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たまっていく子どもの作品ってどうしてる?保管方法をディレクションしてみた。

こんにちは。アートディレクター狩集です。前回の記事では、赤ちゃん用のおもちゃってかわいく作られているけど、あえてかわいくしないほうがいいおもちゃもあるのでは?というお話をしました。今回は年少さん以降のお子さんを持つ方に多いと思われる、「幼稚園・保育園から持ち帰ってくる子どもの作品をどうするか?」というお悩みについて、我が家で実践、もしくは検討している解決法をご紹介します。

額縁に入れて飾る

額縁かべかけ

我が子の園では、毎年クリスマスに来年のカレンダーを作って持ち帰ってきます。年間タイプでサイズが大きく、けっこう力作だったりするので、長く飾っておけるように額縁を買いました。

これはデザインあるあるですが、同じ作品でもスチレンボードに貼って厚みをもたせたり、フレームをつけるなどのちょっとした工夫で見栄えが全く違ってきます。
ただ、いろんなサイズのアートを作ってくるだろうと思われるこの先、1つの額縁で事足りるのか?と悩みました。そこで大きめの額縁(70×50cmサイズ)を買い、額縁とアートの間にできる余白を埋める台紙(「マット」といいます)をその都度アートに合わせて自作することで、なるべく1サイズの額縁だけですむようにと考えました。

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通常、マットというのは1〜3mm程の硬くて丈夫な厚紙に刃を斜めに入れて切り込んだアートを見せる窓があるもののことを指します。
しかし、画廊でもありませんし、そんなに凝ることはありません。東急ハンズや画材屋さんで1mm厚のスチレンボード(両面上質紙が張られているもの)を買ってきて、ご家庭にあるカッターで額縁と同じサイズに切り、さらに飾りたい絵のサイズの窓を作るだけでそれなりに額装マットっぽくできます。
ちゃんとしたマットは反らないように硬いケントボードでできていますが、スチレンボードなら柔らかいので普通のカッターで簡単に切れます。マットカッター(2,000円程度でネット購入可能)なら断面を斜めにできますが、1mm厚ならまっすぐな断面でも気になりませんし、年度ごとに飾る絵が変わり、そのサイズに合わせてマットを作り直すと思えば多少反ってきても良いでしょう。
また、折り紙や道に落ちていた綺麗な落ち葉などはクリアフレームに入れて棚の上に立てかけてもおしゃれです。

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出典:https://limia.jp/idea/192888/

これは100均の普通のフォトフレームのガラス面だけを2枚使って貼り合わせたものですが、弊社がお手伝いさせていただいたお店「Standard Products」では、クリアフレームとして売っていますので、そういった貼り合わせ作業もなく、簡単におしゃれなディスプレイができます。

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写真を撮る

ポートレート

額縁に入れられない立体作品は本当に悩みます。息子は作品を捨てると文句を言いますが、「写真に撮った」と言うとなぜか納得するので、スマホで撮って「みてね」にアップしています。iPhone X以降をお持ちの方はポートレートモードで撮ると手軽にちょっと良い作品っぽく写りますよ。「みてね」を通して離れているじいじばあばにも話題を提供できて、我が家はみんなそれぞれハッピーです。

箱に入れる

メモリアルボックス

絵は額縁に入れると言いましたが、壁をフレームで埋め尽くすわけにもいきませんし、どうしたって飾れない作品は出てきます。どうしようかと思っていたら、こんな良い箱が売っているんですね。
メモリアルボックス 4個セット A2サイズも入るクラフトボックス

A2サイズのポスターも収納でき、デザインもシンプル。最近は上の写真のような無地タイプもあります。いかにも段ボールだと出しておけませんが、これなら見えるところに置いてあってもインテリアを損いません。4枚セット売りというところも絶妙なお得感。小学校6年までの作品数を考えたら、そのくらいは必要ですよね。逆に4つに収まるように厳選して保管していきたいものです。

贈り物として

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ちょっと番外編といった感じですが。
息子は年中さんになった頃から、折り紙にハマりだしました。園でも折って、家でも折って…。最初は「おお、こんなのも作れるようになったか!」と感動していましたが、どんどん作品が溜まってきて収納しきれなくなってからは悩みに変わりました。まあ大半は捨てなければどうしようもありませんが、顔を描いたものとか、ちょっとがんばったものなどは少しとっておくと意外なところに使えます。
我が家の場合は、うちの息子がじいじの誕生日にケーキの絵を描いて郵便で送りたいというので、そこに先日作っていた折り紙ちょうちょを貼り付けて飾ってみました。するとじいじが喜ぶではありませんか。おそらく私と同じく「おお、こんなのも作れるようになったか!」という感動があったのでしょう。キラキラ折り紙だったらお友達のバースデープレゼントやカードに1つ添えても良いかもしれません。くれぐれも大量に入れたりしないでくださいね…

いかがでしたでしょうか。家族が増えると物も増えます。ましてや子ども自身の思いがこもった作品だと簡単には捨てられません。成長の喜びはあれど尽きない悩みに少しでも解決のヒントとしていただけたら嬉しいです。

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