本人がイキイキと過ごせる場所ならどこでもいいと思っています。
育成学級を見学させてほしいと学校に伝えると快く案内してくれました。
自ら動かないと情報は取りにくいですが、動いてみると親切に教えてくれることが多いです。
納得いくまで見学させてもらったらいい。
納得いくまで情報を集めたらいい。
答えがないからこそ、後悔しないように、たくさん悩んで動いて答えをだしていきたいと思います。
息子の成長と共に、決めた選択が変わってくることもあるでしょう。
その時はその時で、柔軟に考えていくつもりです。
まとめ
今から思うと、娘が不登校になる前にできることはたくさんありましたし、知っておきたかったことが山ほどあります。
発達の特性があったり、発達がゆっくりな子供にとって学校はつまずくポイントが人より少し多いかもしれません。
だからこそ、わが子のことを説明できるようになって、先生方に理解していただくことが大切です。
学校で頑張るのは本人。
しかし、頑張れる環境づくり、少しでも居心地よい環境づくりをすることは、親として手助けできるはずです。
絶対大丈夫!
娘の反省点と向き合いながら、息子の就学にむけてできることをやってみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。