![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36744404/rectangle_large_type_2_8885efde1bdf86185cdc3da0da5408c1.png?width=1200)
新卒デザイナーの女二人でシェアハウスしてみた件
「来年一緒に住まない?」
大学の学科棟の裏、雑な喫煙所でそう言われてから早2年。
最初はどうなるもんかと思ったけれど、なんとなく良い感じに続いている我が家のシェアハウス。
こんばんは、デザイナーの尾崎です。
今回は、月15万2LDK、新卒デザイナー二人のシェアハウス事情を、ためになりそうなこともそうでないこともご紹介しようと思います。
シェアハウス検討中の、どこかの誰かに読んでもらえると幸いです。
良き距離感の話し相手
右も左も分からない社会人一年目。
同期がいない私にとって、同居人は同じ「新卒デザイナー」という境遇の良き話し相手でした。
2人ともデザイナーですが種類が少し違うので、お互いの会社の事を聞いたり、相談したり愚痴を聞いてもらったり。
名刺を初めてもらったとき、家の中で名刺交換したのは良き思い出です。
Adobeのアップデートに何か問題があると、情報をお互いに共有してトラブルを回避したこともありました。
仕事仲間ではないデザイナーが家にいるのは、よくよく考えてみると不思議かもしれません。
デザイナーシェアハウスあるある?家にMacがフルで5台。プリンターが2台。
今年の4月頃、2人ともリモートワーク推奨となり、それ以降2人とも家で仕事をしている日が週2回はあります。
2人とも会社支給のMacBookがあり、2人とも大学の時に買ったMacBookを持っていて、リビングには私は入学する時買ったiMacが音楽用に置いてある...
そしてiPhoneとiPadも合わせると、Apple製品が家に10台。
ここまでApple社に支配されるのも、どちらもデザイナーだからでしょうか。
お互い繁忙期の時は家で全く顔をあわせない
シェアハウスとはいえど、全く顔を合わせない時もあります。
2人の出社時間がずれているので、朝が早い同居人が家を出るタイミングで起き、私が家に帰る頃には相手は眠りについている。それが1週間ずっと続く時もありました。
家の中なのに、土曜の朝に顔を合わせたときは「久しぶり」なんて言ったりします。
どちらかが暇でどちらかが忙しい時、晩ご飯作ってくれると感謝しかない。
仕事をしていると、片方がかなり忙しく、片方が落ち着いている時もあります。
そんなときは暇方が晩ご飯を作って、遅く帰る相手のために多めに作っておきます。
正直めちゃめちゃありがたいです。
やっぱりコンビニで買うご飯より、手作りの方が美味しいものです。
シェアハウス特有の業務報告
今日は帰るとか、帰らないとか、個人の情報みたいだけどなんやかんや報告しあった方が気楽だという事に気付きました。
シェアハウスされる方はこまめに報告し合うのをおすすめします。
掃除と食器洗いと布巾の洗濯は気づいた人がやる
シェアハウスをするとなると、家事や掃除の分担などが懸念点だと思われがちですが、我が家の場合は当番をはっきり決めなくてもなんとなく回っています。
なんとなく気づいた方がやるって感じで今まで大丈夫でした。
同居人がよく掃除をする人だというのもあると思います。やれよって思われてたらどうしよう。
周りのうまい店の情報はシェアする。
住んでるところが飲食店だらけなので、見つけた良い店は情報交換します。
月に1,2回は2人で外食にいって、周りの美味しい店を開拓したり。お互い食事に楽しさをかなりもつ人種なので、一緒に行くとなかなか良いです。
お互いの持ってる参考になりそうな本をお互い見れる。
リビングの本棚に、学生の頃買った雑誌とか、デザインの参考になりそうな本とかを2人分入れてあります。
これもシェアハウス特有の利点と言えるでしょう。
お手製の本格カレーが振舞われる。
同居人がスパイスからカレーを作るのにはまった時期がありまして。
めちゃめちゃおいしかったです。
どっちかが何かにハマった時、おこぼれでもう片方にもメリットがある場合が多いです。
料理や本やゲームなんかは特にそう。仕事で使うアプリケーションなんかも当てはまります。
生ハムの原木とチーズの食べ比べを買ってQOLが爆上がりする
去年、お互いの誕生日プレゼントに、生ハムの原木とチーズの食べ比べをお互い買いました。
誕生日プレゼントとは言っても同じ家の同じ冷蔵庫の中にあるわけで。
生ハムもチーズも2人で食べました。
家で誰かと美味しいものをシェアできるのも、シェアハウスの良いところです。
お互いいろいろ落ち着いた金曜日には、たまに2人で晩酌する。
さっき書いた通り、どちらも食べることが好きなので夜に家でお酒を飲むこともあります。
どちらかが美味しいツマミを作って振る舞ったり。
大量のアヒージョを作ってワイン片手にお腹いっぱい食べたのは良い思い出です。
家に花を買う。
なんとなく住み始めた時から、いつもじゃないですが、無いなと思った時にはどちらかが花を買って帰ります。咲き終わった花はドライフラワーにして、家の至る所に飾ってあります。
ソファに座って2人でテレビでゲームする。
私は大体見ながら寝落ちする係です。
夜中に誰かがゲームしているのをまったり見ているのは、結構幸せな時間だったりします。
近くのバーで将来について語り合ったりする。
同じ歳だからこそ、同じような目線で将来の事を話すことができます。
別のところに住む友達だと前々から約束しないといけなかったりしますが、一緒に住んでるので、お互いの気分が合う時には一緒に飲みに行き、ゆっくり2人でお酒を飲んだり。
暮らしの価値観が合わない時は?
やっぱりどうやったって2人は他人なわけですから、偶に暮らしの価値観の違いが見える時もあります。
どちらかの価値観を変えるのはすごく難しいので、そんな時は片方が合わせるか、うまいところですり合わせるのが一番賢い解決方法です。
まとめ
もしあなたが人と一緒に暮らすことに抵抗がなく、気の合う友人とシェアハウスを検討していて、この記事にたどり着いたのなら、私はシェアハウスをおすすめします。
他人と暮らす日々は、一見何でもないようで、でも思い返すと尊く、きっと良い思い出になるでしょう。
最後に、もしこの記事を見つけたら恥ずかしいのでそっとしといてください。あとまたカレー作ってください。
前回のnoteはこちら
弊社Twitter もよろしくお願いします。