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今日の表現アートセラピー

受講しているコースの2が本日終了しました
とても意味深い3ヶ月間でした
色彩心理を学んで十数年
支援職として人の話を聴く仕事をして数十年
自分にとっての、この新たな学びは
原点に戻っての自己理解の旅
決して知ったかぶらない
それが目標でもあります
どれだけ出来ているかは分からない部分もありますが
とても有意義な時間でした
来年はコース3に進む予定でいます
親の介護があるので・・・予定は未定な毎日ですが
何とかなる、何とかする意気込みです

今回のコースの作品達

今回の作品を並べてみてwritingをしました
作品は必ずしも時系列ではなくて
自分が思うように並べて物語を紡ぎました
その文章・・・ちょっと恥ずかしいですが
ここに載せてみようかと思います
物語は自分自身ですが、ここでは彼女という3人称になっています

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彼女の心は混沌として何もかもがこんがらがっていた
時に怒りや憎悪がわき上がってくる
自分が大切にしているもの、心の中の柔らかい部分は
誰も寄せ付けないように堅い壁で閉ざしていた
外から入り込まれない安心はあったが、その堅いガードのせいで
自分から外に出ることも出来なかった

ある日、そこに小さな穴があいた
そのきっかけは率直になれる人と場があったこと
素直な気持ちを伝えることができたこと
小さな穴から、スルスルと何かが流れ出た
澄んだ水の流れに乗って
自分の心の中に溜め込んだものが次から次へと流れ出た
流れ出た数々の思いはゆっくりと広がり、大きくなって
あるとき花火のような輝きをもってパーッとはじけた

そこで彼女が見た物は、穏やかで平和で心地よい世界
これまでため込んで来た怒りや悲しみ ネガティブな出来事や感情さえ
キラキラとした宝物のように見えてきた
それらを1つずつ集めて、彼女はゆりかごの中に1つずつ大切にしまった

彼女は人の話を聴く仕事をしている
世の中には色々な事がある・・・
知っていたつもりだったが、受け容れられないこともたくさんあった
それらを今、改めて見つめようと思った

ものごとを優しく受け止めるために、彼女は常に原点に帰ること、
そして物事の中心(本質)を見極める事を忘れないようにしようと思った
大地に根を張り、空に枝を広げながら、しっかりと立っている。
そして彼女は真ん中ではなくて、中央から少し離れて立っている
そこに訪れる人のスペースを空けて待っている
そして、訪れた人が真ん中になるようにと考えている

彼女は自分の知らない未知の世界がまだまだあると思っている
それはどんな世界なのかワクワクしている
トンネルの向こうに光りが見える・・・
その図は・・・好奇心に満ちた瞳のようにも見えている

それを抜けたら更に遠くの世界が見えるかもしれない
もっと遠くの視点から今を俯瞰してみることが出来るかもしれない
ドラゴンの背に乗って、あるいは自らが羽ばたく翼をもって
飛んでみたいと彼女は思う

大好きな物を携えて自分らしく
そして全てが必然という確信をもって
「今日もご機嫌で行こう・・・」そんな言葉がふと出てきた

自分の作品のアップは許可を頂いています
表現アートセラピー研究所
https://www.reservestock.jp/page2/index/47794


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